tedukurikotoba (2563)

青は藍より出でて藍より青し

【漢字】青は藍より出でて藍より青し 【読み】あおはあいよりいでてあいよりあおし 【意味】藍という原料から採れる青の染料は藍より濃く鮮やかなものである。弟子が師匠の元で学んだのち、師匠を超えてより素晴らしい作品を造ること。 【例文1】君は上達が早かったので、青は藍より出でて藍より青しだと思ったよ。 【例文2】青は藍より出でて藍より青しを目指す。 【例文3】努力の結果、青は藍より出でて藍より青し。 青は藍より出でて藍より青しの言葉の意味ですが、弟子が師匠を超え様々な学識や技術、知識等を習得した様を表現した言葉です。藍は、その昔から染料として使われてきた藍草の事ですが、藍草で染めた布などは藍草よりもより鮮明な青が出る事から、この言葉が生まれた物です。人に例えた場合、藍は師匠や先輩を、青は弟子であったり後輩部下を意味しており、弟子や後輩はその師匠や先輩の指導があるお陰で厳しい修行に耐え、勉強になる事も多々あり、その長年に渡る努力の結果としていつの日か師匠や先輩を超えて行くものですし、師匠や先輩はその事を望んでおります。具体的な使われ方としては「彼もいつの間にか師匠を超えた作品を作れる様になった物だ。まさしく青は藍より出でて藍より青しだね」等と使います。類似の言葉としては、トンビがタカをうむ、出藍のほまれ、氷は水より出でて水よりも寒し等が有り、言葉の意味合いは同じ様な意味合いとして使われます。又、この様な考え方を持てる師匠や上司は、気持ちを大きく持て、しかも弟子や部下の成長を心から喜べる人間です。弟子や部下が巣立って行く姿を心から喜び祝福出来る人間だからこそ、この言葉がぴったり合う物と考えます。 青は藍より出でて藍より青しとは文字通り藍から出た青がより精錬されているという意味です。一般的に弟子が師匠を超えることの例えとして使われます。この言葉は人間という生き物においてとても重要なポイントを抑えていると私は考えています。 人間は学ぶ生き物であり、常に先人の知恵を多く借りています。例えば学問ならば、現代では学校という形で多くの人が先人の知識を教えられています。これの目的とすることは結局藍より青くなることなのです。現代技術がどのように発展しているか、その最先端を知ることで、より先に進むことが出来るからです。学校など数多くの学びの場が仮になかったとすると、私たちは今でも古代の生活をしなければなりません。知識の伝達という物は進化のためにそれだけ重要なことなのです。 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」というビスマルクの言葉があります。これはよく誤解されるのですが、正確には愚者は経験に「のみ」学ぶという意味が正確です。上に書いたことからわかるかと思いますが、経験にのみ学ぶということはとても危うい行為なのです。自分の経験で一から積み上げる行為は原始人と同列になってしまいます。歴史は繰り返す、というのも歴史を顧みない人々が起こす愚であるのです。人類がより深い青色に染まる為にも、先人の話はしっかりと聞き入れるようにするべきです。 「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし)は有名なことわざですよね。意味としては。弟子が師匠の技術や学識を超えるという意味です。同義語や類義語は、「氷は水より出でて水より寒し」(こおりはみずよりいでてみずよりさむし)や「出藍の誉れ」(しゅつれんのほまれ)等があります。「藍」とは、染料時に使用する藍草のことであり、その藍草で染めた布は藍草よりも鮮やかな青色となる。このことから、その関係性を師匠と弟子にあてはめ、弟子が師匠の技術や学識を超えるという意味のことわざ「青は藍より出でて藍より青し」が出来たそうです。実際にこの関係性は、タレントで元テニスプレーヤー松岡修造さんとプロテニスプレーヤー錦織圭選手に当てはまると思います。錦織圭選手はまだ小さい時に、松岡修造さんのテニス塾生で松岡修造さんからテニスの熱い指導を受けていたことは有名ですよね。そして、今ではランキングトップテンに入るくらいの超一流プレーヤーになりました。タレントの松岡修造さんもウインブルトン選手権男子シングルグランドスラムベスト8に進出した実績がありますが、錦織圭選手は四大会の決勝進出するくらいのレベルの選手になったために、まさに「青は藍より出でて藍より青し」ですよね。でも、松岡修造さんの存在が無ければ今の錦織圭選手の勇姿を見ることが出来なかったかもしれませんね。

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禍は口から

【漢字】禍は口から 【読み】わざわいはくちから 【意味】軽々しく喋ると災難が起きること。 【例文1】余計な事を喋ると、禍は口から友達がいなくなるよ。 【例文2】お酒を飲みすぎると禍は口から失敗する。 【例文3】調子に乗りすぎて禍は口から注意する。 言葉には言霊があります。 その為、不用意な言葉を使ってしまうと、それが災いのもとになってしまう可能性があります。 特に口数が多い人はそれが災いになりやすいので、禍は口からに気をつけなければなりません。 しかし、一人だと気をつけることもできるのですが、数人になると会話が盛り上がってしまい、根も葉もないことを言ってしまうことがあります。 そのため、つい調子に乗って余計な事を言ってしまう可能性があります。 特にその場にいない人のことをあれこれ話してしまうと、それがやがて禍の種になりかねません。 調子に乗り過ぎて、あれこれとペラペラ話してしまわないように気をつけたいものです。 特にお酒が入った席では要注意です。 「無礼講」という言葉がありますが、特に会社などの飲み会では上司と部下の垣根を外した会話でも良いというようなことを言う上司がいます。 一見、何を言っても良いように聞こえるのですが、調子に乗って部下が日頃の上司の不満をあれこれ言ってしまったら、間違いなく禍は口からになってしまうでしょう。 世の中には口が軽い人がいますし、噂は伝染病のように早く移ってしまう可能性があります。 禍は口からということを肝に銘じて、会話には十分に気をつけたいものです。 最近女性のグループと会話する機会が増え、女性という生き物についていろいろと思うことがある中、特に思ったことは禍は口からということでした。 グループは5人ほどなのですが、私と会話するのが1対1というときもあり、そういう時ほど気を付けなければなりません。 具体的な失敗談としては、私がA子さんと2人で話しているときにA子さんとB子さんと私との3人の関係について話をしていた時がありました。 その時にA子さんがB子さんの陰口を言い始めました。口が悪いだのぶりっこだのといった話でした。 私はあまり関わりたくなかったけれども、反感を買いたくなかったので「そういうこともあるかもね」とぼかした言い方をしました。 しかし次の日にはD子さんに〇〇君もB子のことそう思ってたんだーと同じ仲間にされてしまったのです。 ぼかすためにかもね、と使ったにも関わらず、もう断定されてしまっていました。 ほんの些細なことでも思慮の余地を残してしまうと相手に都合のいいように解釈されてしまういい例かと思います。 同様なことが2件3件と続きました。 男友達と話をしているときはそんなことなかったのに、と思わざるを得ませんでした。 人というのは他の動物と違って、言葉を使って意思の疎通を図る事が出来ます。 これは他の動物には真似のできない、人間だけが持ち得る素晴らしい能力だと考えられます。 しかし時にこの言葉が災いして、相手を傷つけたり怒らせてしまう事があるのです。 禍は口からという言葉が存在しているように、人は言葉を発する事に因って、多くの禍を起こしてしまっているのです。 その最たるものが政治家の発言であると言えます。 政治家は国民の代表であり、私人ではなく公人ですから、普通の人の発言よりも発言の重みが違います。 ですから慎重に発言しなければなりません。 にもかかわらず、政治家は失言を度々しているのです。 国民の代表でありながら、その国民を下に見るような発言をする事があります。 その失言によってこれまでたくさんの政治家が、要職をやめざるを得ない状況に追い込まれているのです。 ここ最近では東日本大地震の復興を管轄する復興大臣が、被災者を侮辱するような発言をして、復興大臣を辞める事になりました。 被災者の事を第一に考えなければいけない復興大臣が、被災者の気持ちを損うような発言をするのですから、世も末だと言わざるを得ません。 言うまでもありませんが、政治家は禍は口からという言葉を頭に叩き込んで、しっかりと仕事に励んでほしいと思います。

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禄を食む

【漢字】禄を食む 【読み】ろくをはむ 【意味】給料によって生計を立てている。 【例文1】人の生活はみな禄を食む。 【例文2】職に就いて禄を食む。 【例文3】フリーターで禄を食む。 禄とは俸禄のことで言わば給料のことで、「禄を食む」とは会社などの組織に所属して給金をもらって生活することです。 いかにも、働かせてもらっている、給料をもらえることで生活できている、感謝しています、生涯忠誠を誓いますと連なりそうです。 大抵の場合、働いた分だけの給料を受け取っているのですから、会社のために尽力しますとか忠誠を尽くしますなど言う必要も無いはずです。 逆に会社を儲けさせてやっているのだから感謝しろと言い出す強者も出てきそうなものですが、精々それは冗談に留まります。 上司が存在し、上司の上にはさらに幹部や経営陣などのお偉いさんが存在するという命令系統がどの組織にもあります。 その結果、雇われている人間は下、雇っている人間が上という感覚が自然に植えつけられてる気がします。 仕事を円滑に処理するために命令に従うことを受け入れただけのはずが、社会的な地位にすり替わっている現象は少し不思議です。 それとも今尚封建制度は継続していて、奉公とか忠義が生きていくうえで必要なのでしょうか。 いや逆に全ては演技で、偉そうにしている人に全ての責任をおっ被せて働かせるために頭を下げているだけなのか。 だとしたなら、役者顔負けのすごい演技力です。

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流言飛(蜚)語

【漢字】流言飛(蜚)語 【読み】りゅうげんひご 【意味】根拠のない噂が広まること。 【例文1】彼が行方不明だと流言飛語が飛び交っている。 【例文2】ネットの情報は流言飛語だ。 【例文3】流言飛語の噂を信じる。 流言飛語という四字熟語、あまり耳にはしないですよね。しかし難しい言葉ではなく意味はいたってシンプルです。デタラメな噂や、どこから湧いたのかわからないようなデマ情報を指します。 流言・飛語共に根も葉もない誤った噂のことです。飛語は蜚語とも書きます。インターネットが普及してからというもの、欲しい情報は検索すればすぐに手に入る便利な世の中になりましたが、ネットの世界も流言飛語が飛び交う世界だといえますよね。そしてそれはもちろんネットの中だけにとどまらず、現実である日々の中においても、です。 流言飛語にも色々と種類はあるでしょうが、どうすればこのようなデマに惑わされずに済むでしょうか。私なりに考えてみたのですが、いくつか対策はあるように思えます。 まず、常に冷静な視点を持つこと。人間は焦ってパニックになるとろくなことがありません。視野狭窄に陥ってしまうと、正しい判断ができずに流言飛語にも引っかかるかも知れません。 次に、確認を怠らないこと。どんなことでも自分の目で確かめるまでは安易に信用しない癖でもつけておけば流言飛語なんて気にもならなくなることでしょう。 現代社会を生き抜く上で、流言飛語をかわすスキルは必須とも言えます。

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良き分別は老人に問え

【漢字】良き分別は老人に問え 【読み】よきふんべつはろうじんにとえ 【意味】困った時は、長い人生経験を積んだ年寄りに知恵を借りるといいという意味。 【例文1】良き分別は老人に問えと言うから、どうしたらいいか母に相談する。 【例文2】さすがおばあちゃん、良き分別は老人に問えだね。 【例文3】祖父に聞こう。良き分別は老人に問えに限る。 長い人生を生きてきたということは、多くの成功と失敗を積み重ねてきているはずです。 全く同じ経験はしていなくても、似たような状況は既に見ていることが考えられます。 少なくとも最悪な選択肢を避けてきたからこそ長生きして今に至っているのです。 杖をついて歩いている老人を杖とするとはこれ如何にと言われそうですが、転ばぬ先の杖は必要なのです。 人生経験を伝えるのは先人としての役目であり、後人としての権利ということで遠慮なく知恵を拝借するとしましょう。 とりあえず頭を下げて教えを請えば偏屈者でない限り喜んで助言してくれるはず、だと思いたい。 九割以上は真っ当な安全策を提示してくれそうですが、短気な江戸っ子爺さんだったりすると当ては外れそうです。 気合と根性だけで人生の荒波を乗り越えてきた強者の助言は、普通の人間には薬どころか猛毒となります。 老い先短い人生なのでさらに拍車がかかって真っ逆さまに転がり落ちていくこと請け合いです。 「よき分別は老人に問え」は一般論、道端の老人に相談しようという意味ではありません。 齢を重ねずとも正確な判断が出来る人物も探せば結構いるものです。 人柄も能力も信用するに足る人が身近にいるならば、まずはその人を頼るのが正解でしょう。

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