tedukurikotoba (2563)

管を巻く

【漢字】管を巻く 【読み】くだをまく 【意味】酒に酔って不満や同じ事をいつまでもくどくど言う。 【例文1】酒を飲むと上司の不満をいつまでも管を巻く。 【例文2】管を巻く者に付き合う。 【例文3】管を巻く人にはハイハイとあしらう。 管を巻くとは酒に酔った者が不満を漏らすことです。 普段おとなしい10年の付き合いの友人がいます。この友人お酒を飲むと仕事先の上司の不満を永遠と語ります。上司に言えない事をダラダラと酔っぱらった勢いで言うのでしょうね。他のお客さんを見ても同じように酔っぱらっている人やさんざん管を巻いた揚句、寝込んでいる人も見てきました。 私はお酒にとても弱いので、一杯酒を飲んだだけで顔が真っ赤になり身体中がほてってきます。 酔っぱらって他人に絡んでくることはありませんが、私にだって話したい事や意見はあります。一度意見したら大きな声を張りあげて周りのお客さんが一斉にこちらを見ました。即座に友人をなだめ落ち着かせました。それ以来友人の愚痴にはそうだね~と軽くあしらっています。どうせ翌日には覚えていないんだから。 ある意味記憶がなくなるまでストレス発散できるって事が羨ましいです。私のストレス発散法はヒトカラです。誰に何も気兼ねする事なく大声で歌います。 「管を巻く(くだをまく)」の意味は主に酒に酔った時にわけのわからないことや とりとめのないことをぐだぐだと言うことです。 飲み会など誰かとお酒を飲む機会で管を巻いている人をよく見かけますね。 また自分自身も酔っ払うと、どうてもいいことをつらつらと話してしまう… 酔っているから止められないし聞いている人に申し訳ないと思っている方もいらっしゃるかと思います。 私自身もアルコールが入ってしまうとついつい管を蒔いてしまいます。 普段から口が上手な方ではないので色々と思っていることを溜め込んでしまうせいもあるのか お酒に酔ってしまうと、言ってもどうにもならない不満をつらつらと…。 聞いている方も半ば呆れてしまいますよね。 そもそもなぜこのような言動を「管を巻く」というのでしょうか。 管とは機織りをする時に用いられる軸のことですが、糸を巻くために管を糸繰車に通すと 鈍い音と共に繰り返し糸が巻かれていきます。 その様子が酔っ払いがだらだらと不満をもらす姿に重ねられ、そのような人を「管を巻く」というようになりました。 いつこの言葉が生まれたのかはわかりませんが、機織りが由来しているということは、もしかしたら古くから言われている言葉なのかもしれませんね。 それにしても管を巻く様子に例えられるというのは滑稽で少し恥ずかしいものです。 お酒を飲むときは「管を巻く」のもほどほどにしたいものですね。

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気が進まない

【漢字】気が進まない 【読み】きがすすまない 【意味】やる気が出ない。何かをする気分ではない。 【例文1】2日連続飲み会は気が進まないな~。 【例文2】上司の誘いなので気が進まないまま出向く。 【例文3】気が進まないが、気晴らしに行ってみる。 気が進まない飲み会ってありますよね。 会社の飲み会や、人数合わせで参加した合コンや、たいして付き合いのない人の結婚式の二次会・・・大人になると楽しい飲み会が沢山ある中で、 「ちょっと気が進まないなぁ」なんて思う飲み会もチラホラ出てくることもよくあることだと思います。 私がそんな気が進まない飲み会に参加する事になった時、どんな風に乗り切っているのかを紹介します。 それは、「これは人生経験だ」と思い込むことです。 嫌いな上司の話を笑顔で聞かなければならないとき、友達のノロケ話を聞いているとき、悪口ばかりの女子会、そんなときは、 こういう飲み会をこなすことで1つ自分の社会性スキルが上がったと自信をもつことです。 そこで得た経験は、楽しい飲み会があった時に気の合う仲間と共有したりネタにすることもできますし、同じような思いの人と出会った時に共感しあえる自分の引き出しにもなるということ。つらいことや面倒なこともすべて後々ポジティブに変換できるのなら、とにかくマイナスしかないと思っていた飲み会もすべてが無駄だとは思わなくなってきますよね。 嫌なことを嫌々参加するよりも、少し心の向きを変えることで自分の行動も変化していきます。 思ったよりも良い話が聞けたり、合コンで素敵な人に出会えたり、嫌々参加していたら得られないものも得られるかもしれません。 マイナスをプラスに変換していく力、これこそがまさにうまく社会生活を営むスキルなのではないしょうか。

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顔が売れる

【漢字】顔が売れる 【読み】かおがうれる 【意味】世間に広く知られ有名になる。 【例文1】ミスコンテストで優勝して顔が売れる。 【例文2】大物女優と共演して顔が売れる。 【例文3】顔が売れて一躍スターになる。 一発屋とよばれる芸人などでは、ままあることです。 顔も知っている、特徴的な芸も良く知っている、でも名前は何と言ったか覚えていない。。 言われて見れば、ああそんな名前だったと思い出すけれど、ことさら覚えようという気にもなりません。 結局のところ、スターと呼ばれるほどの有名人で無い限り、私生活や趣味や主義主張などまで知りたいとは思わないのが普通でしょう。 宣伝のためにブログやつぶやきを懸命にインターネトで配信する芸能人は多いです。 しかし余程おもしろいサイトで無い限りブックマークまではたどり着けません。 業を煮やして炎上商法に近いような手段をとる人や組織もありますが、火消しが出来なければ致命傷になること請け合いです。 スキャンダルを振りまきつつしぶとく生き残る芸能人もいますが、そのような存在に好感を持つ奇特なファンがいるのでょうか。 一時的にであっても全国的に顔が売れる域まで達したならば、既に結構な大成功といえるでしょう。 そこから慢心して傲慢なって疎まれたり、欲をかいて副業ビジネスで借金をかかえたりと失敗ルートはいくらでもあります。 浮き沈みのはげしい人生が望みで無いならば、地道な積み重ねが王道なのはどの業種にも通じることです。 奇策を弄して人気絶頂の瞬間を狙っていきなり引退すれば、記憶に残りそうですが、さすがに実行する人もいないでしょう。

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大風呂敷を広げる

【漢字】大風呂敷を広げる 【読み】おおぶろしきをひろげる 【意味】大きな風呂敷を広げて何でもかんでも包んでしまう様子から、出来そうにもない事を大げさに言ったり、計画する。 【例文1】彼の話は大風呂敷を広げるから、信用できない。 【例文2】知識も浅いのに大風呂敷を広げる。 【例文3】大風呂敷を広げて失敗に終わる。 「1日に30分で30万稼げます」とか「不労所得の方法を無料で教えます」などという宣伝文句をネット上で見かけることがあります。 考慮に値しないほどに荒唐無稽で怪しすぎる広告ですが、クリックすると延々と宣伝文句を説明し続ける超がつくほど縦長のサイトに導かれます。 無料でサービスが受けられる、特別な技能がなくても誰でも簡単に出来る、人数や期間は限定されているなどの常套文句と、何度もしつこくメール登録を促します。 正直に言わせてもらうと、これに騙されるのは余程の世間知らずで人を疑うことを知らない能天気な方なのだろうと思わずにはいられません。 読みやすさだけは評価できそうなしかし中身の薄い縦長のサイトは、大風呂敷を広げるというより長風呂敷を広げたとでも表現すればよいくらいです。 大風呂敷を広げるの意味に一つも外れることなく、中身がほとんどなく実現性もない話を書き連ねるその神経は何を拠り所としているのでしょう。 商売の基本原則は、安く仕入れて高く売りつけるなので無料サービスは絶対どこかでその分をせしめようとしています。 特別な技能が無くても高収入が得られる職など存在せず、仮にあっても得られる収入に見合わない高いリスクを負うことになります。 期間限定などという言葉は、同じようなサービスをこれから何度も繰り返しますと言っているようなもので全く魅力的ではありません。 とにかく大風呂敷を広げているのを見かけても試しに踏んでみようなどと思わないことです。 ひとたび関わりあいを持てば、今度は稚拙な手段ではなく巧妙な手口を使ってくる危険もあるからです。

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縁の下の力持ち

【漢字】縁の下の力持ち 【読み】えんのしたのちからもち 【意味】縁側を下から支える柱は大事な役目をしていることから、人目につかず、誰かの役に立っている。裏方で努力をしている。 【例文1】部活動のマネージャーは縁の下の力持ちだ。 【例文2】裏方で作業する縁の下の力持ちの人にも感謝する。 【例文3】どんな職業にでも縁の下の力持ちがいる。 縁の下の力持ちはどんな組織にも必ずいます。会社で言えば経理や総務などの事務部隊がこれにあたるでしょうし、華やかなテレビ業界にもスタジオのセットを作ったり照明や小道具、編集など裏で動いている人の数ははかり知れません。 むしろ世の中の仕事の中で表舞台で活躍しているほんの一握りを除けば、ほとんどの仕事が縁の下の力持ち、と言っても過言ではないのではないでしょうか。 でも誰しも、一度は華やかな仕事に憧れる時期はありますよね。 子どもの時の夢は、サッカー選手、アイドル、作家・・・・一度きりの人生、縁の下の力持ちよりは、有名人や著名人になりたいと思うのは当たり前のことかもしれません。 でも縁の下の力持ちがいなければこの世の中は成り立ちません。 全ての仕事は、必要であるからそこに存在しているのです。 たまにそのことに気付かずに縁の下の力持ちを馬鹿にしたり、そういった役割を下に見ている人がいます。 街やビルがきれいなこと、商品がきちんと包装されていること、食品が安全に食べられること、ライフラインが常につながっていること、日本ではこれらがあたり前ですが、そうでない国はごまんとあります。 それらの仕事をしている人たちの名が、後世に伝えられることは正直あまりないことかもしれません。 でもそんな無名の彼らに、一部分の有名な彼らは支えられて生きていることは紛れもない事実なのです。 それに気づかない人間に成功はなし、と私は思っています。 互いに尊敬しあい、感謝できる、そんな謙虚な人間でいることが、この日本と言う国にはもっと必要な部分だと日々感じるのです。 「縁の下の力持ち」には意外な由来があります。聖徳太子が建立した七大寺の一つ大阪の四天王寺の太子殿の前庭では陰暦の2月22日に行われる経供養で「椽の下の舞」が演じられています。経供養とは中国から日本に仏教経典が伝来した記念として始まり経典とともに伝えられた舞楽を奉納することで太子殿の椽の下で行われています。椽とは木造建築の屋根板を支えて棟から軒に渡す垂木のことです。「椽の下の舞」は長い間完全に非公開で行われる重要な儀式だったのでそこから陰で人知れず努力することを「椽の下の舞」というようになりました。言葉が伝わっていく過程で「椽」は「椽」に変化し「舞」は経供養の秘儀を知らない人にもわかりやすい「力持ち」に変化していったそうです。「縁の下の力持ち」の言葉から床下で支える力持ちをイメージ=人知れず陰で支えてくれる人だと思っていたのですがまったく違いました。「縁の下」とは床下とか縁側の下ではなく軒下を指す言葉だったんですね。本当に故事やことわざは思い込みで覚えていたり勝手にイメージして勘違いして覚えているものも多いようです。語源を調べてみるとまったく違って覚えていることもよくあります。正しく理解していないと誤った使い方をしてしまいそうなので時々は調べてみるのも楽しいです。

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