tedukurikotoba (2563)

暖簾に傷が付く

【漢字】暖簾に傷が付く 【読み】のれんにきずがつく 【意味】店の出入り口にかける布で、暖簾の多くに店名が書かれている。店にとって不名誉な出来事をいう。 【例文1】食中毒で営業停止という暖簾に傷が付く。 【例文2】暖簾に傷が付いて赤字が続く。 【例文3】暖簾に傷が付いて存続できない。 どんな時代にも大小に関わらず企業の不祥事によるニュースは世を沸かせています。もちろん企業だけではなく自治体や警察といった行政機関における記事も目にします。最近だと日本原子力研究開発機構の研究開発センターでの放射線物質被ばく事故でしょうか。放射性物質、プルトニウムが人体に対してどのような影響を及ぼすかはわかりませんが、作業員の方々への健康被害が少ないことを祈るばかりです。そういったそれまで築き上げた信用や格式を下げるような行いを暖簾に傷が付くといいます。 今回の場合は原子力機構の対応によって信頼を落とす結果となりました。暖簾とは実際に店に店名や商品名を記した布製品というだけではなく、その店が長年に渡って積み上げてきた歴史や取引先、仕入先との信頼関係、顧客からのご贔屓などの意味もあります。もちろん一切の失敗をせずに切り盛りするというのは夢物語です。ですが、予想できる範囲のミスに対してどういった取り組みをしていたか、起こってしまった問題に対してどう対処していくかが肝心なのだと思います。ましてや被ばく事故ともなれば健康に襲いかかる影響も計り知れません。今後同じように繰り返さないようどういった対策が取られるかが暖簾の傷を回復させる方法なのではないでしょうか。

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ねじが緩む

【漢字】ねじが緩む 【読み】ねじがゆるむ 【意味】緊張感から解放されダラダラする。 【例文1】仕事が休みになるとねじが緩む。 【例文2】夏休み中はねじが緩む。 【例文3】受験が終わりねじが緩む。 ねじが緩むという言葉の意味は、規律が緩んでしまい、気持ちや高度がだらだらしていたり、緊張を欠いている状況のことを言います。 具体的には、休み中にねじが緩んで怪我をしてしまった、とかねじが緩んでいたために重大な判断でミスを犯してしまった、とか気の緩みで失敗をしてしまった事象や状況において、良く使われる表現です。 ねじはもともと物と物とをしっかりと固定したり、結びつけたりする場合に利用される部品ですが、固定部分が緩んでしまうと、結びつけができなくなり、やがて外れてしまいます。 ねじが外れてしまうことによっては、重大な事故にも繋がってしまいます。 人間も気持ちという意識や、緊張感がなくなってしまうと、やがては問題を引き起こすことになります。 最近の話題である、不倫問題もねじの緩みが原因ではないかと思います。 ねじが緩むことによって緊張感もなくなり、信頼を脅かす要因を引き起こしてしまうのです。 ねじが緩み、羽目を外してしまうともたまにはいいかもしれませんが、緩みすぎは良くありません。 何事も節度のある行動に心がけるようにしなければなりません。 誰もみていないからいいや、という気持ちこそ、ねじが緩んでいる証拠です。 私は以前、会社勤めをしていた時、週末になると、気が抜けてしまい、どうしても緩んだ状態になってしまいました。 しかし、時には週末でも気が抜けない用事が入っている時もありました。 そのため、平日の緊張状態があまり抜けないまま、翌週が始まってしまうこともありました。 確かにねじが緩み過ぎない方が生活のリズムが崩れないので、良いのかもしれません。 しかし、その分十分にリラックスできないので、ストレスは溜まっていってしまうようです。 今思えば、仕事をきちんとやっていくためにも、休む時は思いっきりねじを緩めたほうが良いのではないかと思っています。 特に睡眠時間は平日にはどうしても足りなくなってしまい、それを取り戻すために、休日の午前中は寝ていることが多くありました。 睡眠のサイクルは休日も平日と変えない方が良いことはわかってはいるのですが、やはり毎日の疲労が週末になると出てしまいます。 週末にゆっくり休んだ方が、十分に充電ができるので、仕事の作業効率も高まると思いました。 休日はしっかりとねじを緩め、その分平日はしっかりとねじを締めて仕事に取り掛かりたいと思います。 オンオフの切り替えを上手くやることは、ねじを締めたり緩めたりすることに似ているような気がします。 私は最近の日本は本当にねじが緩んでいると思います。 何に対していっているのかというと、北朝鮮やアメリカ、韓国といった外交問題に対してです。 北朝鮮が核を持っているのに、日本は自衛隊といった防衛の手段しかなく、さらにその技術を進めるためには今まで一般企業による自助努力などがあったため先進的に進んでいたのですが、政治的に規制され、日本の高い技術力をその方面に生かし切れていないこと。 また、相手が武器を持っているのに自分が武器を持っていないという状況のこともそうです。 相手がナイフを持って殺そうとしてくるのに自分は薄い布の服しか来ていないような状況だと思っています。 やはり相手が武器を持ったらこちらも武器を持って危険性を知らしめないといけないと思うのです。 またアメリカや韓国、中国に対する外交にも負けていると思っています。 昨今日本への移民が増え、日本の通貨が海外に流れていっています。 最たる例が最近取り上げられた事件で韓国のある犯罪集団が金塊を持ち込んで換金し、そのお金を自国に持ち込んで換金率で利益をとるということがありました。 日本は悪意を持った犯罪に本当に弱いと思っています。 サイバー攻撃も海外からの圧力にいまだ弱い日本。 以上のように日本の状況を把握できていない日本人全体がねじが緩み切っていると思わざるを得ません。 自営の手段、攻撃の手段どちらも持っていて、それを使うかどうかを選ぶだけでいいので、準備は必要だと思います。 以前の私は、休日になるとどうしてもねじが緩んでしまい、平日の半分も行動せずに終わってしまうことが良くありました。 そのため、日曜日の夜になって、ようやく重い腰を上げて行動しても、ほとんど作業は進みません。 休日の予定を入れないでおくと、気持ちのねじが緩んでしまい、こういう結果になってしまうようです。 その大きな原因が朝寝坊です。 平日は会社に遅刻しないように、毎日目覚まし時計を2つセットして、無理やり起きていました。…

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なきにしもあらず

【漢字】なきにしもあらず 【読み】なきにしもあらず 【意味】ないわけではない。少しはある。 【例文1】相手は甲子園出場常連校だけど、チャンスはなきにしもあらずだから全力を尽くす。 【例文2】20年落ちの中古車なのでいつ壊れるか。なきにしもあらず。 【例文3】築50年なので倒壊の恐れがなきにしもあらず。 ラニーニャの影響で2017年の日本の冬は極端に寒い日が続きます。これは赤道付近にある海水面が例年に比べて低いときに起こります。その逆に赤道付近の海水面が例年に比べて高いときはエルニーニョが発生します。どちらも構造的には似ていますがラニーニャの方が寒くなります。異常気象が続いているので冬でも台風が来ることがなきにしもあらずです。日本周辺の冬の海水温は低いので台風上陸する可能性は低いですが、フィリピン近海ではラニーニャの影響で台風が発生しています。ジェット気流の流れが寒気を伴う動きになってきているので、日本海側の雪が例年より積雪が多くなっています。急に大雪が降ってくると山間部で走っている車が渋滞をしてしまい、立ち往生する危険もなきにしもあらずです。何年か前に立ち往生したときは自衛隊が出動する騒ぎになり、車の中で夜を明かし命さながらの状態でした。ラニーニャは春ごろまで続くともいわれており農作物への被害も心配されます。野菜が高騰していくと生活にも圧迫していくので、異常気象となった冬は春になると値上げすることが懸念されます。海流の流れも変化していくので、取れる魚が取れなくて普段いない魚が取れたりすることも、なきにしもあらずとなってしまうことが予想されます。

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登竜門

【漢字】登竜門 【読み】とうりゅうもん 【意味】ここを通過すると出世すると言われている。 【例文1】ミスコンテスト優勝者はアナウンサーの登竜門だ。 【例文2】M-1チャンピオンは売れっ子芸人の登竜門だ。 【例文3】パリコレは一流モデルの登竜門だ。 例えば、ミュージシャンが一流になる目安として武道館公演があります。他にも「若手への登竜門」という言葉が存在する通り、一流と世間から見られるために乗り越えなけれなならない壁のようなものを「登竜門」だと言うのだと思います。 「何々ができないから一流ではない」という風潮が世間で未だにあると私は考えています。小説家だって何かのコンテストに入賞することが新人作家にとって登竜門だと思われていますし、ある有名人を納得させれば一流という、馬鹿げている登竜門も存在しています。 時代が進むにつれてそうした登竜門は無くなってきていると考えています。武道館公演だって結成1年未満の有名でないアーティストが簡単に公演をしていますし、インターネットで小説を掲載して読者に評価されれば、それはもう一流と見なされることがあります。 一流を目指す方は、昔からある評価などの形に惑わされてしまうことがあり、別に武道館やコンテストに入賞することが全てではないということです。プロになった方でもインターネットで細々と同人作品を作っていた方もいるので、一概に登竜門を突破することが重要ではないことが分かります。このことからも将来的に「何々の登竜門」という言葉は失われるかもしれませんね。 登竜門の登竜とは、中国の黄河上流にあり、竜門山を切り開いてできた非常に流れの速い所です。この急流を上りきった鯉は龍になるという伝説があり、登竜門と呼ばれるようになりました。このことから、難関を突破して大きな飛躍を遂げることを言うようになったのです。 また、この言葉が使われるようになったのは後漢書という中国の書物が元になっています。その書物のなかの李膺伝からのものです。どのような話かというと、李膺という非常に実力のある人物がおり、その人に認められると、出世間違いなしと言われていました。ここから、李膺に認められることを、鯉が竜門を上って龍になるという伝説に例えられたのです。現代では、~の登竜門と言うように使われています。例えば、芥川賞を受賞することは文壇における登竜門だというように使います。 文学に限らず、いろいろなオーディションなども登竜門と言えるでしょう。また、東京大学に受かることが、高級官僚の登竜門ともいえます。 中国においては鯉という魚がとても力強いとされていたのでしょう。それが、滝を登って龍になるのですから、とてつもない努力が必要になります。また、鯉の滝登りという言い伝えもありますが、登竜門と同じような意味合いです。5月人形に良く見られますが、男の子の力強い成長を願ったものなのです。

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敵に塩を送る

【漢字】敵に塩を送る 【読み】てきにしおをおくる 【意味】戦国時代に上杉謙信は、越後から塩不足に悩む武田信玄の領地・甲斐(山梨県)信濃(長野県)へ塩を送り、領民を助けた。相手が苦しい立場にある時には助けてあげること。 【例文1】試合の相手チームの給水がなくなったので水を分けてあげた。敵に塩を送る。 【例文2】同じ境遇者同士、敵に塩を送る。 【例文3】敵に塩を送るのは誰にでもできる事ではない。 「敵に塩を送る」は、敵であろうと苦しんでいたら手助けをする意味があります。この言葉を聞いた時に私は、あるスポーツで起きた出来事を思い出しました。それは2014年に開催された冬季ソチオリンピックのクロスカントリー男子スプリント準決勝戦です。 ロシアの選手が競技の途中でスキーが折れてしまい、それでも懸命に完走しようと走るロシアの選手ですが、何度も転倒してしまいます。もう完走が絶望的と誰もが思ったその時、その光景を見かねたカナダチームのコーチが、自チームの予備のスキー板をロシアの選手に履かせ競技を続行させました。 少し「敵に塩を送る」とは意味が違うかもしれませんが、この出来事も、順位を争う大会、しかも国の威信を掛けた4年に1度のオリンピックでのことなので、非常に意味があると思います。 スポーツの世界では極稀に、そうした光景を見ることがありますね。お互いを称え合う「ノーサイド」のような意味合いも「敵に塩を送る」に含まれている気がします。敵のために何かをすることは、なかなかできませんし、その行為によって味方の被害が拡大するリスクも存在します。それでも同じ人間として何処かで繋がっていて、人間捨てたものではないと感じました。 敵に塩を送るとは、敵の弱みにつけ込まず、逆に苦境から救う事をいいます。この言葉は、戦国時代、上杉謙信が敵国の武将武田信玄の領国である甲斐国が塩不足に苦しんでいるのを知って、塩を送ったという故事によるものです。 相手の弱みを知って、そこを突けば勝てると言うときに、あえて手を差し伸べて助け、同等の立場になってから戦うということです。例えば、格闘技などで相手が負傷をしていた場合には、そこを狙えば間違いなく勝てるのに、負傷箇所を狙わずに勝負をするというようなことです。良く大相撲で怪我をした力士の負傷箇所を狙わずに取り組んでいる姿を見かけますが、あれも同じ精神なのでしょう。 また、ビジネスにおいても、何かが不足していてライバル会社が苦境に陥っているときに、不足しているものを補給してあげるというのも、塩を送る精神なのでしょう。スポーツの試合やビジネスは真剣勝負です。そんな時に、何きれい事をいうのかという声も聞こえそうです。確かに、相手の弱い所を付いて勝利を得ても、それは誰にも避難はされません。しかし、自分の心の中ではどうでしょうか。自分は相手が対等ではないのに、攻め込んだと後になって悔やむことにならないのでしょうか。なにか、事を起こすとき、ちょっと考えてみるのも良いことでしょう。

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