tedukurikotoba (2563)

面の皮を剥ぐ

【漢字】面の皮を剥ぐ 【読み】つらのかわをはぐ 【意味】裏の顔の悪事を暴いて決着を付ける。 【例文1】二重人格みたいな面の皮を剥いでやる。 【例文2】いつか面の皮を剥いでやる。 【例文3】媚びた面の皮を剥ぐ。 周りにいる人の中に、図々しくて厚かましい人はいませんか。もしくは今はそういう人がいなくても、図々しくて厚かましかったと思える人が過去にいませんか。もしかするとそういう相手に「恥をかかせてしまいたい」と感じたこともあるのではないでしょうか。しかしそういう気持ちを抱えても、何もできないまま終わってしまった、もしくは何かするのが怖い、という人はいると思います。 しかしあなたが、相手の面の皮を剥ぐことを望んでいるのだとしたら、他の人もあなたと同じ気持ちを抱えている可能性が高いです。表面には出さなくても、心の中では感じていたりすることがあると言えます。つまり他の人もあなたと同様に「あの人は厚かましいから嫌だ」と思っていることが有り得るのです。そして中には、その嫌な気持ちを心の中に留めることができず、つい嫌な相手にぶつけてしまって、相手を罵倒してしまったり、手を出してしまうような人だっています。 ですからあなたが、そういう嫌な相手に対して「恥をかかせたい」と思ったときは、行動には移さず「きっとみんなも同じ気持ちだろうし、こんな相手はどうでもいい」と、相手の存在を流してしまうのが良いでしょう。世の中そこまで甘くないので、そういう人はどこかで必ず痛い目に遭います。

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昼夜兼行

【漢字】昼夜兼行 【読み】ちゅうやけんこう 【意味】休みなく一日中仕事する。 【例文1】昼夜兼行で働いたから、休日は寝て過ごす。 【例文2】昼夜兼行で原稿を仕上げる。 【例文3】再建のため昼夜兼行で働く。 仕事をしていると、大抵のことに期日がついてまわるでしょう。それは顧客相手でもそうですし、社内で使うプレゼン資料といったものにも、期日はあると考えられます。逆に期日がないということは、ほとんど無いのではないでしょうか。 スケジュール管理が上手な人であれば、期日に追われることなくむしろ余裕を持って、納品できることだと思います。ですが仕事というのはハプニングがあると、どうしてもスケジュール通りにいかないこともあったりしますし、元々スケジュール管理が苦手な人であれば、期日との戦いになってしまいがちです。何とかして期日までに間に合わせないといけない案件がある場合、昼夜兼行せざるをえないこともあるでしょう。しかし昼も夜も働き詰めになってしまうと、体を壊してしまうのは明白ですね。どんなに体が丈夫な人であっても、昼夜兼行する日々が続いてしまったら倒れてしまいます。 しかし先にも述べましたが、仕事とはハプニングがあるとスケジュール通りにいかないことが多々あります。そのせいで終日働き詰めになってしまうこともあるかもしれません。ですが体のためにも、きちんと休みをとることが大切です。仕事も大事ですが体は一生ものなので、体を大事にすることも忘れないで下さい。 残業や休日出勤は時給が割り増しされるので体力が十分にあれば結構おいしいですが、それが連日連週つづくのは勘弁して欲しいものです。 昼夜兼行の24時間体制とまでは言いませんが、朝は日の出と競うように出勤し夜は日が暮れてから帰宅するでは身が持ちません。 大企業でそのような形態での勤務状況が知れれば、ブラック企業だと騒がれることは間違いないのですが、下請け零細子会社ではそれほど珍しいことではないようです。 名前だけは有名で実質は個人経営のコンビニなどのように、バイトの人数が揃わなければ経営者本人が店番になるケースすらあります。 寝る間を惜しんで働くことがさも立派なことに言われる時代もありましたが、実際には人を雇って給料以上に働かせるのが最も簡単な仕組みです。 安く仕入れて高く売りつけるのは商売の基本ですから、人件費の割合が低く抑えられるように少人数で長時間働かせようとする経営方針は冷酷なまでに現実的です。 昔の偉い殿様は農民を生かさぬよう殺さぬように働かせることを目標としていたようですが、数百年経過した現在でも大して変わりがないように思えます。 日本人の特徴として勤勉な国民性が挙げられた時期がありましたが、実際にはそこまで働かないと生活できないというのが実情だったようです。 社会構造や科学技術が十分に発達した現代ならば、労働時間をもっと短く済むようにして文化的な生活ができるように工夫するべきだと思うのですがいかがでしょう。

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多岐亡羊

【漢字】多岐亡羊 【読み】たきぼうよう 【意味】逃げた羊を追いかけたが、分かれ道が多くどっちに行こうか迷うことから、進路が多すぎて悩む。 【例文1】多岐亡羊だが、好奇心旺盛でなんでもこなす。 【例文2】どの分野にも視野が広がるようにあえて多岐亡羊の道を行く。 【例文3】多岐亡羊を切り開く。 何かの学問について勉強をするとき、他にも興味が湧いてきてしまって、色々と手を広げ過ぎてしまうことはありませんか。たとえば英語の勉強をしているうちに、もっとたくさんの国の言葉が話せるようになりたいからと、英語を勉強する傍ら、同時に中国語やフランス語を勉強してしまうといったようなことです。もしかすると他国の言語ではなく、歴史について勉強しだすこともあるかもしれません。 ですがこのように多くの学問を一度にこなそうとすると、どれをどのように勉強すれば良いのかが分からなくなってしまい、結局はどの学問も中途半端で終わってしまうことでしょう。ときには「結局自分は何がしたかったのか」と疑問に感じてしまうかもしれません。学ぼうとする学問に色々と手をつけすぎて、挙句の果てに何をすればいいのか迷ってしまうことを、多岐亡羊と言います。こうした状況になってしまうと、広く浅くの知識しか残らず、何かに応用できる力が身に着かない恐れがあります。 もしあなたが何かの学問について勉強したいときは、まずは「どこまで勉強するか」のゴールを決めて、そのゴールに到達してから他の学問の勉強に移りましょう。そうすることで、学んだことが1つ1つ着実に身に着きます。くれぐれも他のことに手をつけだし、やりたいことが色々と迷ってしまって、中途半端で終わらないようにしましょう。

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背を向ける

【漢字】背を向ける 【読み】せをむける 【意味】無関心な態度を取る。相手にしない。 【例文1】横着な彼に背を向ける。 【例文2】くだらない話に背を向ける。 【例文3】儲け話には背を向ける。 嫌なことを体験してしまうと、つい背を向けたくなるのが人間です。辛いことがあって後ろ向きになってしまうことだってあるでしょう。背を向けること自体は悪いことではないと思います。どんな人でも背を向けて現実から逃げたくなるような瞬間を、一度は経験しているのではないでしょうか。とはいえ無理に前向きになろうとするのは逆効果です。なぜなら自分の嫌な感情を無理やり押さえつけるため、それがストレスになってしまうからです。ですので仮に嫌な感情が芽生えたとしても、それも自分の感情だと思って受け止めてみる方が楽ですよ。良い感情も悪い感情も自分が生み出した子どもだと考えてみたら、そのうち愛着が湧くかもしれませんから。 ところでこの『背を向ける』という言葉ですが、「気持ちが後ろ向きになる」という意味もあれば「相手に対して無関心な態度をとる」といった意味もあります。なんとなく意味が似ているようで似ていないような感じがしますが、共通しているのは『現実にある事象から目を逸らしている』ということです。もしかすると『背を向ける』という言葉の根っこには『現実にある事象から目を逸らしている』というものがあって、そこから「気持ちが後ろ向きになる」という意味や「相手に対して無関心な態度をとる」といった意味が『生まれたのかもしれません。同じ言葉で異なる意味を持っていたとしても、きっと言葉の根っこにあるものは同じなのではないでしょうか。言葉とは不思議ですね。

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親しき仲にも礼儀あり

【漢字】親しき仲にも礼儀あり 【読み】したしきなかにもれいぎあり 【意味】いくら親しい友人でも最低限の礼儀はするもの。 【例文1】毎回遅刻してくる友人に嫌気がさした。親しき仲にも礼儀ありだ。 【例文2】ありがとうも言わなくなった。親しき仲にも礼儀ありだと言うのに。 【例文3】ドタキャンが多くなり親しき仲にも礼儀ありだ。 親しいということは、扱いを雑にしても良いということではないです。 多少のわがままも場合によっては聞き入れられることもあるかもしれませんが、日常的に挨拶や礼儀を欠くのはいかがなものでしょう。 挨拶は本来的に意識的にするものではなく、自然に行われるべき所作のはずですが、それが実際にできている人は少ないように思われます。 このことは簡単に確かめることが出来るでしょう。 食事のはじまりの「いただきます」やお茶を淹れてもらったときの「ありがとう」が意識せずに自然と出てくるならば問題ありません。 挨拶の言葉を発生できなかったり、何とか挨拶したものの自分や周囲の人が不自然に思うようならアウトです。 挨拶が自然に出来るかどうかは日頃からの積み重ね、慣れに左右されるのです。 親しくなるのにも時間はかかりますが、挨拶が自然に受け入れられるようになるのも時間が必要なようです。 抜群の演技力で自然な挨拶を演出してみても、周囲の人たちからすれば君が悪い以外の何物でもないでしょう。 顔と名前を知っているだけの間柄でも、日常的に挨拶を交わす程度の礼儀は守るべきと思われます。 親しい仲にも礼儀ありと言われるくらいなので、ただの知り合い以下の扱いをするような事は避けるべきです。 皆さんが思い浮かべる『親しい仲の人』とは一体どのような人でしょうか。家族、友人、恋人、それは様々だと思います。恐らく『親しい仲の人』が相手だと、他の人と接しているときよりも気が緩んだり、心が打ちとけているため、つい甘えてしまうこともあるのではないでしょうか。ですが人間関係とは、築いていくのは長い時間の積み重ねが必要であるにも関わらず、壊れるときは一瞬で壊れてしまいます。 たまにあるのが「親しい仲だから」ということを免罪符にして、無理な仕事を押し付けてしまう場合です。最初は相手も引き受けてくれるかもしれませんが、これを何度も繰り返していくと、ある日突然仕事を頼んでも、断られてしまうことがあります。また「親しい仲だから」と思って、面白がって色々相手に冗談を言っていたつもりが、相手にとってストレスとなっていることがあります。この場合も、相手が我慢の限界に達してしまったら、急に連絡が取れなくなってしまうなどの恐れがあります。 このように人間関係を壊さないようにするためには、親しき仲にも礼儀ありといった言葉のように「いくら仲が良い相手だからといって、何でもして良いわけではない」ことを肝に命じておきましょう。自ら人間関係を壊さないよう、どんなに親しい相手でも、いったん「こういうことをして問題はないか」を考えてみても良いかもしれませんね。

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