tedukurikotoba (2563)

伯仲

【漢字】伯仲 【読み】はくちゅう 【意味】中国では兄弟を意味する。両者の能力に差がない。 【例文1】伯仲なく二人とも優秀に育った。 【例文2】どちらかに勝者を付けるのは伯仲で難しい。 【例文3】伯仲同士で決着が付かない。 勉強やスポーツや仕事などで、もしも自分と同じくらいの実力がある相手がいるとします。そうしたときに「自分の方ができるはずだ」と憤慨してしまうことや、反対に「相手の方ができるはずだ」と萎縮してしまうことはありませんか。それに周りの人も、実力が同等の人間が2人いるとなると、勝手にはやし立てるかもしれません。そしてそのはやし立てに対して、ストレスを感じることもあるかもしれません。 ですが同等の実力を持つ相手がいることは幸運と言えるでしょう。なぜならば自分の能力を向上させる絶好の機会だからです。相手の実力が自分と伯仲するのであれば、つまりその相手を越えることが、自分自身が成長した証になります。ですから自分の実力と優劣がつけ難い相手がいるとしたら、その相手に対して嫉妬したり遠慮してしまうのではなく「この相手を越えよう」と自分に発破をかけるのが良いでしょう。このように何かの分野で伯仲する相手がいたら、自分にとって好機がきたと考えてみてください。おそらく人生の中で、自分と同じくらいの実力がある人に巡り合えるのは、何度かあることだとは思いますが、必ずしも出会えるとは限りません。実力が伯仲できる相手がいたら、それは良い好敵手だととらえて、自分を成長させる機会を作ってみてください。

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熱を上げる

【漢字】熱を上げる 【読み】ねつをあげる 【意味】夢中になる。 【例文1】母が韓流アイドルに熱を上げる。 【例文2】年上の彼女に熱を上げる。 【例文3】ジャニーズに熱を上げる。 私の初恋は高校二年の時です。ひとつ年上の方に熱を上げました。その方は童顔で当時タッチという漫画が流行っていて、そのヒロインの浅倉 南さんに似ていました。いつも遠くから見ていて本当に虜になっていきました。告白するのにそう時間はかかりませんでした。友達についてきてもらい、電話で彼女を呼び出した記憶があります。そして今でも鮮明に覚えていますが、出てきてもらうのをO.Kしてもらいドキドキしながら公園で待ちました。しばらくして彼女が柴犬をつれてやってきました。ありがとうございます。その犬の名前はなんていうの?と聞くとさくらということを言ってくれました。さぁ、告白です。お付き合いしてもらえないでしょうか?と絞り出すような声で聞きました。すると彼女は今は受験勉強が忙しいからお付き合いできないと言ったのです。アッーそうと案外短時間で自分の告白タイムは終わりを告げたのでした。そしてしばらくして噂が耳に入りました。彼女が自分が知っている先輩と付き合っている情報です。とても残念に思った記憶があります。しかし心の中では熱を上げっぱなしです。受験勉強が忙しいからと言っていたのに先輩とつき合うなんてとは思っていましたが、私の恋は終わったとは決して思いませんでした。あれから三十年、今ではよい初恋物語です。

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二の句が継げない

【漢字】二の句が継げない 【読み】にのくがつげない 【意味】呆れて次の言葉が出ない。 【例文1】開き直って反論してきた奴に二の句が継げない。 【例文2】屁理屈ばかりで二の句が継げない。 【例文3】政治家の問題発言に二の句が継げない 二の句が継げない出来事というと最近では政治家の失言暴言なんかがそういう感じです。特に言葉には気を付けて細心の注意を払うべき立場にいながらの失言なので余計にあきれてものが言えない状態です。例えばいつ大臣を辞めるのかが注目されている稲田防衛大臣。個人的な感想ですが、女性に嫌われるタイプの女性だと思います。確かに頭は良いですしエリートですがなんか人を見下すような感じがして私は好きではありません。同じようにズバッとものをいう小池都知事は女性のファンが多いと思います。とっさの質問に対してもとても的確なたとえで時には毒のある発言をしますが、かえってそれが心地良いくらいです。本当に頭の切れる素敵な政治家だなと思います。 少し前のことになりますが、二の句が継げない発言で思い出されるのが今村復興相の「東北で良かった」発言です。私は個人的にはこの発言の前の原発事故で自主避難している人に対して「自己責任」と表現したことの方に呆れています。この二つの発言は大臣だからNGとかそういった問題ではなく人としてダメな発言だと思います。東日本大震災の悲惨な状況をもってしてそれを良かったと発言できる今村大臣にこそ二の句が継げません。

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雪崩を打つ

【漢字】雪崩を打つ 【読み】なだれをうつ 【意味】雪崩のように大勢の人がどっと押し寄せて来る様子。 【例文1】バーゲンセールの開店時間と同時に雪崩を打つ。 【例文2】イケメン俳優の登場にファンが雪崩を打つ。 【例文3】ボヤ騒ぎで客が雪崩を打つ。 「雪崩を打つ」とは、大勢の人が移動することを指す言葉です。 ほかにも大勢の人が移動することをさす言葉は沢山ありますが、 雪崩のように多くの人が同じ行動を一度に取ることや、 行動や攻撃が一度に素早く行われることを言います。 雪崩打つ、雪崩を打って押し寄せる、と言い換えることもあります。 「たくさんの人が行動する」ことを指す言葉の中でも 特に勢いが激しく、かつ行動が迅速に行われる際に用いる言葉で 行列に並んでいる人が少しずつ移動したりすると言うより、 一斉攻撃を仕掛けたり、殺到したり、周囲の配慮を考えず行動したり、どっと押し寄せる際に用いられ 同義語に、猫も杓子も、皆が皆、我勝ちに、電光石火などがあります。 よく人が一斉に移動することを「なだれ込む」と言いますが、 この言葉もそれと似たような意味合いで、大勢の人々が一方向を動くことを「人雪崩」と呼ぶなど、人の行動や、大勢の人や沢山のものが一気に動くことそのものを雪崩に例える言葉も見られます。

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度肝(胆)を抜く

【漢字】度肝(胆)を抜く 【読み】どぎもをぬく 【意味】非常に驚いた様子。 【例文1】夫が本日付けで会社を辞めて明日から旅に出ると言った。度肝を抜かれた。 【例文2】エリートコースの夫の脱サラ宣言に度肝を抜かれた。 【例文3】60歳の母が再婚すると言い出し度肝を抜かれた。 よく、凄く驚いたときに度肝を抜くという言葉を使いますよね。 この度肝を抜くとという言葉、耳にする機会は多いのですが意味についてはあまり知られていないですよね。 まずが度肝の肝という言葉ですが、これは肝臓や臓腑の総称です。 肝は人間の心理的な部分に多く使われ、よく度胸のある方を肝っ玉と表現することがありますよね。 このように、肝という言葉は心や気力などの意味合いを持つようになりました。 そして、その心や気力を抜かれるほど驚くと言う意味で、度肝を抜かれると言われるようになりました。 その言葉を強調するために、肝の頭文字に度という漢字が使われているのです。 つまり、度肝を抜かれるとは、並大抵の驚きでないことを表しているということになりますね。 また、度肝を抜くという言葉は肯定的な場面で否定的な場面でも関係なく使われることが多いです。 あまりの綺麗さに度肝を抜かれた、とも言いますし、あまりの汚さに度肝を抜かれた、とも言いますよね。 ですので使用する場面は特に気にする必要はありません。 どちらにしよ、想像以上に驚いたときに伝える感情表現なので、その感情を使えるときに使いましょう。

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