AIDMAの法則

AIDMAの法則とは、マーケティング用語で顧客に対するアプローチから商品販売に至るまでの過程を表している法則です。

類似の法則にはAIDCAの法則がありますが、時系列的にはAIDMAの法則が最初で、その後時代に合わせてアレンジされたのがAIDCAの法則と言われています。

AIDMAの法則の流れ

AIDMAの法則では、以下の流れで消費者に商品を認知させてから購買まで結びつけます。

  1. A→Attention(注意)
  2. I→Interest(興味)
  3. D→Desire(欲しい)
  4. M→Memory(記憶)
  5. A→Action(行動)

AIDCAの法則では4番目はConviction(確信)となっていますが、AIDMAの法則ではMemory(記憶)となっています。

時系列ではAIDMAの法則のほうが古いので、以前は商品を記憶に留めることができれば商品購入の可能性が高かったということになります。

しかし、その後同じ商品でも競合が増えたこともあり、記憶だけでなく確信を与えなければ商品の購入には結びつかなくなったと言えます。