EQ

EQとは心、の知能指数とも呼ばれていて1990年に米国の心理学者ピーター・サロベイとジョン・メイヤーによって提唱された理論です。

IQ(Intelligence Quotient)は知能指数と呼ばれていて、頭の回転の速さを表しますがEQ(Emotional Intelligence Quotient)は感情を管理して利用する能力と言われています。

EQの4つの能力

EQの能力には以下の4つがあります。

  1. Identify(感情の識別)
  2. Use(感情の利用)
  3. Understand(感情の理解)
  4. Manage(感情の調整)

1は感情を認識する能力で、EQでの最も基本的な能力です。

まずは自分の感情を正確に認識できるようにすれば、第三者の感情も認識できるようになります。

2は感情を作り出して利用する能力になります。

たとえば客観的な対応を求められるケースでは、冷静さを維持して意図的に落ち着いた気持ちを作り出す能力です。

3の能力は感情の理解と呼ばれています。

自分の感情がどこから来たのかその原因を理解して、それに対処する能力です。

4は最終段階の能力で感情の調整と呼ばれています。

他の3つの能力を使って、どんな行動をとるのが望ましいかを考え、自分の行動の方向性を決める能力になります。