tedukurikotoba (2563)

一息入れる

【漢字】一息入れる 【読み】ひといきいれる 【意味】ちょっと一休みする。 【例文1】いったん一息入れようか。 【例文2】近くの喫茶店で一息入れる。 【例文3】お昼のピークを過ぎて一息入れる。 私は、精神の病気を患っていて入退院を繰り返して、今復帰途上の身です、リハビリを兼ねて病院内の営繕としてアルバイトをしています。 最近、体調や精神的に疲労が目立って悩んでいます。 精神科に入院をする事は、昔ならもう社会復帰は不可能ではないのか?というぐらい長期入院になったり、無理に退院して再発して、長期入院になったりする事例がほとんどでありました。 しかし、最近は精神科に短期で入院して一息入れてから再び社会復帰する人が増えています。 まず、精神科というものが昔より社会に認知されてきたことです。病気(うつ、統合失調症、発達障害)の理解が高まり、回復すれば社会復帰が容易と理解された事があります。 また、薬の進化で副作用が減り、投薬しながらでも生活に苦労しない事もあります。 しかし、今の社会は残念ながら我慢しつづけたらパンクしてしまう人もたくさんいます。職場や人間関係などは特に自分の病状を圧迫します。 もし、自分がしんとく感じ始めてきたら病院に短期に入院した方がいいよと、言われます。 今、病院で一息入れようか悩んでいます、短期入院だと費用も大丈夫だし、無理に入院をのばしても返って再発が酷くなったら・・でも入院はなんか嫌。 って思っていたら病院のスタッフにこう言われました。 少し安心したので仕事休みのお盆には短期入院をしようと思います。それまでは頑張っていきます。

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拍手喝采

【漢字】拍手喝采 【読み】はくしゅかっさい 【意味】拍手して褒める称える。 【例文1】演奏終了後も拍手喝采が鳴りやまない。 【例文2】新婦の感動的な手紙に列席者が拍手喝采。 【例文3】感動的なスピーチで拍手喝采。 よく耳にする「拍手喝采」ですが、この四文字熟語は具体的にはどういう意味でどう使うかご存知でしょうか?何となく拍手が凄いと言う程度の認識の方が多いかと思います。「拍手」は手を打ち鳴らす意味なのはご存知だと思いますが、「喝采」はどっと褒め讃えることを意味しているのです。実際の意味は「手を打ち鳴らしながら大声で褒め讃えること」です。オペラ座などで演目が終わった後に観客が盛大な拍手と共に「ブラボー!」と声をかけているのは文字通り拍手喝采と言えます。使い方としては「幕が下りても拍手喝采は鳴り止まず、演者達は何度もカーテンコールで観客に応えました」「空港では帰国したメダリストを大勢のファンが拍手喝采で迎えた」などで使うことが出来ます。実際に褒め讃える事ではなく使う時は「そんな規則が決まったとしてもお役人だけが拍手喝采するだけだよ」などと使うことも出来ます。 多くの一般人は日常生活ではなかなか拍手喝采を浴びる機会はありませんが、送る側であれば劇場や協議会、コンサートなどで可能です。機会がある時に拍手喝采の意味を少し思いだしていただければと思います。そして出来れば人生の中で何回かは拍手喝采をして貰える側に立ちたいものですね。 私の娘は幼少期からピアノを習っています。ピアノを弾くことがとても楽しくて仕方ない様子で暇さえあればピアノの練習に励んでいました。 お陰でメキメキと上達し、レッスンの階級もどんどん上がっていきました。 小学6年生になった時に、東京の銀座の素敵なホールで行われる大きなコンテストに出場できるチャンスが巡ってきました。 娘はとても張り切って練習を重ね、出場者を決める審査に挑みました。ピアノ教室の先生からはとてもライバルが多いので選ばれるのは難しいかもしれないと言われていたので、半ば諦めていましたが、無事に選んでいただけました。もちろん娘は大喜びです。 コンテストまで半年ほどありましたが、とても難しい曲に挑戦することになったので半年あっても時間が足りないほどでしたが、一生懸命練習し、あっという間に本番の日を迎えました。 当日会場に着くと、今までの発表会とは段違いの豪華で素敵なホールです。娘の顔が一気にこわばりました。緊張してしまったのです。 自分の出番が近づくと娘の顔色はますます白くなり緊張でいっぱいの様子でしたが、娘を信じて見守ることにしました。 自分の出番が来て舞台に上がるとなぜか娘は急にリラックスした表情に変わり、ノーミスで難曲を弾ききったのです。とても感動しました。 満員の会場のお客さんからも拍手喝采をもらい、娘は最後ニコニコ顔であいさつを終えました。

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熱に浮かされる

【漢字】熱に浮かされる 【読み】ねつにうかされる 【意味】熱にうなされると間違えて多用されているが、正しくは熱に浮かされるである。人の意見も聞き入れず熱中すること。 【例文1】あの人だけはやめとけと言っているのに彼女は熱に浮かされている。 【例文2】ネットの情報だけに熱に浮かされる。 【例文3】洗脳されて熱に浮かされる。 熱に浮かされるとは、高熱で意識がもうろうとする様であったり、あるいは夢中になって見境が無くなる事を言います。ここでよくある間違いが「浮かされる」を「うなされる」とつい言ってしまう事です。うなされるは「魔される」と書き、寝ている時に悪い夢を見てしまって呻き声を上げてしまう様子をうなされるというのであって、熱によってどうこうとは違う様です。熱に浮かされるも幾つか用途があり、高熱の場合は意識がはっきりしない様子なのでわかりやすいいですが、何かに夢中になり見境が無くなるというのは何か違和感と言います。 例えば「彼はスマホ熱に浮かされて、どんどん課金している」と使い方は間違いではないと思いますが、実際そう言っている人を見た事がありませんので、現代的な表現に馴染んでいないのかもしれません。それともう一つが茶などを飲み興奮する様も同様に言うらしいのですが、これに関してはいよいよどのタイミングで使かって良いのか全くわりません。私達に馴染みのある使い方は最初の高熱による意識混濁状態を指すもので、後の二つは知っていても損はない程度の所で納まりそうな意味合いに思えます。もちろん使用されている方が全くいないとは言えませんが、それは極めて希少な方ではないでしょうか。 私は若い頃、ある外国の俳優さんにかなりハマっていたことがあります。 また、共通の友人がいたことで、かなり熱に浮かされていたと思います。 ある時、その海外の俳優さんの誕生会を海外で行うことになりました。 すっかりのぼせ上がっていた私は、絶対にその誕生会へ行きたいと思っていました。 私の友人は会社を辞めても、その誕生会に参加すると豪語していました。 その友人もかなり熱に浮かされていたのだと思います。 しかし、私の場合は会社が忙しい時期に当たってしまい、会社を休むことができなくなりました。 何とか上司を説得したのですが、聞き入れてもらえませんでした。 そこで、さらに上の上司に直談判をしましたが、もし休暇を取れば賞与減給というリスクを背負うことになりました。 私はかなり悩みましたし、周りの人たちも「行ってくれば」と言ってくれました。 最終的には私は行くことができずに、止む無くその誕生会を欠席することになりました。 今思うと、なぜあそこまでの情熱があったのだろうと思ってしまいます。 私の中でもっとも熱に浮かされていた時期だったのかもしれません。 このような経験を若い頃にしたこともあり、今ではかなり落ち着いてしまっています。 逆に行きたければ海外に行ける状況ですが、そこまで熱を上げられるほど素敵な俳優さんに出会えていません。

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二の足を踏む

【漢字】二の足を踏む 【読み】にのあしをふむ 【意味】一歩踏み出したが、二歩目を踏みとどまる。思い切ってできない様子。 【例文1】いざ告白となると二の足を踏む。 【例文2】転勤族がネックとなりプロポーズの決心が二の足を踏む。 【例文3】断られるのではと二の足を踏む。 混ざってしまった結果、二の舞を踏むという言葉を使ってしまう方もいます。 さすがに二の足を演じる、などという奇怪極まりない言葉は違和感がありすぎて使う人もいないでしょう。 「二の舞を演じる」は、雅楽の舞楽のひとつ「安摩」に由来します。 先に舞を披露した安摩と言う人物の真似して、次に老婆が舞を披露しようとするのですが上手くできず滑稽な様子を楽しむ演目です。 つまり元々は成功を真似できずに失敗してしまうという話の流れなのです。 言葉としては先人と同様の失敗を繰り返してしまうという意味になっています。 二の足を踏むは、一歩目は何とか踏み出したものの二歩目を躊躇うような様子を表現しています。 本当に躊躇っているならば最初の一歩目すら踏み出すはずもないように思えますが、それでは動きもなく端から見ていて感情が伝わりません。 一歩目を踏み出したところに実行しようとする意気込みを、二歩目を踏み出せず留まるところに実行に移せない理由があることを表現したいのでしょう。 二の舞を演じるに似たような言葉に轍を踏むがありますが、こちらは必ずしも失敗することを意味してはいません。 単純に多くの先人達が使ったであろう道を通過することですから、同様の経験を積む過程ということでしょう。 私が株取引を始めた頃は、株を買おうと思っても、二の足を踏む事がありました。 株取引と言うのは、上手いタイミングで株式を購入しないと利益につなげる事が出来ません。 私はどのタイミングで株を購入していいか分からなかったのです。 それで私はしばらくの間、取引をせずに株価の変動を注意深く見ていました。株価の変動を見ていれば、株式を購入するタイミングが分かると思ったのです。 しばらく見ている内に、株式を購入するタイミングが何となく分かるようになりました。 これで自信がつき、思い切って株式を購入してみました。 すると見事に購入後に株価が値上がりして、利益を得る事ができました。 わずかでしたが、初めて上手い具合に株取引が出来たので、嬉しさでいっぱいでした。 これでさらに自信がついた私は、次から次へと株式を購入して、利益を上げ続けたのです。株取引を始めたばかりの方々は、損をするんじゃないかと考え、株式購入に二の足を踏む事が多いと思います。 私は踏み出してよかったです。

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梨のつぶて

【漢字】梨のつぶて 【読み】なしのつぶて 【意味】つぶてとは小石をいう。小石を投げても跳ね返らないことから、手紙や連絡の返事がない時に使う。 【例文1】実家を離れて暮らす息子が梨のつぶてだ。 【例文2】男の子はマメに連絡をしない梨のつぶてだ。 【例文3】遠距離恋愛になり梨のつぶてとなる。 梨の礫の語源がとても面白かった記憶があります。日本語の粋とでもいった感じです。礫とは小石のことでそれを投げても返ってこないことから返事がないことを梨の礫というようになりました。返事が無いということで本来は無しの礫だったのですが、意味的におかしくなるので無しを果物の梨という漢字に当てたのだそうです。なのでkの慣用句には梨は音だけしか関係ないのですね。日本語では良く縁起の良くない漢字や言葉には他の縁起の良い感じを当てるということが良くあります。するめいかの「あたりめ」の名前の由来もそうです。もともと賭け事の合間に食べていた「するめいか」です。この「する」という言葉がお金を磨る=使い果たすという意味に聴こえてしまい何事も縁起を担ぐ勝負の世界では嫌がられていたのです。ならばいっそのこと磨るではなく当たりに変えてしまおうという無理なりな感じで、する・め→あたり・めになりました。言葉の語源っていうのは本当に面白いと思います。特に日本語にはそうった由来がある言葉が多いと思います。せっかくこういった粋な言葉がたくさんある国に生まれたのですから日本語の語彙力をつけていきたいと思います。何でもかんでも「ヤバイ!」で表現していてはダメだなと思います。 連絡に対してまったく返事が帰ってこない状況をさして「梨のつぶて」と言うわけですが、実際に梨を投げつける人など存在するはずもありません。 西洋梨であればべしゃりと潰れそうですし、日本梨でも多量の水分でばしゃりと飛び散って大変そうです。 そもそも高級くだもの(だと私は思っています)を放り投げる心が理解できません。 などと1人で思っていたのですが、実のところはまったくの筋違いな心配でした。 梨と無しをかけたダジャレ、というのがこの言葉の成り立ちのようです。 一応納得できる理屈ですが、何となく釈然としません。 食べ物は大事にあつかうものと子供の頃から何の疑いもなく思っていたためでしょうか。 投げつけたのが柿であればサルカニ合戦勃発です。 外国にあるトマトやオレンジをぶつけ合うお祭りも、どんな理由があっても勿体無いという感想が先にたってしまいます。 節分の豆まきは仕様がないにしても、アレは後でしっかり回収して食べるのですから例外と言えるでしょう。 返事がないを別の表現で表したいならば、音沙汰がないで十分だと思います。 メールによる連絡が一般に普及している現在ならば、既読がつかないことを気にすることはそれなりに発生します。 そのような場合は、返事をしないという選択をとったこともある意味一種の返答と受け取ることになりかねません。 礼儀として取りあえずは受け取ったことを知らせるメールは送るべきでしょう。

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