tedukurikotoba (2563)

気が抜ける

【漢字】気が抜ける 【読み】きがぬける 【意味】緊張感がなくなり安心する。張り合いがなくなる。 【例文1】大学受験が終わり気が抜ける。 【例文2】娘の結婚式が無事終わり気が抜ける。 【例文3】想像してたよりも金額が少なくて 私は福祉業界で老人ホームの生活相談員の仕事をしています。生活相談員の仕事というのは入居者の方が住みやすい環境をサポートする仕事です。普段の生活で困ったこと、金銭的な問題、身寄りがいない入居者、入居者の病状様々な相談を対象者の立場になって考えます。その他仕事がない時は、入居者の車での送迎や病院受診の付き添いや買い物代行、レクリエーションをともに催したり、時には介護などにも携わったりします。とてもハードワークです。やりがいはとてもあります。それは入居者がありがとうと感謝の言葉をかけてくれる時です。 しかし、福祉の業界では報酬つまり給料が安いことです。自分はこの業界で誠心誠意働いていますが、あまりにも給料が安いことに不満があります。給与明細を見たときには気が抜けます。一家4人を支えて行くにはあまりにも給与が安すぎます。このように給与がどの法人でも安ければいい人材が福祉業界には集まってこないのではないでしょうか。社会保障費は国レベルで見ると毎年莫大な途方もない費用が生じています。もはや給与が安いのでこの業界は慢性的な人材不足になっています。どの法人も人材不足なので派遣社員で場をしのいだり、最近では東南アジアの外国人を雇用したりと悪戦苦闘です。 何か大きな事をやりきった後は気が抜けることが多いですよね。社会人の場合は大事な商談が成功した後、学生の場合は長かった試験がやっと終わった後など、人生においてのターニングポイントとなる出来事をやり遂げた場合いは気が抜けてしまいます。 よく「終わった後も気を抜いてはいけない」という言葉が昔から使われています。戦争なども気を抜いた瞬間に死ぬ場合あるからですね。戦争以外でも現代社会を生きる私たちにとって「上手い気の抜き方」があると思うのです。 「気を抜くんじゃないぞ!」とよく上司に言われますが、いつも緊張感を持っていると疲れてしまうし、自分が休みたい時に休憩したのが本音です。ですから上手に気を抜く技術も人間には必要だと思います。 人にはそれぞれ上手く生活できるリズムがあるはずですし、やり方が破天荒でも成功している方は多いです。そういった方はやはり上手くオンとオフを切り替える力を持ち、気の抜け方を知っています。他者から「怠け者」と言われようが気にせずに自分のやり方を貫く姿はカッコイイですね。 人生が上手くいくためには余暇も重要で、時には何も考えずに気が抜ける行為も、生きる上で欠かせないことではないでしょうか。

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顔を出す

【漢字】顔を出す 【読み】かおをだす 【意味】参加する。人がいる所を訪問する。 【例文1】結婚式の二次会に顔を出す。 【例文2】仕事が終わって飲み会に顔を出す。 【例文3】ちょっと実家に顔を出す。 顔を出す=ちょっとの間だけ会合に出席する、姿を見せるだけ、隠れたものが見えるという意味の慣用句です。辞書で英語の意味を調べると、まず一つ目に出てくるのは見て字のごとく、誰かの顔が隠れていたのに出てきて見えたという単刀直入意味です。日本語で言う、ちょっとお邪魔してすぐ帰るといった短時間だけ自分がいることを表すような意味はどこにも出てきません。これはまさに、お愛想の文化日本にしかない表現だと思います。顔を出しておかないと面子が悪いから、長くはいたくないけど、長くいるつもりはないけど、ちょっと自分が来たということだけみんなに見てもらって、いなかったわけじゃないことをアピールする非常に便利な表現です。 英語圏の国の人にすると、顔を出すは非常にあいまいな表現で、少し過ごせるならI can stay there for a little bit.とかI can be there just little bit.とはっきりどのくらいの長さで、しかもできるかできないかが一目瞭然です。日本語の顔を出すは行動としては読んで字のごとくだが、その背景にあるなぜそうなるかには非常に深い含みがあると思います。 

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驕る平家は久しからず

【漢字】驕る平家は久しからず 【読み】おごるへいけはひさしからず 【意味】自分の地位や名誉を利用して、ごう慢に振る舞う者はやがて落ちぶれる。 【例文1】彼は驕る平家は久しからず、誰も寄り付かなくなった。 【例文2】驕る平家は久しからず会社が倒産する。 【例文3】驕る平家は久しからず客層が離れた。 驕る平家は久しからずとは地位や権力を利用して威張る者はその地位を長く保つことはできないという意味です。 地位や権力があることはとても羨ましいのですが、威張る態度はどうかと思いますね。 主人の塗装会社の社長さんは一代で築いてきた敏腕社長らしいです。利益重視でお客様の要望は二の次で気の強い顧客だと時々トラブルになることがあるそうです。営業こそ大事なのに・・雨が降ると待機することもしばしばで、生活が苦しい上、驕る平家は久しからず的な社長と反りが合わず、主人までもが転職を考えています。この2ヶ月ですでに3人が辞めてしまいました。仕事のことはわたしにはわかりませんが、お酒を飲むと社長の愚痴が出ます。主人が好きで入った塗装会社。我が家の実家の外壁も主人が休日返上で仕事してくれました。友人が店をオープンさせると聞いて外壁を買ってでた主人は塗装の仕事が大好きで誇りを持っています。社長のせいで仕事までもがおもしろくないと思い始めたら、精神的にダメージを受けると思います。私が後押ししたら、転職でも考えるのかしら。生活も大事だし、本当に悩んでいるみたいです。 ちょっとした成功で臨時収入が入ったときの話ですが、儲かっているなら少しは奢れといわれたときの話です。 平家でも源氏でも何でもない一般市民な訳ですが、ばら撒けるほどの大金が入ってきた訳ではないので適当に断ろうとしたのです。 友人は、平家の驕るは権力を盾に好き勝手することで、自分はそこの居酒屋で何か食わせろと言っているのだと、あっさり論破されました。 結局最終的には、「ごちそうさまでした」という言葉を残して友人は意気揚々と去っていきました。 まあ人間は持ちつ持たれつ助け合って生きていくものなのですから、余裕があるならば一杯振舞うくらいは当たり前なのでしょう。 平家も驕り高ぶらずに、適当に富をばら撒いて味方をしっかり確保していれば滅ぶこともなかったはずです。 「驕る平家は久しからず」というより「奢らなかったので平家は滅びました」の方が納得できそうです。 平家物語の冒頭部分を高校生の古文で暗記させられた記憶がありますが、あちらは「おごれる人も久しからず」だったでしょうか。 諸行無常とか盛者必衰はまだしも娑羅双樹は何だったのか、既に忘却の彼方です。 多少軽くなった財布にぶら下がる鈴が、祇園精舎の鐘に比すると軽薄そうにしかし涼やかに鳴った気がしました。

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有頂天になる

【漢字】有頂天になる 【読み】うちょうてんになる 【意味】大喜びで舞い上がる。 【例文1】高い倍率を勝ち抜いて有頂天になる。 【例文2】大手企業に採用され有頂天になる。 【例文3】彼女から交際OKをもらい有頂天になる。 考えてみると、私の人生で有頂天になったほど喜びを感じたことは無い気がします。その事実に気づいた時に、自分の人生のつまらなさに絶望しました。 世の中には有頂天になってしまった出来事を持つ方がたくさんいると思います。学校で好意を寄せる異性と会話ができて有頂天になる、会社で営業成績がトップとなり有頂天になるなど、大喜びする様を表す「有頂天になる」は、よく使用される言葉でもありますね。 「己を忘れるくらいに喜ぶ」という意味もあるらしく、周りの目を忘れるほどの喜びを感じたことがある方は大変羨ましいです。それだけ人生の経験が豊かで、充実した時を過ごしたことがある方なのでしょう。 自分の人生と他人の人生を比較して「羨ましい!」と感じることは、まさしく「有頂天になる」ほどの喜びを感じたことがあるのかだと思います。それだけのイベントを少なからず一度は経験したいものですね。 現在、私生活が充実する方たちはそういった経験を毎日にように体験していると考えられます。凄く羨ましいですが、そこに行きつくまでに相当な努力をしたはずです。有頂天になる喜びを感じるためには、それなりに努力をして良い結果を出す必要もあると思います。

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息をつく

【漢字】息をつく 【読み】いきをつく 【意味】ひと休みする。 【例文1】息をつく暇もなく仕事に取り掛かる。 【例文2】週末は温泉で息をつく。 【例文3】海を見て息をつく。 ケーキ屋さんでアルバイトをしていた事があります。 ケーキ屋さんでのアルバイトは、体力も気も遣う大変な仕事でした。 特に12月のクリスマスシーズンともなれば早朝から深夜まで動かなければなりませんから、とにかく1日中お客さんがひっきりなしにやってきます。 ですから家に着いたら、ご飯・洗濯・片付けと息をつく暇がないほど家事に追われました。 それでも試作品を食べさせてもらえる事はよかったですねー。 残ったスウィーツなんかもいただけるのでちょっとした贅沢感はありました。 シーズンオフになると忙しさも段々と減り作り方を見ているうちに作りたくなって自宅でケーキ作りに挑戦した事もありました。出来はまあまあでした。 そんなある時スタッフが一人辞めてしまいまた息をつく暇がないほど忙しくなりました。募集をかけたところ2名採用されてところで今度は私が2ヶ月後辞めました。 息をつく暇がないので、体力も精神も持たず、情けないですが、長く続ける事は出来なかったのです。

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