tedukurikotoba (2563)

油断大敵

【漢字】油断大敵 【読み】ゆだんたいてき 【意味】気を緩めると思わぬ災難を招くことになる。 【例文1】ダイエットが順調に進んでいるが、油断大敵。 【例文2】日傘を差さないと紫外線は油断大敵。 【例文3】元運動部だからと言うのは油断大敵。 プロスポーツにおいて「不文律」という目に見えないルールが存在することをご存じでしょうか。例えばプロ野球で点差が離れた場面では、盗塁やセーフティバントをしてはいけない、卓球では卓球台の端に当たって点を獲得した場合、手を挙げて相手を気遣うなど各スポーツによって不文律は様々なのです。 特に点差が離れる場面ではそれは顕著に出てきます。プロ野球で大差で勝っているチームが盗塁をした腹いせに、盗塁を決めた選手に死球を当てて警告試合になった試合を最近目にしました。 しかし、この不文律について疑問を持つ方も多いようですね。記録が掛かった選手が不文律によって記録が達成できなかったり、大量得点で勝っていても、まだ逆転の可能性だってゼロではありませんよ。 プロの世界は油断大敵なはずで、不文律に依存して油断が生まれたチームが逆転負けを喫した試合を見たことがあります。最後まで何が起きるか分からないのがスポーツの面白さであり怖さです。それを不文律が否定してしまっているような気がするのです。 もちろんスポーツマンシップは大切で、正々堂々と戦うことは大切となります。しかし不文律があるから守られるスポーツマンシップに意味があるのか疑問に感じます。 油断大敵。油断することが一番の大敵。語句の意味はなんとなく知っていました。だから心にしっかりと油断大敵という言葉を刻み、私は山に向かいました。私の趣味は登山で、今まで100回近く山に登ってきました。山の歩き方はそれなりに経験もありわかっているつもりでした。どんな山に登るときも足を置く一歩一歩に油断大敵という言葉を自分に言い聞かせて気をつけていました。今回登った山ははじめての山でまだ雪の残る山。事前にネットでルートなどの情報収集をすませました。その中に、“間違った足跡がついているので下山のときはその足跡を追わないように気をつけてください。正しい足跡は向かって大きく右方向についています。”という情報がありそのときは下山のときに気をつけようという思いでいっぱいでした。山頂に到着していざ下山を開始すると、慣れた足運びでスピードがどんどん出て快調に下ることができました。足跡を見失うことなく速いペースで下れていた私は調子に乗り足跡を疑うことなく進み続けました。しかし、気がつくと先の足跡が消えて、回りにも無数の足跡はあるもののはっきりした足跡がないことに気付きました。戻ろうとしましたが戻る方向にもたくさんの足跡がありどこへ行けばいいのかわからなくなりプチ遭難をしてしまいました。まさか自分が・・という焦る思いと、事前の情報収集のときに間違った足跡があることを認識していたのだからゆっくり足跡を確認しながら下るべきだったと後悔しました。自分の経験や慣れに過信した、まさに油断大敵な思い出でした。

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藪から棒

【漢字】藪から棒 【読み】やぶからぼう 【意味】草が生い茂って藪から突然棒が出てきたら驚くように、いきなり予想外のことを言い出す。 【例文1】何だよ突然藪から棒に好きだなんて。 【例文2】藪から棒に明日から放浪の旅に出る。 【例文3】転職すると藪から棒に退職した。 その方の気まぐれかわかりませんが、突拍子も無いことやどうでもいいことを突然口にする方っていますよね。例えば「今日から貯金する!」だとか「海外旅行がしたい!」など、他者には関係ない、または「どっちでも良いよ…」と感じてしまいます。 例え友人や親族でも、興味の無いことを発言されると堪えるものがあります。藪から棒に発言されても「そうか…」としか言えないからです。「そうか…」と返答しても「何だよ!ノリが悪いな!」と元気に言われた日には、非常に疲れてしまうでしょう。 社会の中ではムードメーカーとして必要な人材ですが、プライベートや気分が冴えない時には付き合い方に悩んでしまいますよ。決して悪い人間ではないのに、藪から棒に飛び出した言葉のせいで印象が悪くなったり、人間関係に亀裂が入ったことが実際に経験があります。 しかし、落ち込んた時や何か悩みがあった時に、そのような方と一緒にいると元気が出る場合もあるのです。一緒に遊ぶ時は楽しいですし、意外と社会では重宝される人間ではないでしょうか。 藪から棒という言葉は便利な言葉で、テレビや二次創作でもよく目にします。知名度も高いので、遊び感覚で使用することも多いです。

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物は言いよう

【漢字】物は言いよう 【読み】ものはいいよう 【意味】同じ言葉でも言い方によっては良くも悪くも印象が変わるもの。 【例文1】物は言いようで、表情にも気をつけて商談する。 【例文2】方言だと物は言いようで親しみを感じる。 【例文3】物は言いようで丁重に断りを入れる。 社会には色々な人がいます。誰とでも話ができる人、人に気配りができる人、勉強ができる人、運動ができる人など様々です。もしも友人から知り合いを紹介してもらうとき、『~ができる人』と伝えられたら、その知り合いに好印象を持つことでしょう。ですがこれらは言い方を変えるだけで、途端に悪印象にしてしまう恐れを含有しています。むしろ知り合いの些細な悪いところをオブラートに包むために、わざわざ言い方を変えられている可能性もあります。 たとえば『誰とでも話ができる人』と言っても、もしかすると話しかける相手の都合などお構い無しで、自分勝手に話をしているだけの人かもしれません。また『人に気配りができる人』であっても、他人の目を気にしすぎて余計なお節介までしてしまう人かもしれません。『勉強ができる人』は運動が苦手だから、相対的に勉強が得意に見えるだけかもしれません。そしてこれの反対が『運動ができる人』と言えるでしょう。 言葉は数えきれないほどありますが、人を紹介してもらうときはどのような言葉が使われているかを、少し気にしても良いかもしれませんね。逆に自分から人を紹介するときは、特に言葉を選ばないと、紹介相手に悪印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。物は言いようとはよく言ったものですね。

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目がない

【漢字】目がない 【読み】めがない 【意味】大好きな物。夢中になる。 【例文1】甘い物に目がない。 【例文2】ブランド品に目がない。 【例文3】ギャンブルに目がない。 自分は車の運転にが好きです。目がありません。目がないというと食べものとかに使いますが、自分は運転に目がありません。ストレス解消に晴れた日に海岸線を一人ドライブするのが好きです。アクセルを踏んだ感触と車がアクセルに反応して加速していくことが堪らなく大好きです。だから、よく車を自分でメンテナンスしたりオイル交換したり、勿論週一の洗車は欠かしません。基本的にスポーツタイプの車が好きです。よく暇なときにはカーショップに出かけて、カー用品を購入します。社内にはカーナビ2台とカーレーダーの最新式を付けています。誰にでも目がないものはたくさんあると思います。食べものだったり、異性だったり、勉強だったり、目がないというと好きという感情よりもワンランク上の感情だと思います。目がない対象がないと生活に支障をきたすものであると考えます。目がないものをもつのは生活に潤いを与えると思います。目がないものを得るために仕事もしますし、ストレスを感じることも乗り越えられるのではないでしょうか。色々な目のないものがあると思いますが、生活の中でそれを得たときの最高の気分を得るために私達人間は一所懸命仕事を始め生活をしているのではないかと思います。 学生時代からの友人の中に、お酒が大好きな人がいます。その友人は学生だったときから、日本酒や焼酎など色々なお酒を飲んだり、家にはわざわざ自分用のシェーカーまであるほど、お酒には目がない人でした。 現在その友人は商社の営業をしているのですが、国内出張が多いらしく、北に行ったり西に行ったりと忙しいようです。しかし地方に行くたびに、そこの地酒を飲むのが楽しみとのことです。むしろ出張先でどんなお酒が飲めるかが楽しみのようです。 その友人曰く、海外のお酒も飲んでみたいそうで、いつか海外出張に行くことを夢見ているそうです。ただ英語の読み書きは得意らしいのですが、英会話は苦手らしいので、今からリスニングの勉強をしようか悩んでいるようでした。 このようにお酒に目がない友人を見ていると、夢中になれることが何か1つでもあるなら、人生の楽しみ方も変わるんだろうなとつくづく思わされます。お酒について語っているときの友人は、聞いている人たちにとって分かりやすいように、お酒のことを説明してくれるので『周りにもお酒のことをよく知ってもらいたい』という気持ちが伝わってきます。相手に理解してもらえるように自分の好きなものを語れるのは、正直感心してしまいますね。夢中になれるものがあるのは素敵だと思います。

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無にする

【漢字】無にする 【読み】むにする 【意味】無駄にする。 【例文1】人の行為を無にする。 【例文2】時間を無にする。 【例文3】せっかくの好意を無にする。 それまで積み重ねてきた苦労や仕事・行為が無駄になることを指して、無にすると表現しますがそれで済むはずがありません。 振り出しに戻る、元の木阿弥という言葉のように初期状態に戻る程度であれば再起も可能ですが、大抵の場合はそのような生易しい環境に留まるはずもありません。 信頼や好意を失った場合、信用するに値しないという評価は初対面の人以下にまで下がります。 当たり前ですが信頼を回復する楽な手段など存在しませんし、失われた好意は100倍返しで憎しみに変化することすらあります。 仕事が無に帰する場合は、マイナス値を目視で確認できてしまうことすらあります。 つぎ込んできた時間・労力・資金が一切失われる状況は、この世の終わりのような絶望です。 そのような致命的な失敗を犯す人などそうそういるものではありませんが、それは皆が皆で絶対に避けるべきと日常的に注意しているからに他なりません。 失敗を恐れるな、などという人に限って致命的な失敗を誰よりも恐れている節すらあります。 そもそも既に失敗している人は平然と人前に出てこれる状況にはないのです。 失敗を恐れ注意深く回避し、地味な成功を日々積み重ねていくことのほうが余程楽に幸せになれるということです。

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