tedukurikotoba (2563)

太鼓判を捺す

【漢字】太鼓判を捺す 【読み】たいばんをおす 【意味】人柄や品物の質などが確実に良いものであると保証する。 【例文1】仲人さんがこちらの息子さんは大変人柄が良いと太鼓判を捺す。 【例文2】彼は性格も良く経済力もあると見合い相手に太鼓判を捺す。 【例文3】好青年だと太鼓判を捺して紹介する。 太鼓判を捺すとは良いもであると言い切ることです。 人や物に使います。たとえば 「仕事が真面目だと太鼓判押して社長に仕事の紹介する」 「この人は私が信頼している人だから太鼓判を捺す」 「このショッピングサイトは本物だと太鼓判を捺す」などと使います。 私は結構お節介なので、友人同士をくっつけたり言わばキュウービッド役をよくします。これまで5組付き合って、そのうち3組のカップルが結婚に至り友人代表を務めさせていただきました。本当にいい物は熱く語って周囲にお勧めしますので相手の方は信頼してくださいます。実際に見て聞いて使って感想を述べることが太鼓判を捺すポイントになります。 しかし、太鼓判を捺される側となるとわたしは用心深いので、いったんよく調べ考え検討します。それもそれで失敗はしません。 太鼓判を押す、という言葉の意味は、非常に強い意味が込められていますが、使い方に誤りがあることがあります。 まず太鼓判とは、太鼓のような大きい判のことをさしますが、同時に大きい太鼓は誰でも確実にたたくことができるという意味合いもあります。 従いまして、太鼓判を押すという意味は、絶対に確実なものという確証性が極めて高いことをさしますので、あまり無下に使うと大変なことになります。 例えば、営業トーク的に商品の説明や、人物の紹介などで太鼓判を押すという言葉が出てくると、あまり信用にならない場合が多く、私も聞き流すことがあります。 この商品が売れることに太鼓判を押します、と言われたとしても、なかなか信用をすることができないかもしれません。 ただ、本来の意味合いとしては、絶対に、100パーセント問題ないこと、確証性があるという場面で使う言葉になります。商品が売れるのは確証性が極めて高い、絶対であるという意味です。 従いまして、この太鼓判を押すという言葉の使い方には注意しなければならないと思います。 特に、年配の方は本来の意味をご存知であるため、仮に太鼓判を押されて失敗したり、期待通りにならなかった場合には逆鱗に触れることになります。

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総領の甚六

【漢字】総領の甚六 【読み】そうりょうのじんろく 【意味】総領とは後を継ぐ長男・長子を言い、最初に生まれた子どもは大事に大事に育てられるので、世間知らずに育つ者が多い。 【例文1】彼は長男なので、世間知らずで総領の甚六だ。 【例文2】君、長男だろ。総領の甚六だもんな。 【例文3】総領の甚六とは相性が悪い。 長男が大事に育てられすぎて平凡より悪い愚鈍な人間になってしまう例えらしいです。 能天気に座を崩す長男と正座する弟妹、いろはカルタでそのような絵札があったような気がします。 総領はともかく、甚六という言葉の意味はよく分からなかったのですが、最近になってようやく知りました。 逆に末っ子のほうが甘やかされて育てられ、手がつけられないろくでもない人間という場合も多々みかけます。 私は弟や妹の後始末をさせられることは日常茶飯事、能天気に甚六をする余裕などありませんでした。 年若く未熟にして繰り返し失敗を騒ぐ弟妹の世話をしなければならないのですから当然でしょう。 親の資産をすべて長男が相続する時代ならば、そのような傾向もあったのかもしれませんが、現代社会の厳しさは一等先に生まれた長男に集中してる気がします。 それとも総領たる長男が人並み程度では十分ではないと言いたいのでしょうか。 どちらにしても損な役回りになりますが「総領の甚六」呼ばわりされるのだけは御免被りたいです。

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清濁併せ呑む

【漢字】清濁併せ呑む 【読み】せいだくあわせのむ 【意味】善人も悪人も受け入れる心が広い人をいう。 【例文1】父は清濁併せ呑む人で、誰からも慕われている。 【例文2】社長は清濁併せ呑んで更生した少年を雇う。 【例文3】優劣をつけず清濁併せ呑む。 清濁併せ呑むと言う言葉を知っているでしょうか。中々耳にしないのではと思いますが、覚えておきたい諺の1つです。意味はどんなに清らかな水も時により濁ってしまうし、人間にも清と濁とが混在しており濁を嫌ってばかりはいられない。場合によっては濁りに染まる必要もある。善人でも悪人でも、分け隔てず受け入れて包容力・度量を持とうという事です。この諺は哲学的な思想と結びつけることが出来るのではないかと思います。 人として生きて行く上で人間にしか、自分にしかできない素晴らしい物事は沢山有ります。しかしながら人間故に、避け難く酷いともとれる日々の行いも存在するはずです。清濁、光と影の部分があって当然ですが、その事実を理解した上で一個人がどういった選択を積み重ねて生きていくのかは、1つ重要なポイントでは無いでしょうか。私は自分の中で迷いが生じた時に、この清濁併せ呑むと言う言葉を思い出そうと思います。そして、汚れ役を買ってでも前に進もうと決心したいです。私が好きな漫画の一節に、良い子じゃ世界は救えないよと言う言葉があります。この言葉は酸いも甘いも経験した人間でなきゃ苦難は乗り越えられないと捉えられるので、清濁併せ呑むに通じると思います。

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好きこそ物の上手なれ

【漢字】好きこそ物の上手なれ 【読み】すきこそもののじょうずなれ 【意味】好きで始める事は一生懸命で、上達が早い。 【例文1】趣味で始めた洋服作りが好きこそ物の上手なれで、今では2日で完成するまでになった。 【例文2】魚が好きで図鑑を見るうち、好きこそ物の上手なれで全種類覚えた。 【例文3】釣りが趣味で好きこそ物の上手なれで魚をさばく。 ある時私は、道端に咲いていた名もなき花の事が知りたくなりました。 それでまず、ネットでこの花の名前を調べてみたのです。 この花の名前を知った私は、他の道端に咲いている花の名前も知りたくなりました。 道端に咲いている花の写真を撮り、次々に名前を調べて行ったのです。 すると今度は、お花屋さんで見かける花の名前を知りたくなってしまいました。 花を見た事はあっても、名前までは知らない花がたくさんあったので、これも次々に調べて行ったのです。 たくさんの花の名前を知った私は楽しくなり、今度は色々な花の花言葉を調べてみようと考えました。 それぞれの花には独特の花言葉があり、同じ種類でも花の色に因って花言葉が違う花があり、花言葉っておもしろいんだなと思ったのです。 それから私は花の知識を蓄えるだけでなく、自分で花を育ててみたいとも考える様になりました。 まずは育てるのが簡単な、チューリップなどの球根植物を育て始めました。 それを上手く花を咲かせる事が出来たので、今度はパンジーなどの草花を育てる事にしたのです。 草花は球根植物と違って、花を咲かせるのが中々上手く行きませんでしたが、徐々にコツをつかみ咲かせる事が出来る様になりました。 それから私は花を咲かせる難易度の高い植物を育てる様になり、知識だけでなく、育てる腕前も上がって行きました。 好きこそ物の上手なれと言いますが、私は花が好きになってからという物、花に関して人一倍詳しくなる事が出来たのです。 わたしは、お料理をするのが好きです。 と、言うより、食べるのが大好きです。 母の味はもちろん、外食した際にとても美味しく感じたお料理は、必ず自分で再現したり、アレンジを加えて再現したりします。 昔から食べることが大好きで、毎日自炊するということもあって、家には沢山の調味料があります。 なので、好きな味を出したり、味を再現することはとても得意です。 今まで色々なものを再現したり、アレンジしたり、創作料理のようなものを作ります。 ですので、その経験からか、どの調味料をどのくらい入れれば思い描いた味になるのかがわかります! 外食先で美味しかったお料理を再現する際も、一度食べれば何の調味料が使われているのかだいたいわかります。 そこから、さらにどの調味料を加えるのか、調理法をどう変えたらどのように美味しくなるのかもだいたい想像がつきます。 買って来たお惣菜を自分なりにアレンジしてひと手間加え、簡単に全く別のお料理にしたりするのも得意です。 毎日自炊しますが、全く苦ではなく、むしろ楽しんでやっていますし、考えるのも、出来上がったものを食べるのもワクワクします。 食べることが大好き!ということから始まったわたしの趣味であり得意なことは、 いわゆる、”好きこそ物の上手なれ”という言葉がピッタリだと思います。

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敷居が高い

【漢字】敷居が高い 【読み】しきいがたかい 【意味】敷居が高いとは、「あそこの高級料亭は庶民には敷居が高くて入りにくい」と自分のレベルとは違いすぎると間違われて多用されている言葉ですが、正しくは過去に何か迷惑をかけた事があり、そこに行きにくいという意味である。 【例文1】恩師に10年以上も便りを出さずに、同窓会に行くのは敷居が高い。 【例文2】友人にお金を借りたままで敷居が高い。 【例文3】昔、親に反抗して実家に帰省するのは敷居が高い。 「敷居が高い」この言葉を皆さんは普段どんな風に使っていますか? 「あのお店、なんだかすごく敷居が高い感じがするよね」恐らく、こう言われても違和感がないと思う方も多いのではないでしょうか。 ほとんどの人は、高級すぎたり上品すぎてお店などに入りにくい時などに、この言葉を使う人が多いと思います。 でも実はこの使い方、本来の意味とは大きく違った、間違った使い方なんです。 では本来の意味はどんなものなのかというと、「相手に対して不義理な行為をしてしまったせいで、行きにくいこと」を指します。 相手へ少し失礼なことをしてしまうと、次に会うのが気まずくなったり、なんとなくバツが悪くなったりしますよね。 そういった時に使うのが、この「敷居が高い」という言葉というわけです。 でも、間違っていようがなんだろうが通じるのも事実。無理に使うのを控える必要もないと思いますが、日本人として正しい日本語を心得ておくのは無駄ではないですし、 目上の方と話す際や、逆に正しい意味で使っている人の言っていることを理解するためにも、分かっていて損はないですよね。 ただ一番困るのは、正しい意味を知らないまま相手の使い方を間違っていると思い込んで指摘してしまうことです。 恥ずかしいやら、申し訳ないやら・・・なんてことにならないように注意しましょう。 それこそ、次に会う時に「敷居が高く」なってしまいますからね。 一般的な会話の中でもよく使われている「敷居が高い」というフレーズ。みなさんはこれを正しくお使いでしょうか?敷居とは建物や部屋の入り口のところで、外側と内側の境目に使われている水平材のことです。この部分が高いという表現から、「入りにくい・入りづらい」という意味に取られています。これもあながち間違いというわけではなく、方向的にはそれで正しいのですが、本来の意味とは異なったバックグラウンドを持って使われている場合がよく見られるのです。 この「敷居が高い」ということわざですが、みなさんは例えば「あのレストランは高級すぎて、自分には敷居が高い。」とか、「今は昇進試験を受けるなんて、とてもムリです。自分には敷居が高すぎる。」などの形で使っていると思います。その際これらには「自分にとってはハイレベルすぎるので、分不相応」という意味が込められています。 しかしこの使い方は、実は間違っているのです。本来は、何か失礼なことをしてしまったり、不義理をしたなどという背景があっての「入りにくい」という意味になります。ですから「あれほどお世話になったにもかかわらず、10年間電話の一本もかけなかった。だから敷居が高くて、今更会いにいくのもはばかられる。」という使用方法が正しいのです。 「敷居が高い」は誤用ランキングのワースト3に入ると言われているほど誤った使い方をされている方が多く、平成20年に行われた文化庁の「国語に関する世論調査」では正しい使い方の「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」と答えた人は全体の42.1%、誤った使い方の「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」と答えた人は全体の45.6%と誤った使い方をする人が正しい使い方をする人を上回っていました。50代以上では正しい使い方を選んだ人が多く30代以下では誤った使い方を選んだ人が多いという結果が出ました。「敷居が高い」の正しい意味は義理を欠くことやご迷惑をおかけすることがありその人の家に行きにくいことです。「敷居」は家の門の内側と外側を分けるために敷かれた横木のことで尋ねにくくなっている家はこの敷居が高く感じられるから入りにくいという意味です。誤って使われている自分には合わないとか難しいことを表現するには「ハードルが高い」「レベルが高い」「分不相応」などが相応です。お店が高級すぎて入りにくいときは「あの店は私には敷居が高いです」でも意味はわかってしまいますが「あの店は私には分不相応です」や「あの店はレベルが高いので私には入りにくいです」が正しい言い方です。

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