tedukurikotoba (2563)

必要は発明の母

【漢字】必要は発明の母 【読み】ひつようははつめいのはは 【意味】不便な事や必要と感じれば発明が生まれてくるものである。 【例文1】主婦だからこそ思いついたお掃除スリッパは必要は発明の母だ。 【例文2】身近かにありすぎて、必要は発明の母が意外と浮かばない。 【例文3】専業主婦が必要は発明の母のひらめきで大儲けする。 誰でも日常生活の中で時々、不便を感じる事が良くあるはずです。 不便を感じた時に、ココをこう改良したら便利になるのになとか、考える事があるはずです。 しかし考えたとはしても、実際にそれを実行している人は少ないと思います。 所が世の中にはそれを実行して、不便を解消している人がいるのです。 必要は発明の母と言いますが、不便を感じだことでその不便を解消すべく、新たなものを発明している人たちがいるのです。 それは何も発明家と呼ばれる特別の人ではなく、普通の主婦やサラリーマンがこれまで存在していなかったものを発明しています。 発明したものは個人で使うだけでなく、商品として売り出しているものもあります。 その商品が大ヒットして、大金持ちになっている人が結構いるのです。 テレビなどでも度々取り上げられているので、知っている人は知っていると思いますが、不便を解消する為に発明した物に因って、普通の主婦やサラリーマンが大金持ちへと大出世をしているのです。 ですからこの様な人たちを見倣って、不便を感じた時はそのままにせず、不便を解消するような物を作るように努力するのが良いと思います。 そうすれば現在普通の暮らしをしている主婦やサラリーマンでも、大富豪になれるかもしれません。 発明が生まれる時は、発明が必要で迫られている場合に生まれる意味があることわざですね。母親が家事などで不便だと思うことを解消する商品が世間でヒットする、などに使われる言葉です。 人がなにかで困っている場合に、その問題を解決しようと考えて作った物が、素晴らしい発明品として認知されることもあります。例えば感染病に悩む国で、一刻も早く改善したいから感染症に効く新薬を開発するなど、その環境によって生まれた発明品こそが「必要は発明の母 」なのではないでしょうか。 世の中に出回っている発明品の中にも、そういった商品がたくさん存在すると思います。必要性があるから生まれる物であって、役立つ物がヒット商品となることが多いです。電話だって遠くの誰かと話ができたら便利という発想から発明されたと思いますし、インターネットも同じ意味合いを持っているはずです。 歯磨きブラシやドライヤーなど、日常生活で当たり前のように使用している物も、起源を辿れば「必要は発明の母 」で説明がつくのは面白い事実ですね。普段は全体に存在する物として認知してしまいますが、物の有難みをあらためて考えるキッカケを「必要は発明の母 」で再確認できました。

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白砂青松

【漢字】白砂青松 【読み】はくしゃせいしょう 【意味】白い砂浜に青々した松の林のことで美しい海岸の風景をいう。 【例文1】週末のデートは白砂青松で癒されたい。 【例文2】息抜きに白砂青松を見る。 【例文3】白砂青松を描く。 「白砂青松」は白い砂と緑の松原に象徴される、美しい海岸のことです。昔の色の区分でいうと青色は今の緑色でした。今の青色は昔の藍色でした。なので、この言葉も「白砂緑松」ではなくて「白砂青松」なのです。松が海岸線に植えられていたのは、景観のためというよりも風除け、防風林としての役割を持たせていたからです。もともと松の木は神様が天上界から降りてくるのを待つという意味からつけられたとか、葉が二股に分かれていることからマタがマツになったのだとか言われていますが、長寿や節操を象徴するものとして尊ばれてきました。お正月の門松はその最たるものですね。また、松は松脂がとれることから、松明としても使われてきましたし、戦時中には松脂で飛行機を飛ばすための燃料を作っていました。今も、松ぼっくりは乾燥していれば、手軽で自然由来の着火剤としてアウトドア好きの方に重宝されていますね。松の葉はよく乾燥させて煎じて飲むと喘息に効くなどと言われたこともあったようですし、松の実も食用に珍重されてきました。文学の世界でも天女が天の羽衣をかけたのも松の木でしたし、尾崎紅葉の金色夜叉でもお宮と貫一の名場面には松の木が使われていて、お宮の松が代替わりしつつも、熱海の海岸で守られています。「白砂青松」は日本人の生活に根ざした原風景の一つと言えるでしょう。

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暖簾を分ける

【漢字】暖簾を分ける 【読み】のれんをわける 【意味】従業員や弟子が独立する際に商号を分け与える。 【例文1】暖簾を分けした弟子がお店を構えた。 【例文2】信頼できる従業員に暖簾を分ける。 【例文3】暖簾を分けの契約書を交わす。 「暖簾を分ける」というのは長年忠実に務めてきた商家の奉公人に店を出させて、同じ屋号を名乗ることを許可することです。文字通り、本店の商号や屋号を染め抜いた暖簾を使うことができたので、お店を新しい場所や離れた場所に出したとしても、お店の信用が受け継がれましたから、商売をするうえで有利になりました。また、そうした際には、資金援助をするとか、商品を貸与したり、お得意先を分けたりと、いろいろ便宜を図るのが常でした。中には新しい店で雇う従業員まで派遣してもらえたり、紹介してもらうこともありました。この従業員の派遣、紹介制度は、新しい店にとってどんなに心強いことだったかと思われます。従業員は昔は住み込みが当たり前でしたから、お店の内容、お客様の事情、店主の人間関係まですべて従業員には筒抜けです。悪い従業員を雇ってしまえば、お金を横領されたり、持ち逃げされたり、挙句のはてには窃盗団の手先として、お店の内情を偵察されたりしてはかないません。そのうえ、従業員が何か悪事を働けば、お店の主人までが従業員の指導不足ということで、罪に問われた時代もあります。本店の主人ともなれば人を見る目もありましょうし、人脈をいかして、従業員の身元調査もできたでしょう。「暖簾を分ける」というのは、分ける側にとっても大事だったに違いありません。

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寝た子を起こす

【漢字】寝た子を起こす 【読み】ねたこをおこす 【意味】寝た子が起きると面倒になる。騒ぎが治まったのに再び面倒を起こすことをいう。。 【例文1】やっと彼氏と仲直りしたのに寝た子を起こすような事は言わないでよ。 【例文2】昔の女遊びを持ち出し寝た子を起こす。 【例文3】過去の経歴をバラし寝た子を起こす。 「寝た子を起こす」とは寝静まった子どもを起こして騒がしくすることから、静穏になったのをつまらない事をして元の騒然とした状態に戻してしまうこと。 もう一つの意味は忘れかけていた悪い習慣をふとしたことから元に戻してしまうことの二つの意味があります。この言葉から連想する話に池波正太郎の「鬼平犯科帳」の中の女スリの話があります。今はもう足を洗ってまっとうな職について暮らしている若い女スリが、昔世話になったスリ集団の親分の女性から呼び出されます。 その親分は身寄りがなくてさすらっていた女性を、子どもの時から育ててスリの技を仕込んでくれた、女性にとってのいわば恩人です。彼女が尋ねると親分は窮地に立たされていて、女性に「この男からある書類をスリ取ってもらえないか」と頼まれます。腕は鈍っていないだろうとは思いつつも、捕まれば今の暮らしは失うのです。女性は散々迷い、下見を重ねるうちに鬼平の手下と知り合うことになり、人生最後のスリをします。その時、親分も鬼平も、女性自身もこの1回が「寝た子を起こす」ようになり、スリをまた重ねる昔の自分に戻ってしまうのではないかと懸念します。結果、今まで女性が積み重ねた年月や努力、親分や鬼平の愛情こもった働きかけで、スリには戻りませんが、スリをしていた時に培われた、悪事に対する勘のよさ、警戒心などが買われ鬼平の手下になるのです。

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二転三転

【漢字】二転三転 【読み】にてんさんてん 【意味】状況や動きや意思が何回も変わる。 【例文1】追及するにつれ、自供が二転三転する。 【例文2】政治の公約が二転三転するので子どもは一人で十分。 【例文3】裁判で主張が二転三転する。 様々な疑惑追及によって国会が揺れています。加計の問題に対する菅官房長官の説明は二転三転のありさまでした。 前川前文部科学省事務次官の告発で明らかになった文書の存在を、菅官房長官は当初「怪文書だ」と言い張ってきました。何か問題があると「(批判に)あたらない」と言いはねてきたいつもの冷たい態度で言い放ったのでした。そして菅官房長官は前川氏の人格否定発言まで行って、話の信憑性を落とそうと画策しました。 しかし、時間が経つにつれて次々と前川氏の発言が正しいとする証拠が見つかっていきました。菅官房長官は文書の存在を認めざるをえなくなったのですが、そこで言った発言は「怪文書という言葉が一人歩きしている」というものでした。そして末には「怪文書だなんて言っていない」とまで言いはじめました。菅官房長官は有能であると一部では言われてきましたが、果たして本当のところはどうだったのでしょうか。 二転三転する政治家の言い訳は見苦しく醜悪です。かつての政権でも二転三転する言葉が使われてきたのですが、今のほど二転三転と言い訳をしてその上悪びれない政権というものは存在しませんでした。二転三転するのならばするで、しっかりと反省した面持ちで語ってもらいたいものですね。

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