AIDCAの法則

AIDCAの法則とは、マーケティングにおける顧客が商品を認知してから、購買に至るまでを法則化したものです。

AIDCAは各段階の頭文字をとったもので、他にもAIDAの法則やAIDMAの法則などがあるが、共通してAttentionとInterestのAIが含まれています。

AIDMAは以下の英単語の頭文字から成り立っています。

  • A→Attention(注意を引く)
  • I→Interest(興味を持つ)
  • D→Desire(欲しくなる)
  • C→Conviction(確信する)
  • A→Action(購入する)

AIDCAの法則を住宅購入にたとえる

AIDCAの法則の第1段階(Attention)では広告や宣伝、住宅展示場で住宅を見かけるなどを通して住宅を販売していることを認識させることです。

住宅を認識させたら次は、顧客に興味(Interest)を抱かせるようにします。

具体的には住宅の仕様を詳しく記載したチラシの作成や施工費用などを宣伝して、顧客に対して自分のニーズに合っていると思わせることが必要になります。

第3段階は住宅に関する情報を十分に得た顧客が欲しいと思うDesireの段階です。

この段階まで来ると第4段階のConviction(確信)までもう一息なので、大分購入に近づきます。

最後のActionは展示場に来店する、契約するといった行動を表しています。

なお、第4段階のCはCompare(比較)の場合もあります。

ネット販売などで比較しやすい商品であれば、ホームページなどに類似商品の比較表を提示するのもひとつの方法です。