tedukurikotoba (2563)

物心が付く

【漢字】物心が付く 【読み】ものごころがつく 【意味】世の中の事や人の気持ちが分かり始める。 【例文1】物心付いた時には母はいなかった。 【例文2】物心が付いた時からボールを蹴っていた。 【例文3】物心が付く頃から絵具を握っていた。 漫画や映画、ドラマや日常会話などで物心が付くという言葉を耳にする事がありますが、一般的な使われ方としては自分が記憶している最も古い記憶の事を指しています。例えば物心が付いた頃には既に好きだったや、物心が付いた時には親の顔を覚えていなかったなどの様な使われ方をしています。 ただ厳密に言えば物心が付くとは記憶の事を意味しているのではなく、正確に言えば自分の行動に思考が加わった状態を意味しています。 まず、基本的に幼児と言う物は感じたことが行動に直結しています。なのでお腹が空いたら泣きますし、おもちゃを取り上げたら怒ると言う行動が見られます。またこの状態の内はほぼ無意識状態にありますので、本人が記憶しているケースも非常に稀になりますし通常は新しい刺激があった時には忘れるようなメカニズムになっています。 なのでこの時には物心が付いているとは言えなくなっていて、この段階を過ぎて感じた事からの行動ではなく思考してからの行動が見られたときに初めて物心が付いたと言えるようになります。 したがって一般的な使われ方とはやや離れていて、最も古い記憶ではなく初めて自分の考えで行動できた時が物心が付くと言う状態を指しています。 4年前の春、都内の公園でお花見をした時、知人が可愛い女の子の赤ん坊を連れて遊びに来てくれました。 おしゃべりは出来ず、表情だけで母親に何かを伝えようとする姿が愛おしく、皆んなを癒してくれました。 そして先月の結婚式で久しぶりに会った知人が連れていた女の子は、あのお花見の時に赤ちゃんだったとは思い出せないほど可愛らしい女の子になっていました。 結婚式だった為、フリフリのドレスに身を包み、頭にはリボンを、口紅をつけてすっかりお姉さんに。 式が始まるまでの間、控え室ではお話もできるようになって、鼻歌を歌いながら踊りながら、ドレスの裾をもってクルクル回って披露してくれました。 物心が付いた少女は、あの赤ん坊だった頃とはまた異なる可愛さで皆んなを楽しませてくれました。 そんな中、他の知人が赤ん坊の女の子を抱っこして式に参列し、控え室に登場。 一気に皆んなの視線が赤ん坊へ集中し、可愛い可愛いのオンパレードに。 ドレス姿の女の子は一言。「私だって可愛いでしょ!見てよ!」の訴えが始まりました。 その時感じたことは物心が付くと女になるということ。 30代目前のギラギラした女性たちが集まる結婚式で、女という生き物について考えさせられた1日でした。

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目が覚める

【漢字】目が覚める 【読み】めがさめる 【意味】迷いがなくなり、正気に戻ること。 【例文1】育児ノイローゼになり、我が子に手をかけたその瞬間、泣き出して目が覚める。 【例文2】父の言葉で悪事から目が覚める。 【例文3】仕事復帰へ目が覚める。 私はトラックドライバーの方々がよく居眠り運転で事故に遭う話をよく耳にします。同じドライバーとしては気持ちはよくわかりますが、やはり疲れてた場合や集中力が落ちて来たなと思った場合は速やかに休むべきです。仕事柄どうしてもはやくしなければならないのはわかりますが、事故に遭ってしまっては自分の命を落とすだけではなく周りの人や結果的には会社のイメージダウンにも繋がると思います。なので私は道路にトラック専用車線を設けるのが良いと考えました。現在の通常道路では全車線でトラックも車も同じように通ることができます。しかし、これは大きなデメリットを抱えています。トラックは一般車両と比べ車幅や車長も長く普通車と同じように加速したり曲がったりは出来ません。そのため場所によっては後続車両がつまり、かなりの渋滞を引き起こします。また、ガソリンや危険物質の詰まったタンクローリーを街中に見かけますが、そのような車両も時間による通行規制をしくべきです。それにより他の一般車は事故はないに越したことはありませんが、万が一事故にあったとしても大惨事になることは防げると思います。メリットはもう一つありドライバーもその時間帯は運転できないためゆっくりと休養をとることが出来ます。法律面や経済からも実現は難しいと思いますが、出来た暁にはきっと今よりも良い交通状況になりドライバーの苦労も減るかと思います

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虫も殺さない

【漢字】虫も殺さない 【読み】むしもころさない 【意味】虫さえも殺せそうにないような非常におとなしいそうな人。 【例文1】虫も殺さないような顔して子どもを虐待していたなんて・・。 【例文2】虫も殺さないような温厚な彼女が元暴走族だなんて見えない。 【例文3】虫も殺さないような顔で裏ではいじめの主犯格だなんて。 よく「虫も殺さない」という言葉を耳にすることがありますよね。 これは性格が穏やかであることの物の例えで使います。 一見いいように聞こえますが、実際は対義語に使われることが圧倒的に多いのです。 では、どういう場面で使われるのかを見ていきましょう。 例えば「虫も殺せないような顔をしてるのに、あんな酷いことをするなんて・・」のような、外見と内面が相違している人を主に表してますね。 しかし実際、虫も殺さないような顔をしていて、本当に虫を殺さないような人ってまず居ませんよね。 他にも、 「彼は虫も殺さないような顔をしているが、陰ではずいぶん悪いことをしているみたいだ」 「虫も殺さないような顔をした彼女が、まさかあんな残忍なことをするなんて信じられない」 といったような感じで使われています。 つまり、見た目が穏やかで大人しい人が何か悪いことをしたときに虫も殺さないというワードがでてきるわけです。 ただ大人しい人が見た目通り、穏やかな生活を送っていれば虫も殺さないというワードはほぼ使われることはないでしょう。 虫も殺さないという言葉自体は相手を褒めるワードなんですが、それを使うときは相手を悪くいう場面に変わる。 実に面白い例えですよね。

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みこしを据える

【漢字】みこしを据える 【読み】みこしをすえる 【意味】座り込んで動かない様子。 【例文1】いつまでもみこしを据えないで、作業に取り掛かろう。 【例文2】ファミレスでお喋りに夢中でみこしを据える。 【例文3】みこしを据えて話し込む。 デスクワークが多い現代の社会人は、みこしを据えることを強いられているのではないでしょうか。 みこしを据えるとは、ゆったりと座り込んで動こうとしないという意味です。ゆったりとして仕事をしているかどうかは、職種や繁忙期かどうかにもよると思いますが、座り込んで仕事をしている人は昔よりも増えたと感じます。なぜならばIT化が進み、インターネットや携帯電話といった通信手段が発達したからです。もしも取引先が遠方であっても、メールや電話で済ませられますね。 つまり現代では、みこしを据えて仕事せざるを得ない人が増えていると言えます。更にいえばインターネットが発展したために、座らざるを得ない職種も現れたと考えられます。 たとえばシステムエンジニアをしている大半の方は、座りっぱなしではないでしょうか。もちろん顧客のところに行って、打ち合わせを行うこともあると思います。しかし夜遅くまでパソコンに向かって座りながら仕事をしているようなシステムエンジニアの方も居ると考えられます。 これは在宅ワークでも同じことが言えるのではないでしょうか。在宅ワークというと、主にイラストレーターやライターといった職業の方が居ると思いますが、これらの仕事もやはり座りながらやる仕事です。立ちながら絵を描いているという人の話は耳にしたことがありません。 もちろん、レストランのウェイターや警備員といった立ち仕事もまだまだ存在すると思いますが、このように現代社会は、みこしを据えなければ仕事ができないような状況になっていると言えます。今後はもっと『みこしを据えざるを得ない仕事』が多くなるのではないでしょうか。 ただしその際、社会全体が『ゆったりと』仕事ができるようになっていると良いですね。 「みこしを据える」とはどっかりと座り込んで動かないようすやゆったりと構えて動こうとしないようすを指した言葉です。「みこし」には「み」を「御」と書く「御輿」と「神」と書く「神輿」の二つがあります。「輿」とはもともと天皇の乗り物のことを指していたので天皇を敬って「御」の字を用いた「御輿」と、祭礼に使われる「輿」とは神の御霊代の乗る「輿」なので「御」の代わりに「神」を用いて「神輿」と乗る相手による違いが「御」と「神」の違いです。「輿」と「腰」をかけて「みこしを据える」「みこしを上げる」などと使われるようになりました。普段の生活の中では「みこしを据える」と使うより略して「腰を据える」と使われることの方が多いでしょう。何事かを成し遂げようと強く決心をして物事を始めるときの「腰を据えてかかる」は良い意味での使われ方ですが「みこしを据える」は長時間居座られて迷惑な場面で使われることの方が多いようです。お酒好きな人がお店に来て飲んでいてなかなか帰ってくれず閉店できなくて迷惑だ、訪ねてきた友人や知人が話し好きで話しだしたら止まらず長居されて迷惑だなどが悪い意味で使われる「みこしを据える」の代表的な例です。 みこしを据えるとはゆったりとして動じないことをいいます。腰が据わっているね!なんて堂々としている人のことを言ったりもします。肝っ玉母さん的でいいですよね。 みこしを据えて話し込んでいるのは、女性には多いですよね。おしゃべりが始まると延々と続いておしりに根が生えたようにそこから動かなくなります。 私はこの女性の長話がちょっと苦手です。だから子どもが幼稚園に通うようになった時にバス通園はやめて自分で送り迎えをしました。バス通園になると子どもがバスに乗って幼稚園に行ったあともママ友同士でその場所で結構長くお話ししていますよね。そんな中「じゃあ私は先に家に戻るね!」とは言いづらいです。かといってあまり興味のないお話しにずっと参加するのもストレスがたまりそうです。どっちにしろ大変そうなので自分で子どもを自転車で幼稚園に送ってサッと返ってくる方法を選びました。すごく楽でしたね。そう思ってしまう自分は協調性がなくて人と合わせられない人間なのかなと落ち込んでしまうこともあります。なのでたまに時間に余裕があるときにはママ友とも長話に腰を据えて付き合っています。 でも本当に子どもの悩みとか相談したいことがあるときはきちっとみこし据えてお話ししたいと思っています。

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負けるが勝ち

【漢字】負けるが勝ち 【読み】まけるがかち 【意味】勝ちを譲って一見負けたように思うが、争い事は避けた方が得策である。 【例文1】先に妥協して名声を得、負けるが勝ち。 【例文2】負けるが勝ちでドヤ顔されるのもなんだかなー。 【例文3】頑固者には言うだけ無駄。負けるが勝ち。 負けるが勝ち、これは争わずにいったん相手に勝ちを譲った方が、結果的に自分が有利になって得をするといった意味です。例えば仕事上の会議の場である人と意見が全くあわないで討論になったとします。自分の発言に対していちいち反論して否定してくる普段から虫の好かないやつです。でも会議の時間は限られています。他に決めていかなければならない案件もまだ多く残っています。 そんな時にある程度の道筋が出来ていれば、彼の反論は受け入れて結論へと進めていきます。彼の反論に対して反論できない反論も頭の中にはあるのですがそこはちょっと「負けて」上げて、議論を終わらせます。「負けて」あげるのはもともと気に入らないヤツで少し癪に障りますが、他のメンバーももうこの議論にうんざりして早く次に進んでもらいたい状態です。ここで一歩譲って「負けて」あげても、案件の結論としては満足できるものであればあなたに損はありません。またほかのメンバーの評価も「負け」て一歩引いてあげたあなたの方が高評価になるでしょう。「負けるが勝ち」ですね。でも言い負かす優越感は味合うことが出来ないのが残念ですし、元々気に入らない相手の「勝った」という顔を見るのもしゃくなんで「負けるが勝ちだけどモヤモヤ」って感じですね。 仕事などで変にクレームを入れられたり、気の合わない先輩や上司に理不尽なことで怒られたり、現代のストレス社会で生き延びるにはなかなか精神力が必要だったりします。そしてそんな時、私はよく小さい頃から親に言われてきた「負けるが勝ち」という言葉を思い出します。 争いごとや喧嘩を避けることで、自分にとって有利に物事が運び結果的に勝つことができるというこのことわざ。 これは勝負事にだけではなく、人間関係にこそ当てはまる言葉ではないかと私は思っているのです。 だって、家族でも友人でも同僚でも、ケンカしたり争ったりすることほど疲れることってあるでしょうか? かと言って、自分が悪くないのに謝るなんて、なんだか癪だし悔しいことですよね。 でも、周りを見てください。 例え自分が悪くなくても、相手にすぐに謝って素直に相手の意向に従い、ケンカを引きずらずにすっぱりと終わらせられる人って周りに結構好かれている人だと思うんですよ。 好かれている・人気者とまではいかなくても、おそらく嫌われ者ではないはずです。大きな敵も作っていないはずです。 そう、これこそが人間関係における「本当の勝ち」ではないでしょうか。 自分が納得できないことでも、ある程度のところで折れて相手の意を汲むことで、結果的に人も自分も機嫌よくいられるんですよね。 私も年齢を重ねて、そんな生き方を目指したいと思うようになりました。 大学を卒業して入社した企業はドクター向けの商材を扱う商社でした。私が配属された部署はほぼ女性。ベテランの先輩社員から、1個上の年の近い先輩まで様々な年齢層が集結した女性だらけの職場でした。 仕事柄、お客様はお医者様ばかり。1日に何件も医院を訪問し、各種業務をこなしたり、営業をかけたり、そんな毎日でした。 帰社後先輩社員へ良い成績だった旨を報告をすると、様々な指摘をされます。 それはもう、成績が良ければ良いほど指摘が増えます。 「その柄が入ったストッキングで先生に色仕掛けしたでしょ?」「そのブラウスの透け感で成約したんでしょ?」 もちろん、笑いながらネタのような口調ですが、褒めてもらったことは記憶になく、このような言葉が飛んできます。 そんな時「いえ、そんなことしていません」「なぜそのようなことを言われないといけないのですか」と、真っ向勝負する方もいるでしょうが、 私が取っていた策はただ一つ、「負けること」。 「バレました?」「ちょっとボタンが外れやすいようなブラウスなんです」などなど、先輩からのイビリを完全受け入れ、即負けることで 職場は大きな笑いとなります。 そして先輩からのさらなる返しは「やっぱりね」の一言。 女性だらけの職場でしたが、いじられながらも毎日笑いが絶えず楽しい時間を過ごしてきました。 女性だらけの職場で生き残るコツ、一つ言えるとすると「負けるが勝ち!」です。

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