tedukurikotoba (2563)

出たとこ勝負

【漢字】出たとこ勝負 【読み】でたとこしょうぶ 【意味】事前に準備がなくその場の成り行きで決着をつける。 【例文1】試験範囲を間違えたー!こうなりゃ出たとこ勝負や。 【例文2】あてが外れて出たとこ勝負だ。 【例文3】分かれ道だ。どっちに行こうか。出たとこ勝負だ。 出たとこ勝負とは準備が不足している状態の中、成り行きに任せることです。 中学時代はテスト範囲が広すぎて勉強が追い付かず、ピンポイントに絞って出たとこ勝負に挑んだものです。ですから、結果は完ぺきではない割にまあまあ学年中間くらいの成績でした。 しかし社会に出ると出たとこ勝負が通用するような甘い世界ではありませんよね。私が身をもって体験したことは、田舎町に就職した社会人1年目の出来事です。新人は毎年忘年会の幹事をやらされるそうです。私たち新人3人はまず初めての会社の忘年会で規模すらわかりません。先輩に聞くと居酒屋と二次会の手配をすればいいとざっくり教えられました。予約なんてどこもしなくても取れるだろうと軽く見ていました。12月になり社員に通知をしなければいけません。先輩からどうなっているのか尋ねられました。まだ予約すらしていなかった新人は「バカ野郎ーこの時期はどこも早めに予約しないといい店とれないんだよー!」と叱られました。慌てた私たちは近場のお店に電話を入れましたが、本当にどこもお座敷は団体の予約がいっぱいで取れませんでした。仕方ないので、職場から離れた居酒屋にだめもとで電話したら開いていましたので、一応セーフとしました。もう社会人になって出たとこ勝負な賭けはやめようと思った日でした。

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爪の垢ほど

【漢字】爪の垢ほど 【読み】つめのあかほど 【意味】爪に垢がたまっても少量であることから、ほんのわずかなという意味。 【例文1】爪の垢ほどの思いやりもない。 【例文2】爪の垢ほどでもいいから彼女を見習いなさい。 【例文3】爪の垢ほどのボーナス。 「爪の垢ほど」とはわずかなことだという意味です。 賢者の「爪の垢を煎じて飲め」という言葉も、私が子どもの頃はたまに聞いていたような気がします。 おそらく、周りには見習うべき人がたくさんいたからかもしれません。 また、自分が未熟で習得しなければいけないことがたくさんあったからだと思います。 年齢を重ねるとともに、怒られたり、注意を受けることが少なくなってきているような気がします。 自分よりの年配の人が、仮に不道徳な行いをしていても、注意しづらいような気がします。 結局、見て見ぬふりをしてやり過ごしている自分がいます。 もしかしたら、私に対しても周りの人がそういう風に思ってきているのかもしれません。 その為、自分よりも年配の人の行動が気になった場合は、自分ではそれをやらないように気をつけています。 誰かに苦言を言われなくなった分、自分で気をつけていくしかないのかもしれません。

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血も涙もない

【漢字】血も涙もない 【読み】ちもなみだもない 【意味】人に対して冷たく思いやりも何もない。 【例文1】彼ほど血も涙もない人はいない。 【例文2】子どもを虐待する親は血も涙もない。 【例文3】殺人犯は血も涙もない。 「血も涙もない」という言葉を聞くとまず一番に思いつくのが子どもの虐待の事件です。肉体的であれ精神的であれ、虐待関連のニュースを聞くとどうしてそんなにひどいことが出来てしまうのだろういつも不思議に思います。もちろん私たちは自分たちが赤ちゃんだったときの記憶はありません。せいぜい一番初めの記憶でも3歳くらいだと思います。それでも親になったり小さい子を連れているのをみると、他の哺乳類に比べて人間の赤ちゃんは最初はとても未熟で親や周りの大人たちのサポートがない限り生きていけないんだなとか、小さい子の親は大変だねと思います。「血も涙もない」人たちはそういったことは全く思わないのでしょうか?またそういった人たちは小さい子たちをいったいどのような存在だと思っているんでしょうか。虐待されて命を落としてしまった子どもたちは加害者のことをいったいどう思っているのでしょうか?「血も涙もない」人たちが改心することはあるのでしょうか?もしそういう人たちが仮に小さいころの記憶がしっかりあったとしたら、そういった虐待はおこらないのでしょうか?などといろいろな考えや思いが駆け巡ります。ただ思うことは、虐待のニュースを聞くたびにもう二度と起こらないように願うだけです。 「血も涙もない」とは人間関係や人情などが一切無く、残酷で冷徹な様を意味することわざです。「容赦がない」とも意味が通じる言葉だと思いますし、イメージとしては最初に「残酷」という言葉が頭をよぎりました。 慈悲が通じない世界とはどんな世界なのでしょうか。一番考えられるのは戦争でしょう。戦争によって秩序が乱されることで「血も涙もない」行為が横行する可能性があります。また誰かに何か恨みを持つ方が、その誰かに対して「血も涙もない」仕返しをするなど、映画やドラマで頻繁に使用される描写ですね。 現実世界では残酷で血も涙もない事件がニュースで毎日のように報道されています。残念ですが、そういった残酷なニュースに私たちは慣れてしまい、「可哀想だな~」と呑気に思うだけではないでしょうか。よく考えると非常に恐ろしい世界だと感じます。私たちは戦争のない平和な国で生きていますが、世界の何処かでは今でも戦争をしていますし、人権を無視する残虐な行為が平気で行われている真実があるのです。 出来ることは限られていますが「血も涙もない世界になってほしくない!」と思うことはできるので、少しづつ問題が解決される世の中になってほしいですね。 世の中には血も涙もない人がいます。そう言う人に限って自分のことしか考えていなく他人に対して凄く冷たいところがあります。 自分の職場にも血も涙もない人がいてその上管理職です。血も涙もないほど、訳の分からないいらだちを自分に向けてきます。管理職というのは人間的にもできた人が多いのですが血も涙もなくわめき散らす。このような人が上司にいる職場は潰れてしまってもおかしくありません。自分はこの管理職にとても困っています。腹立たしく思うのですが、どうしても弱者の部下ですからどうしようもありません我慢ガマンの毎日で気が狂いそうになります。会社にも行きたくなくなります。誰が助けて欲しいし、こんな上司消えてくれたらなぁと思うことも多々あります。こんな時はどうすればよいのでしょうか。労働基準監督署に駆け込むか、それとも我慢するしかないのか、本当にどうにかならないかなぁと頭を悩ませています。得てして血も涙もない人は性格的にもとても冷たい。人のことを思いやれない。自分勝手であると思います。そこで思いました。先ずは自分はこのような血も涙もない人にはならないと、自分がしっかりと思いやりの心を持って人間らしく生きていこうと決意しました。

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高飛車に出る

【漢字】高飛車に出る 【読み】たかびしゃにでる 【意味】高圧的な態度を取る。 【例文1】社長の息子だからと言って高飛車に出る。 【例文2】デキる女は高飛車に出る。 【例文3】芸能人ぶって高飛車に出る。 将棋において飛車は強力な駒なので近づかれるとかなりの脅威です。 しかし、自陣から援護もなしに高く突出する無謀な戦法はあっさりと破綻する危険性も含みます。 無策で高飛車に出ると進路退路を封じられて身動き一つ取れなくなることすらあります。 飛車や角行の大駒は、序盤のうちは自陣にどっしり構えて睨みを利かせつつ相手の陣まで狙うのが効果的という説もあるくらいです。 これは人間社会においても当てはまることで、権力を笠にきて横暴な振る舞いをしていると足元を掬われることになります。 あちらこちらで反感を買えば小さな失敗すら目ざとく追及されることになるでしょう。 自業自得というより、恨みを買えばそのような機会を皆で虎視眈々と狙うのですから当然の結末です。 実生活で好き勝手に我侭し放題をすれば恨み辛みを買うのは必然です。 いくら強大な権力を背景としていても人間ならば弱点は存在しますし隙も出来ます。 特にゴシップニュース大好きな民衆は権力者や金持ちの凋落は望ましいご馳走です。 虐げられていた人たちは、それ見たことかとばかりに拍手喝采、情け容赦のない罵声が浴びせられます。 独裁国家の元首となって近衛に厳重警備されることを望んでいないならば、社会的な地位を得たなら相応の謙虚さも持ち合わせることが必要ということです。 高飛車に出るという言葉、これ将棋が語源の言葉です。将棋で飛車を使った攻撃で相手に攻撃的、威圧的なダメージを与える戦法です。将棋界というとはやり連勝は途切れたとはいえ注目の的になっているのが藤井聡太4段です。14歳ですが、大人顔負けの言葉使いと落ち着いた振る舞いで、自分が中学生の頃と比べると本当に恥ずかしくなります。あんなしっかりとした中学生がいるのですね。14歳ということで何か母親のような目線で彼を応援したくなります。将棋の対局ではお昼ご飯を注文するということでリュックの中から藤井君もお財布を出していました。マジックテープがついたいかにも中学生が使いそうなお財布でとても好感が持てました。これがブランドもののお財布だったらびっくりしますけれどね。その前にお昼ご飯が自腹だということにも驚きです。竜王戦など賞金が何千万にもなるのに、その予算があるのなら棋士さんや関係者の食事代くらい経費で落ちないのかなと思ってしまいます。 対局が終わった後のインタビューでも一言一言とても丁寧に質問に答えている藤井聡太君は高飛車とは正反対の性格だと思います。これからも勝を積み上げたとしても決して高飛車な物言いをしないで今のままの藤井君でいて欲しいと思います。

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節を折る

【漢字】節を折る 【読み】せつをおる 【意味】自分の主張を曲げて人に従う。 【例文1】反論意見が多かったが、やっと彼も節を折る。 【例文2】年長者の意見に説を折る。 【例文3】恐妻家の妻に説を折る。 社会において、特に会社勤めの方なら会社のルールや上司の指示に嫌々従っている方が多いのではないでしょうか。「節を折る」という言葉がありますが、自分の意志を曲げて人に従うことを意味します。この言葉の意味を考えた時に、私たちの生きている社会は「節を折る」ことで成り立っているのではないかと感じるのです。 人間関係もそうですが、ルールに従うことで生活が豊かになったり自分の身を守れることもあります。例えそれが嫌々でも、皆が従っているのなら仲間外れにされたり、酷い目に合うことだってあるのです。 日本では相手の行動に合わせることが美徳にされる傾向が根強く存在します。皆と同じ考えだと気分が落ち着きますし、誰にも厳しく咎められませんよね。会社で一生懸命働いている方の多くはルールにや上司の指示に疑問を感じながらも「節を折る」考えを持っていると思います。 自分の志や意思を曲げてまで従うことは正直辛いことです。しかし、そうしなければ生きづらい世の中でもありますね。世間が「節を折る」ことを推奨していても、自分の意志を持つことは大切なことです。最後に重要となるのは忠誠心よりも、自分がどう考えて生きていくかだと思うのです。

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