tedukurikotoba (2563)

悪銭身に付かず

【漢字】悪銭身に付かず 【読み】あくせんみにつかず 【意味】盗みや賭け事で得たお金がすぐになくなるもの。 【例文1】パチンコで勝ったお金は悪銭身に付かず。 【例文2】所詮、悪銭身に付かず。 【例文3】どうせ悪銭身に付かずだったし。 以前私は、趣味でよくパチンコ屋に通っていました。 最初はただの暇潰し兼、夏場のクーラー目当てだったが、一度大当たりの連チャンを経験すると例え負けが込んでいても「もしかしたら」「今日こそは」と思ってしまったあたり、あれがギャンブル依存症への入り口だったのだろうと思います。 悪銭身に付かずと言う諺があります。 楽をして稼いだお金はすぐに使ってしまって後に残らないと言うような意味の諺です。 実際私も、パチンコで儲けたお金は下らないことに使ってしまって全く手元に残っていません。 だがこれは私自身が「どうせ泡銭だし」と承知の上で使った結果であります。 その一方で、パチンコで儲けた金だけで高級外車を買った人もいた辺り、悪銭は身に付かないわけではなく結局は使う人次第なのではないかと思っています。つい先日、統合型リゾート法案(別名カジノ法案)が可決成立しました。 平たく言えば日本にプチラスベガスを再現しようと言うものらしいです。 政府はカジノを作ることで雇用が生まれると公言しているようだが、物事がそう簡単に行くとは思えません。 なぜならば、お隣の国韓国がカジノ運営に手をだして派手に爆死しているのを知っているからです。 お隣さんでも確かに雇用は創出したが、代わりにギャンブル依存症も大量に創出しています。日本にカジノを作ること自体はまぁ良いとして、付随してくるギャンブル依存の問題から目を背けて良いことばかりを夢想するのはなんとかやめていただきたいものです。 パチンコで勝った金は大抵がパチンコで負けて失われます。 苦も無くと表現するにはあまりに波乱を含んだ金なのですが、所詮は労働によらないあぶく銭なので虚しく泡と消えるのは道理なのでしょう。 パチンコ店は常に利益を得るための算段をしているプロの商売人、適当な運任せに近い推測程度しかできない遊び人に勝ち目などもとからないのです。 それでも懲りもせず足しげくパチンコ店に通うのは、まごうことなく重度のギャンブル依存症といえるでしょう。 行政もいい加減にギャンブル依存症という困った存在が巷にあふれていることを看過できず対策に出るようです。 具体的には、一度の大当たりで大勝が出来ないようにする予定らしいですが果たして成果は出るでしょうか。 そもそも三店方式だか何だか知りませんが、法の網目を潜るような真似がこれまでまかり通ってきたことが不思議でなりません。 パチンコ以外の遊戯としてルーレットを三店方式で営業したなら間違いなく捕まるでしょう。 でもパチンコ店が処罰を受ける事案などほとんど発生しません。 そして、悪銭身に付かずというなら最終的にはその金はどこに流れていくのでしょう。 大体にしてパチンコで勝った金が悪銭なら、パチンコ店が客から日々回収している金だって悪銭のはずです。 悪の栄えた例なしとは言いますが、パチンコ店が滅びることなど全く想像がつきません。 客である私の財布は何度も滅びているのに、ちょっとずるくないですか。

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詫びを入れる

【漢字】詫びを入れる 【読み】わびをいれる 【意味】軽い気持ちの謝罪ではなく、厄介な人を怒らせてしまった時に裏で使われている言葉。 【例文1】先方に菓子折り持参で上司と詫びを入れに行く。 【例文2】取引先に詫びを入れる。 【例文3】不手際があり詫びを入れる。 詫びを入れるとはなにか失礼にあたったときや迷惑をかけた時など簡単にすまされる謝罪ではなく大切な方を怒らせてしまった時に使う裏用語です。 大事な場面なのになぜお詫びではなく詫びなのかが府に落ちませんが・・ よくテレビなんかで 「先方に詫び入れてこい」と部下に命令しているシーンを見ます。 金品持参で 「落とし前をつける」なんてのも類語ではないでしょうか。 相手が良識のある方ならそれほど揉めたりしませんが、気難しい方だと、すんなりと詫びを受け入れて頂けないかもしれません。その場合は低頭に謝罪を続けるしかありません。中には土下座を要することもなり兼ねません。なかなか緊迫した空気になることには間違いありません。 もちろん菓子折りは大事です。事前に調べておくといいですね。私の友人の旦那さんは借金が膨らんでどうにもこうにもならず、坊主にして実家に泣きついたそうです。

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論より証拠

【漢字】論より証拠 【読み】ろんよりしょうこ 【意味】あれこれ討論するよりも証拠がある方が説得力がある。 【例文1】論より証拠を持ってこい。 【例文2】信用するには論より証拠だ。 【例文3】多数の目撃証言より防犯カメラが論より証拠。 「論より証拠」は、憶測の発言よりも決定的な証拠を出すほうが物事が上手く行くことを意味します。議論に終止符を打つためにも証拠が必要ですし、この言葉は過去も現在でも十分通用する意味を持つ思いますね。 特にインターネットを見ているとそう感じます。ネットの世界は匿名性が多く、議論をするにもペンネームを使用しますから正確な情報見抜くには、説得力のある言葉や証拠となる根拠が必要となるからです。 空想だけで制作した情報には説得力はありませんし、面白いものではありませんよね。実際に体験した時の様子を映した画像を一枚記載するだけで信憑性は格段にあがり、「論より証拠」の意味合いに通じるものを感じます。 また、質が高くて有益な情報を記載するホームページを見ると、信頼できる情報を載せていることが多いです。さらに口先だけでなく、実際に疑問に感じた場所に行ったりするなど、誰も文句を言えない状況を作っていることも特徴です。 論より証拠はインターネット社会で大切な要素だと私は思います。情報の取捨選択にも「論より証拠」を基準に考えるべきではないでしょうか。時代が進んでも意味が通じる優秀な言葉で、これからも使い続けられていくことわざでしょう。

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遼東の豕

【漢字】遼東の豕 【読み】りょうとうのいのこ 【意味】遼東では珍しかった白頭の豚でも他の地域ではありふれていることから、世間知らずなために、本人が得意としていても他人から見れば、大したことないという意味。 【例文1】彼は得意気に自慢しているようだが、遼東の豕でそんなの誰でも知ってるよ。 【例文2】英検を自慢されても帰国子女には遼東の豕だ。 【例文3】ネットばかりの情報で遼東の豕だ。 中国の遼東地方で珍しい頭の白い豚が生まれたので献上しようとしたところ他の地域では珍しくないことに旅の途中で気が付いて引き返した故事からできた言葉です。 「遼東の豕」は世間知らずのうぬぼれやを指す言葉らしいですが、使われてる場面に遭遇したことがありません。 似たような言葉に「夜郎自大」という言葉もありますが、これもあまり使われません。 使われなさ過ぎて野郎自大と間違った字が使われても指摘する人すら稀なくらいです。 察するに、遼東といえば遼東半島が日清戦争で割譲されたり返還したりした以外にはほとんど馴染みのない地域なのも関係しているのでしょう。 加えて豕(いのこ)という字もあまり使う機会もなく、「豚のことだよね」くらいの認識しかありません。 遠まわしに小難しい故事を引き合いに出してまで世間知らずなことを批判しても、批判された人より批判した人の方のイメージが悪くなりそうです。 口に出してまで非難するべきでもないので、精々が本人がいないところでやれやれと嘆息するくらいで十分なのでしょう。 それに同様の言葉で「井の中の蛙」の方が日本人にとっては余程なじみが深いように思えます。 とりあえず豚といえばスーパーでパック詰めにされている食肉くらいしか知らない私にとっては、近所の田んぼでゲコゲコ鳴いているカエルのほうが身近な存在です。

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横道にそれる

【漢字】横道にそれる 【読み】よこみちにそれる 【意味】人としての正しい道から外れている。または本題から話がズレていく。 【例文1】横道にそれたが、本題に戻そう。 【例文2】悪い仲間とつるみ素行が横道にそれる。 【例文3】おしゃべりが過ぎて横道にそれる。 雑談であれば話が横道にそれることに目くじらをたてる必要もありませんが、議題が定まっている話し合いの最中であれば許容できるものではありません。 次から次へと話題を変えていては最初の議題は何時まで経とうが解決に至るどころか忘却の彼方に押し流されてしまいます。 呑気に別の話題を持ち出そうとする人にはハッキリとそのことを伝えるべきです。 中途半端にやんわりと曖昧に伝えても効果は全く期待できません。 話を脱線させそうになった瞬間にキッチリ釘をさし、論議を本題に戻すことが必要です。 脇や土台を固める作業も必要な場合はありますが、最終目標を見失う事態は絶対に避けなければなりません。 強く言える立場にないなら「何の話をしていたんでしたっけ」の一言でも十分に効果は期待できます。 為すべき仕事は山と詰まれている状行で、時間つぶしで話が長引くなど持っての外です。 結論を先延ばしにしたい、もしくは結論を出すことを拒むような不実な輩の算段は芽が出る前に潰します。 主導する立場の人間を支え、枝払いするように邪魔者を打ち落とすことに専念します。 何がしたいのかといえば、会議を簡潔早急に終了させて定時に帰宅の途につきたいのです。 無駄な仕事で残業したり、誰かの失敗の尻拭いに奔走するのはうんざりです。 つまり、始めた会議は横道にそれることなく早く終われということです。

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