tedukurikotoba (2563)

悪事千里を走る

【漢字】悪事千里を走る 【読み】あくじせんりをはしる 【意味】悪い噂ほどすぐに広まるもの。 【例文1】芸能人のスキャンダルは悪事千里を走る。 【例文2】田舎ほど悪事千里を走るもの。 【例文3】ネットの拡散で悪事千里を走る。 悪い行い、評判や噂はたちまちに広がりまた長く尾を引いてしまう意味で、善行は世間には伝わりづらくすぐに消えていってしまうという何とも悲しいなぁと感じてしまう悪事千里を走るという言葉です。主に日頃流れるテレビニュースやネットでも悪事というのを目にする機会が日常化してるのは否めません。私は特に芸能人の方の立場というのは本当に大変なんだなと思います。姿を出しての職業であり何年も前の事をずっと言われてたりする事に対して臨機応変に対応してる姿を見ると人格の高さを感じる位です。と言いつつ自分もゴシップ系を見てしまう傾向があり、その中に真実ではないものがあったとしても一度伝わってしまうと記憶に残りますから怖い事なんだと思います。良い事が伝わらないと言うのも善意よりも悪意の方が強いというか、人の不幸が蜜の味というように暗い方に関心がいきやすいのかもしれないと感じました。ただ現在そういう情報が多い中に時々、救助映像や芸能人の結婚、動物の赤ちゃん誕生の報道を見ると直接自分に関係がないのに、良心に触れられたような幸せをお裾分けしてもらったようでホッとなります。悪事より良い事が千里を走る位の言葉が残るようになったら素敵だなと思います。

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割って入る

【漢字】割って入る 【読み】わってはいる 【意味】両者の間に無理やり押し入る。 【例文1】ケンカの仲裁に割って入る。 【例文2】子どもの兄弟喧嘩に割って入る。 【例文3】酔っ払いの喧嘩に割って入る。 仕事が終わるとたまに、同僚数人と近場の焼鳥屋さんに飲みに行きます。飲みに行くと、仕事の悩みを相談したり、馬鹿話をしてストレスの発散をするなど、有意義な時間ですが、1人だけ飲むと性格が変わる同僚がいます。 どのような変わり方かというと、普段物静かな人間が飲むと高圧的になり、駄目出しをする時があります。その為、内容によっては同僚同士で口喧嘩になる時が多々あるので、その同僚にはあまり飲ませないようにしています。 しかし、ある日美味しい料理が揃い、お酒のペースが早くなってしまい今日は飲み過ぎだなとみんなで言っていました。私がトイレに行って戻ると、同僚同士が口喧嘩をしていたので、2人の間に割って入る形で喧嘩を止めました。 すぐに喧嘩は収まりましたが、その日の同僚はかなり飲み過ぎで知らない回りのお客にまで絡み出す状態だった為、飲み会を切り上げ帰る事にしました。 翌日職場で、前日の事を同僚に話すと記憶がなくて、自分が暴れていたのを覚えていませんでした。飲み過ぎたとは言っても、そこまでは飲んでいないのでそれ以来同僚には、飲み方のペースに制限をかけるようになりました。 仲間内で飲む時は、みんな知っているのでその同僚には飲ませ過ぎないようにしますが、忘年会など会社全体の飲み会の時には、知らない間に飲み過ぎて暴れモードになっています。

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論語読みの論語知らず

【漢字】論語読みの論語知らず 【読み】ろんごよみのろんごしらず 【意味】読んで理解はできたが、それを活かして実行できない。 【例文1】語るだけでは論語読みの論語知らずで説得力がない。 【例文2】学んだ分野に就かないのは論語読みの論語知らず。 【例文3】本に頼って経験がなく、論語読みの論語知らず。 「論語読みの論語知らず」とは「書物の上のことを理解するばかりで実行し得ない人のこと」です。論語は中国春秋時代の儒家、孔子の言葉を弟子たちが、彼の没後にまとめたもので、「子、曰く(し、のたまわく)」(孔子がおっしゃることには)という一文から始まることでも有名です。論語は江戸時代の諸藩に置かれていた、藩校という藩の子どもを対象とした学問所で、積極的に取り入れられていた教材のひとつです。その藩校の入学試験は素読吟味と呼ばれ、四書(儒学の基本文献。「大学」「中庸」「論語」「孟子」)のうち、先生が抜粋した漢文を日本語訳で3回読み上げるものでした。内容の解釈はともかく、読み間違い、忘れて思い出せないことの多少で合否が決まったそうです。藩校の入学試験に合格しても、次から次へと試験があり、落第した者には厳罰が課せられたそうです。藩校では武芸も奨励され、7、8歳で入学してまずはじめに文を習い、後に武芸を学び、14、15歳から20歳くらいで卒業するというかんじでした。教育内容は、四書五経の素読と習字を中心として、江戸後期には蘭学や、武芸として剣術等の各種武術などが加えられました。藩校へ入るのですら、論語が読めなくてはいけませんでしたから大変でした。ちなみに小学校の庭に置かれている二宮尊徳の像が開いているのは大学という書物だそうです。

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両手に花

【漢字】両手に花 【読み】りょうてにはな 【意味】女性に囲まれている男性や両隣に綺麗な女性がいることをいう。 【例文1】君の席は両手に花で羨ましいな。 【例文2】女友達がたくさんいて両手に花だ。 【例文3】いつも女性に囲まれて両手に花だな。 「両手に花」は、男性が女性を多く連れている様子を表すことわざです。最近では逆に女性が男性に対して「両手に花」を使うことをご存じでしょうか。 主に、サブカルチャー方面で使用される印象があり、女性が可愛らしい男の子たちに使う言葉だったり、逆ハーレムという言葉も生まれました。過去に比べえ男性が女性に対して意味が通じる言葉たちが、現代では女性が男性に対して発する言葉でも、意味が通じる世の中になりつつあると思います。 言葉の変化は面白いもので、その時代の特色を表すことがあります。ジェンダー関連のあらゆる事柄が、近い将来にまったく違う意味となる場合もあるかもしれません。私は「両手に花」や「逆ハーレム」などに、女性が社会に着々と進出していることが反映していると証だと思いますよ。これは素晴らしいことで、まだまだ日本では女性の社会進出が遅れていますが、女性が権力を持つことで繁栄した国家も存在するので、男女平等の意味も込めて言葉が変化しているのでしょう。 さらに時代が進めば、女性を軽視する意味合いを持つことわざも意味が逆転するかもしれませんね。これからも時代によって言葉が変化する様子に注目していきたいです。

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横車を押す

【漢字】横車を押す 【読み】よこぐるまをおす 【意味】道理に合わない事を無理に押し通す。 【例文1】彼は横車を押してばかりで自己チューだ。 【例文2】忠告を聞き入れず横車を押す。 【例文3】ごう慢で横車を押す。 道理に合わないことを無理に押し通そうとする、いわゆる横車を押すような人が身の回りにいると、疲れますよね。このように横車を押すような人とは、どう付き合っていけばいいのでしょうか。 答えは簡単で『そういう人だと割り切ってしまうこと』です。とはいえ割り切るのも難しいですよね。おそらく、無理に道理に合わないことを押し通そうとしてしまう人は『自分が正解だと信じている』のだと思います。あなたや他の大半の人から見れば、道理に合わないことかもしれませんが、その人にとってはそれが自身の価値観に基づいた正解なのでしょう。それに世の中には様々な価値観を持つ人がいて、このように人間の価値観は多様だからこそ、人々はお互いの知恵を合わせて、文明を発達させることができました。ですから横車を押すような人であっても、もしかすると何か物事を変化させる考え方を持っている可能性があります。もちろんあなたにだって、何か物事を変化させる考え方を持つ可能性はあるでしょう。 横車を押すような人といるのは大変ですが、そのような人がいても「こういう人もいるものだ」と受け入れて、いずれはそういう人だと割り切ってしまうのが、ストレスが少ない付き合い方になるのではないでしょうか。

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