【漢字】阿吽の呼吸 【読み】あうんのこきゅう 【意味】両者の動作がぴったり合っている。 【例文1】ペアの競技は阿吽の呼吸が大事。 【例文2】長年の付き合いがある友人とは阿吽の呼吸だ。 【例文3】阿吽の呼吸で作業する。 阿吽の呼吸の阿吽は、阿は吐く息を意味して吽は吸う息を意味していると言われます。 吐く息と吸う息がぴったり合っている、息が合っている、とてもいいバランスを保っているという意味でよく「阿吽の呼吸」は使われます。 「阿吽の呼吸」の相手がいる事は素晴らしいことです。 でもこれは、経験上長く一緒にいればいいというものでもありません。 我が家は食事をした後は夫婦で洗い物をすることがルールになっています。 もう長く続いた我が家のルールです。 主人が食器を洗って私がすすぐ、ポジションも決まっています。 もう何十年と続いていることなので、「阿吽の呼吸」で言葉など発しなくてもスムーズに進んでもいいはずなんですが 「ちょっと、もう少し離れてくれない?肘が当たってやりづらい!」 「もっと水道の水抑えろよ!水が飛び散るだろ!」 「ちょっと、大きなものから洗うとか工夫してよ!すすぎにくいじゃん!」 「早くすすげよ!洗った皿置くスペースがない!」 「ちゃんと洗ってよ!汚れが残ってるでしょ!洗いなおして!」 「そんなのちゃんとすすげば落ちるだろ!」 「洗剤使い過ぎ!もったいないでしょ!」 「いちいちうるせいな!姑ババアみてーだ!」 阿吽の呼吸どころか、毎回言い争いの毎日です。 阿吽の呼吸で洗い物が終わる日はいつ来るのでしょうか? 「阿吽の呼吸」とはよく言いますが、では「阿吽」ってなんなんだろう?と思ったこと、ありますよね。 そもそも「阿吽の呼吸」とは、「とある二人(たまに二人以上のこともありますが)について、ぴったりと息が合っているようす」を指した言葉です。そのため、わたしはてっきり「阿」さんと「吽」さんがいるのだろうと思っていたのですが、最近調べてみて、勘違いだったと気づいてしまいました。 「阿」とは、口を開けて最初に出る音、「吽」とは、口を閉じたとき最後に出る音を指した言葉なのだそうです。それが転じて、宇宙のはじまりと終わり、人生のはじまりから終わりまでを指す宗教上での言葉になったんだとか。でも、その意味と「阿吽の呼吸」という言葉は、なんとなくまだぴったり合わないような気がしますよね。 実は、その「阿吽」が仏教用語として使われるようになってから、狛犬や金剛力士像など、対になって神社仏閣に置かれる像について、片方を「阿形(あぎょう)」もう片方を「吽形(うんぎょう)」と呼ぶようになったんだそうです。そこから「阿」と「吽」を人や動物のペアに対して使用するようになり、その結果息が合った二者に対して「阿吽の呼吸」という言葉を使うようになったみたいです。
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