悪戦苦闘
【漢字】悪戦苦闘 【読み】あくせんくとう 【意味】非常に苦しい戦い。困難の中努力する。 【例文1】今日の試合は悪戦苦闘だったが、どうにか勝てた。 【例文2】赤ちゃんの面倒を見るのは悪戦苦闘だ。 【例文3】ログハウス作りは悪戦苦闘の毎日だった。 毎年年末になると、かなり忙しくなっていました。 特に大掃除を何度もやらなければならずに、それが毎年恒例のことでした。 最初に職場の大掃除を終えて、無事に年末年始の休暇に入ります。 しかし、そのあと家の大掃除を行い、さらに実家に帰ってからも、一番大変な大掃除が待っています。 実家では私が大掃除をするのを待っているようで、毎年大晦日に帰省しても、まずは大掃除をしなければなりません。 1年掃除をしていな場所を掃除するのはかなり大変な作業です。 汚れはこまめに落とせば、すぐに落ちますが、さすがに1年も溜めていると、力を入れてもなかなか落ちません。 特にキッチンや洗面所、トイレ、そして浴室の掃除をしなければならないので、次から次へと息つく暇もなく掃除を行います。 終わった頃には夕方、もしくは夜になってしまっています。 持病の腰痛もかなりひどくなり、しばらく動けない状態です。 1時間程度休んだ後で、ようやく大晦日の夕食をごちそうになります。 毎年のことでしたが、さすがに年末に立て続けに3か所の大掃除は大変でした。 特に実家の大掃除は水周りだけではなく、部屋も掃除しなければならずに、毎年悪戦苦闘していました。 年末の大掃除があまりにも大変なこともあり、他の時に実家に帰省した時も、少しずつ掃除をするようになりました。 家にはパソコンはあるのですが、パソコンに記録してある文章や写真を印刷するプリンターがありませんでした。 プリンターは高い物ででしたが、最近大分安くなったので、購入する事にしました。 ネットで探してみたら、スキャナーとコピー機能が付いた複合機が何と6000円台で売られていたのです。 これはお買い得だと思い、直ぐにこの機種を買い求めました。 購入してしばらくの間は、問題なく印刷が行えていました。 ある時紙詰まりが発生してしまい、その後から歪んで印刷されたり、縞模様が印刷されるようになってきました。 ネットで調べてみた所、プリンターの内部にあるエンコーダーフィルムの汚れで、このような症状が出る事があると書いてありました。 それでもしやと思いプリンターの内部を見て見ると、そのエンコーダーフィルムが汚れていたのです。 原因が分かったので早速、悪戦苦闘しながら綿棒を使ってこのエンコーダーフィルムを掃除してみました。 すると症状はなくなり、以前と同じきれいな印刷が出来るようになりました。 一生懸命、夜を日に継ぐとまでいかなくても残業までして仕事をしていると、ふと疑問に思うことがあります。 これだけ苦労しているなら相応の儲けや報酬があってしかるべきだが、最終的に会社や自分は働きに見合った成功報酬を手に出来るのだろうか。 結構したっぱな身分にも拘らず会社の損得までも無駄に気に掛けるあたり、なんとも自身の器が小さいような気がします。 実際のところ、説明や説得に終始していて仕事を始める前段階で悪戦苦闘しているだけのように思えてきます。 大体にして会社や私が儲かったところでそれが何だと言うのでしょう。 社会に貢献するとか法令順守とか御立派な社訓を掲げていますが、実際にはホワイトどころかブラックに近いグレーな職場です。 法令順守が怪しいことは、定時に帰れず連日の残業をしている労働者がここにいることで証明されています。 となれば社会への貢献についても本気かどうか察しがつくというものです。 もっと人間ひとりひとりが、行政や福祉や国際平和について深く考えるべきなのではないでしょうか。 と、十分に逃避的な思考を終えたところで、目前に積み上げられた仕事に意識が戻ってきます。 長時間仕事に集中していたのだから、少しくらい益体のない事に考えを巡らせてもいいじゃないか、と自分自身に言い訳をしておきます。 胃があれない程度に濃いコーヒーをちびちびと舐めるように飲みつつ、結局は仕事を再開する位置につきました。
Continue reading...