tedukurikotoba (2563)

血が騒ぐ

【漢字】血が騒ぐ 【読み】ちがさわぐ 【意味】気持が高ぶってウズウズする気持ちをいう。 【例文1】甲子園の時期になると、元高校球児の血が騒ぐ。 【例文2】お祭りになると血が騒いでワクワクする。 【例文3】バイク音を聞くと昔の血が騒ぐ。 ケンカは嫌いですが格闘技は見てしまう自分がいます。 「血が騒ぐ」と言いますが格闘技はまさにそれで、ボクシングや大晦日の格闘技番組など、格闘技の番組はゴールデンタイムでも放送され高視聴率を獲得しています。 人間同士の戦いが非日常的なことであるということもありますが、どこか自分の内面で忘れられた闘争本能のようなものが呼び起されている気もするのです。 また、テレビの企画などで面白い番組を見つけたときにも血が騒ぎます。 「K-1」に代表される格闘技ブームは落ち着きを見せていますが、最近では「亀田興毅に勝ったら1000万円」という番組が放送されることを知り、久しぶりに私の中で、血が騒いでいるのを感じています。 元ボクシング世界チャンピオンが一般公募から選ばれた人々とボクシングで対決するというハチャメチャな企画で、もしも勝利することができれば挑戦者に1000万円が支払われます。 地上波ではなくネット番組での放送ということですが、素人と元プロボクサーの対決が一体どのようになるのか結末がわからない面白さがあります。 地上波ではあまり見られなくなりましたが、このようなむちゃくちゃな企画や、くだらないけど面白そうな「血が騒ぐ」番組をもっと見てみたいです。 毎年夏になると近所の神社でお祭りがあり、一般の屋台や自治会が行う、安いお店などが出店されてそこそこ賑わいます。イベントは幾つかあって、愛好家の人達が太鼓や笛で演奏をしたり、子供達が喜ぶ宝探しなどがあります。 このお祭りのメインイベントは、町内の道路を通行止めにして行なう、お神輿です。中型のお神輿を子供や大人30人位で、引きながら町内を一周するというものです。 毎年このお祭りに子供を連れて行き、一緒にお神輿を引いていますが、頑張って引き過ぎて筋肉痛になるので、子供だけ参加させるつもりでいました。引くお神輿の上では、2人の大人が太鼓と笛でリズムを奏で、子供が1人小さい太鼓を叩きます。そのリズムを聞いていると、お神輿を引く大変さを感じません。 いよいよお神輿が出発して、子供が一生懸命に引っ張りながら進み出したので、写真を撮りながら後を追いかけました。見学していたらお神輿から聞こえて来る音楽に、血が騒ぐようになり結局一緒に引き始めていました。 参加しないつもりが、張り切って引いてしまいその夜から手足が痛みだし、翌日起きたら全身筋肉痛になりました。しかし、最近血が騒ぐようなことがないので、参加して良かったと思います。

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大義名分

【漢字】大義名分 【読み】たいぎめいぶん 【意味】自分が悪い事をしようとしていても、相手はもっと悪い事しているからと、自分の行動を正当化する理由。 【例文1】取引先との接待という名の大義名分でスナック通い。 【例文2】皆がやっているからと大義名分の負の連鎖。 【例文3】大義名分だと開き直る。 大義名分とは、何かをする時に、取って付けたようでもなにか「大層な理由」を付けることを言います。どちらかと言えば、あまりいい言葉ではなく、「言い訳」や、「建前」、「便宜上」などが近い言葉となります。 元々は儒教に端を発し、本来は臣下(部下)としての在り方や、自身の身の振り方などの根拠などを指していたのですが、時代が下ると正当な理由付け、特に“自身にとって”正当な理由付けといった意味に使われるようになりました。本来の意味での「確信犯」は正に「大義名分」を持っていて、「正義」を主張するわけです。 例えば、ゲームなどでよくある「世界を救う」ために戦うのは本来の「大義名分」と言えるでしょう。しかし、そのために「人の家のタンスを漁る」ことは正義なのか、と問われれば疑問が残るはずです。ですが、それを「世界平和の為だからしかたない」とするのも「大義名分」と言われます。 まるで「免罪符」のように使われる「大義名分」ですが、必ずしもそれが有効とは限りません。どちらかと言えば認められないことの方が多くなっていると思います。それは個人的なうかがった思想などによるものが根底にあるからだと思われます。 何か行動を起こす時に理由付けは大切です。しかし、それが自分にとって都合の良いことや、他者から見て本来の主張から離れた物になると、それをダシにしていいように言っている、と捉えられかねません。この言葉は人に向けて発信するのではなく、本来は自身に向ける言葉であることを理解して、「大義名分」を持って行動していきたいですね。

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相好を崩す

【漢字】相好を崩す 【読み】そうごうをくずす 【意味】それまでの表情とは違いニコやかな表情になる様子。 【例文1】子どもが生まれ相好を崩す。 【例文2】祖父は機嫌が悪かったが、孫の顔を見て相好を崩す。 【例文3】嫌な事があっても子どもの寝顔を見ると相好が崩れる。 相好を崩すの意味は、にっこり笑う・顔をほころばせる・顔をくしゃくしゃにして笑うなどです。 「相好」とは仏教用語で、本来は普通の人間には見られない身体の特徴です。 仏の美しく立派な姿を身体的特徴としてひとつずつ箇条書きにした「三十二相八十種好」の略です。大きく「三十二相」と「八十種好」の2つに分かれ、そこから更に細分化されます。 「相好」は体全体を表す言葉でしたが、いつしか、顔つき・表情・顔の形を指すようになりました。 目を細めて笑えば目元には笑い皺ができ、大きな口を開けて笑えばほうれい線ができ、顔全体で笑えばくしゃくしゃになってしまいます。 お世辞にも美しいとは言えない「崩れた顔」を指す言葉こそが、相好を崩すなのです。

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聖人君子

【漢字】聖人君子 【読み】せいじんくんし 【意味】身分が高く優れた知識・教養を持つ人。 【例文1】聖人君子に出会ってみたい。 【例文2】聖人君子を求めて婚活パーティに参加する。 【例文3】聖人君子を目指す。 聖人君子とは知識・徳望に優れた人のことだそうです。そんな人に会うことなんて滅多にありません。相手を褒める言葉かと思いきや、使い方的には「聖人君子でもあるまいし、固いこと言ってないで、一杯飲みましょう。」というような感じで、ちょっと皮肉っぽく使うことがおおいです。小説などを読んでいても皮肉っぽく使われている場合がほとんどです。日常生活でそれほど頻繁に使う言葉ではありません。今まで日常会話で使用したことないですね。四字熟語そのものを日常会話で使用することがそもそも少ないです。聖人君子というとイメージとして、なぜか聖徳太子が浮かぶのですが、聖の字つながりなせいでしょうか。聖人という字を見ると、キリスト教関係の言葉かと思うのですが、元々は論語からきた言葉だそうです。孔子は自分のことを聖人とは考えていなかったようでそうすると聖人君子にあたる人にはなかなか会えないということなのでしょうね。聖人君子というと、聖徳太子以外だと思い浮かぶのは宗教関係の人です。マザーテレサとか、ガンジーとかです。最高の人格者というとどうしても宗教関係の優れた人を思い浮かべてしましますが、語源から考えると少し違うのかなという気がします。

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日陰の豆も時が来ればはぜる

【漢字】日陰の豆も時が来ればはぜる 【読み】ひかげのまめもときがくればはぜる 【意味】 【例文】 10代の頃から漠然と感じていたことですけど、どうも自分は同世代の人々と比べて精神年齢が低いように思えてなりません。 いつまでも人見知りで自分の意見をはっきり言えなくて、感情を上手くコントロール出来なくてイレギュラーな事態が起こるとすぐに動揺して。 20代くらいまではそのうち自然と精神年齢も上がっていくだろうと楽観的に考えていましたけど、30代に突入するとさすがにそう悠長なことも抜かしていられず。 小学生の頃は30代の人ってすごく大人に見えていました。だけど今客観的に見た自分はかつて思っていた大人像とは程遠くて情けなくなります。 どうして自分はこうなってしまったのか。本当はもっと堂々とした、いかなる時も冷静な人物になりたい。一本芯が通ったどこに行っても恥ずかしくない人間になりたい。 こうも精神が若いのは、経験不足なのか。それとも生まれ持った性質や育った環境に原因があるのか。そしてこの先改善することは出来るのか。 もう「日陰の豆も時が来ればはぜる」なんて言っていられる年でもないと思うんですよね本当に。成長期なんてとっくに通過していますし。 むしろ日陰の豆の方が私よりも成長が早いんじゃないかとさえ思います。私なんて日陰の豆どころかドブの中に落ちた豆なんじゃないだろうか。 ある程度の年齢までは自然に成長を任せても良いかもしれないけど、体がもう若くないと感じたらぼちぼち危機感を持った方が良いと思います。 そうしないと、心が成熟する前に年老いて死んでしまいそうだから。生まれてきたからにはちゃんと大人になりたいじゃないですか。体も心も。

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