気が小さい
【漢字】気が小さい 【読み】きがちいさい 【意味】些細な事でも気にする小心者。 【例文1】体は大きいけど、気が小さく器も小さい男だ。 【例文2】気が小さくて告白なんてできやしない。 【例文3】気が小さくていじめに遭う。 私は気が小さいばかりに、これまで数多くの損を味わって来ました。 気が小さい私は、当然の如くいじめられっ子になってしまいました。 小学生の時、私と違って気が強いクラスメイトに、良くいじめられたのです。 上履きを隠されてしまったり、机に落書きをされてしまったり、勝手に私の物を持って行って、返してくれなかったことがたびたびありました。 普通だったらこれらの事をされたら、怒ってケンカになるところですが、私は気が小さいので怒る事も出来ず、ただされるがままでいたのです。 また一時期通学路の途中に良く吠える犬がいて、気が小さい私はそこを通るのが怖くて、遠回りして学校に通っていた事がありました。 中学生になっても私の気が小さいのは治らず、相も変わらずクラスメイトにからかわれたりしていました。 高校生になって好きな女の子が出来たのですが、気が小さい私は告白なんて大胆な事は出来ず、片思いで終わってしまったのです。 大人になって就職をしてからも、先輩に使いっぱしりをされたり、タバコなどを自腹で買わされたこともありました。 この様に私の人生は気が小さいばかりに、これでもかとばかりに損を味わって来ています。 ですからこれ以上損を味あわないために、気が小さい自分を変えようと努力しています。 私の友人で気が小さいことに悩む方がいます。その友人は何か失敗をすると長時間落ち込みますし、嘘をつくことが怖くて馬鹿正直に行動してしまうそうです。 以前、私は学校の教師や会社の上司に「君は優しいね」と言われたことがあります。たしかに人に迷惑をかける行動はしないし、困っている人を見ると助けてあげたくなる衝動に駆られます。友人はとても優しい方ですが、よく考えると私が「優しい」と言われた行動のほとんどが「保険」なんですね。 「保険」と思う理由に、他者に怒られることや、言い掛かりをつかれる恐怖がある訳です。だから何も言われないためにも全力で「気が小さい」人を演じて「保険」を掛けて自分の身を守っているのです。 私を含めて、そのような方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。普段から礼儀正しく接して自分より相手を優先させる行為の数々は、本当に心からそうしているのかと、疑問に思ってから自分自身が矮小で嫌な存在のように感じましたね。 しかし、友人はそんな心を持っていないような方のようで、同じ「気が小さい」の私とは対照的です。友人を見ていたら、本当に心の底から優しい人間というのは、良い意味で気が小さい方々なのかもしれませんね。
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