片鱗を示す
【漢字】片鱗を示す 【読み】へんりんをしめす 【意味】才能の一部を見せる。 【例文1】彼のバッティングは将来大物打者の片鱗を示す。 【例文2】子どもの頃から可愛い彼女はモデルの片鱗を示す。 【例文3】物覚えが早い息子は職人の片鱗を示す。 魚であれば鱗一枚、鳥であれば羽毛一枚でも、およそどの程度の大きさなのか想像がつくことから「片鱗を示す」という言葉が出来たようです。 実際にスズメとカラスの羽根を比べてみれば一目瞭然でしょう。 爪やら髪からどのような人間かを言い当てるようなプロファイリングは凄いですが、ここでは取り上げる話題ではないです。 人間でいうところの鱗一枚は、その人物が持つ才能の一部を意味します。 重要なのは一部を垣間見せることで、全体の大きさを想像にお任せするという辺りでしょう。 試合などで運よく全力を出すことに成功した結果が、実力の片鱗と思われたならば儲けものです。 勝手に過大評価して対戦相手が萎縮してしまうことすら期待したくなります。 実際には片鱗どころか、全体像をまるっと把握された上でいいようにあしらわれるのが普通です。 余程の大人物、大器でなければ片鱗などという言葉が使われることはありません。 そのように才能に恵まれた人間がさらに努力して才覚に磨きをかけるのですから凡俗の及ぶところではないというものです。 偶然の成功を才能の片鱗と見せかけて、ハッタリをかますに終わるのが精一杯です。
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