PASONAの法則

PASONAの法則とは、日本の経営コンサルタントの神田昌典が提唱した、消費者の購買を促すためのマーケティングにおける法則です。

特にダイレクトメールなどのセールスレターやWEB広告に多く拡張されています。

PASONAは以下の文字の頭文字が由来となっています。

  • P……Problem(問題)
  • A……Agitation(扇動)
  • So……Solution(解決策)
  • N……Narrow down(絞込)
  • A……Action(行動)

PASONAの法則の具体的な活用法

ダイレクトメールなどのセールスレターを書く際には、PASONAの法則を意識して以下の流れに沿って文章を書きます。

P:問題を提起して消費者にその問題を気付かせます。化粧品のセールスであれば、肌のくすみ気にならないか、改善するのに悩んでいないかなどを訴える文章にします。

A:問題をあおり立てます。その問題が解決しないとどんな不都合が起きるのかを訴えて、解決に向けて動くようにあおる文章を書きます。

So:解決策を提示して証拠も示します。問題を解決できる商品を紹介しますが、なぜ解決できるかという説得力のある証拠も示します。

N:限定、緊急、絞り込みなどで購入意欲を高めます。期間や販売数の限定などで緊急性や希少性をアピールすることで購買意欲を高めることができます。

A:購買行動(Action)を呼びかける。セールスレターの最後は購買を呼びかける言葉で締めくくります。