tedukurikotoba (2563)

根掘り葉掘り

【漢字】根掘り葉掘り 【読み】ねほりはほり 【意味】何から何までしつこい。 【例文1】プライベートまで根掘り葉掘り聞く人がいる。 【例文2】人には根掘り葉掘り聞くのに、こちらの質問には答えない。 【例文3】根掘り葉掘り調べ上げる。 「根掘り葉掘り」とは、事の仔細に至るまで徹底的にという意味の表現です。 土を掘り返して根を掘り出すのはまだ分りますが、すでに地上にある葉っぱは掘り出しようがありません。 対象が薄っぺらな葉っぱのこと、シャベルやスコップを使うまでもなく裏に突き抜けてしまうでしょう。 大量の落ち葉を掘り返す作業や、腐葉土を作る作業なども何か違うような気がします。 前半部分の「根堀り」にあわせて後半部分の「葉堀り」が続く形態となっているという説は理解できますが納得するには足りません。 根がどこまでかが定かならない大根を思い浮かべてみてください。 大根の根は、側根と呼ばれる細い髭のような根が出ている部分から下で、側根がない部分は茎といわれています。 大根を収穫する際には葉の部分を持って引き抜きます。 根を掘ったと言うには苦しいですが同時に葉も収穫しているので根堀り葉堀りの作業と言えなくもないような気がします。 事実無根の話を「根も葉もない」と表現したり、主題と離れた話題を「枝葉末節」と表現します。 根拠に相当する根の部分は重要そうですが、枝葉の部分は際限なく茂るあたりからも特に注目する理由はなさそうです。 根の部分を掘ってみたら、茎や幹を通じてつながっている枝葉も物のついでに丸ごと持ってきてしまったのだろうというのが最終的な結論です。

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二枚舌を使う

【漢字】二枚舌を使う 【読み】にまいじたをつかう 【意味】前に言った事と後に言った事が違う。嘘をつく。 【例文1】祖母が二枚舌を使う悪徳商法に騙された。 【例文2】二枚舌を使って都合よく語る。 【例文3】詐欺師が二枚舌を使う。 私はあまり嘘を付くことが得意ではなく、もし嘘をついたとしてもすぐにバレテしまいます。 しかし、世の中には上手く二枚舌を使って、世渡り上手な人もいます。 以前、働いていた職場の同僚が、「二枚舌を使う」という言葉を良く使っていました。 ある人に対して言っていた言葉ですが、私はこの言葉を知ってはいましたが、実際に話しているのを聞くのは初めてでした。 私は言葉のイメージが画的に頭に浮かびやすいほうです。 そこで、二枚舌の言葉を聞いて、すぐに二枚舌を出している人のイメージを想像することができました。 それを想像すると少し可笑しい気分になりました。 しかし、二枚舌を使うことは誰にでもおべっかを使うとか、八方美人になるというような意味もあり、あまり良いことではありません。 二枚舌を使っている本人は無意識で、単に周りに合わせているだけなのかもしれません。 それが好印象には映らずに、逆に取られてしまうことも多いようです。 言っていることが開いてや場面によって違うということは、一貫性がなく、嘘をつきまくっているようなイメージを与えてしまいます。 そういう人は世の中にもたくさんいますが、できればそういう人にはなりたくないものです。 全ての人に二枚舌を使って良い顔をするよりも、自分に正直で痛いものだと思いました。

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怠け者の節句働き

【漢字】怠け者の節句働き 【読み】なまけもののせっくばたらき 【意味】普段は怠けて働かない者が休みだという時に限って張り切って動き出す。 【例文1】休日出勤は口うるさい上司もいないし、怠け者の節句働きではかどる。 【例文2】休日になると怠け者の節句働きで早起きする。 【例文3】普段は遅刻魔だが、デートとなると怠け者の節句働きで早起きだ。 節句は皆が休む時なのに、あえてそのような休日に働こうとする怠け者を侮蔑した表現が「怠け者の節句働き」なのだそうです。 ちなみに節句は年中行事を行う日のことで、代表的な五節句は、人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)です。 重陽の節句は、陽の数である9が二つ並んでいるので大変おめでたいのだそうですが、取りあえず菊の花を飾ったり菊酒を飲めば良いようです。 1月7日は七草粥、3月3日はひな祭り、5月5日は端午の節句でこどもの日、7月7日は七夕ということは誰でもご存知でしょう。 節句と節分は混同されそうな言葉ですが、節句は元々は宮廷で行われた公式行事の日、節分は暦の上での四季の始まり(立春・立夏・立秋・立冬)の前日に当たります。 どちらにしても普段の生活と離れた行事や儀式を行うので、怠け者であっても仕事に借り出されてしまいそうです。 押入れにしまい込まれたお雛様や五月人形を出して飾り付けるのも大事な仕事ではあります。 もっとも、お祭り男などと呼ばれるお祭り大好き人間や、場を取り仕切ることになれた隊長格の人が率先して仕事を進めれば、怠け者の出る幕はありません。 豆をぶつけられる鬼の役にすら我こそはと名乗りを上げる人がいる事は、怠け者の目にはどう映るのでしょう。 日頃からきちんと働いている人は、休日になれば自分を労うためにしっかり休息をとるでしょう。ところが世の中には不思議なことに、普段は仕事を怠けているにも関わらず、休日になると働くような人もいます。傍目から見ていれば、あまり良い気分にはならないでしょう。おおかた「休日に働くなら普段から働いてくれ」と思う人が多いのではないでしょうか。ひょっとすると「休日に働くことで、自分だけをよく見せようとするな」と憤慨する人もいるかもしれません。もしもこれが普段も休日も馬車馬のように働いている人であれば、周りからは「休日くらい休んでほしい」と思われるのではないでしょうか。 このことから言えるのは『普段働いていない人が休日に働くのは、周りを不快にさせる可能性がある』ということです。つまり仕事をする上で大事なのは『働くべき日に働いて、休むべき日にはきちんと休むこと』だとも言えるでしょう。毎日働き詰めの人がいると、周りの人も心配になってしまいますからね。自分が怠け者の節句働きだと思われないようにするには、仕事は仕事をすべき日に行い、休みの日は大人しく休んでおくのが良いでしょう。自分が思っている以上に周りの人は、自分を見ていたりしますから。

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独断専行

【漢字】独断専行 【読み】どくだんせんこう 【意味】単独で物事を決め実行する。 【例文1】独断専行で揉め事が起きる。 【例文2】独断専行で計画を立てる。 【例文3】人の意見も聞かず独断専行だ。 学生であれば部活、社会人であれば仕事など、人生の中で誰かと共同作業を行う場面は出てくることでしょう。そうしたとき、誰かと意見が衝突してしまうことだってありますね。意見が異なるのは、それぞれの過ごしてきた環境が違えば考え方も違うので、仕方ありません。ですが誰かと衝突するのを恐れるあまり、共同作業を必要としないいわゆる単独作業を行うようになってしまうのは、少し勿体ないように考えられます。なぜかと言えば他者と関わらなくなってしまうと、新しい知識や解決方法を知る機会が減ってしまったり、人と上手くコミュニケーションが出来なくなってしまうからです。 たとえば何か作業をしている際、もしも自分に何かよほど突出したスキルがあって、自分にしか出来ないということがあれば話は別にしろ、他者が教えてくれたことが自分になかった発想だった場合、それが問題解決の糸口になることだってあります。それに人間は共同体を築くことを前提として生きています。これは原始時代、お互いに協力しあわなければ生きていけなかった頃の名残ですね。そのため他人とコミュニケーションが上手く取れなくなってしまうと、それが逆にストレスになってしまう恐れがあります。独断専行で作業をするのも否定はしませんが、ときには他者と関わることも大事だということを覚えておいてもらえると幸いです。

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親思う心に勝る親心

【漢字】親思う心に勝る親心 【読み】おやおもうこころにまさるおやごころ 【意味】 【例文】 学生時代に疑問に思っていたことがあります。なぜ、両親は私の好きなようにさせてくれないのか。なぜ、いちいち行動を制限するのか。本当に不思議でした。20代前半に結婚して両親から離れて暮らすことになり、あの頃の自分が恥ずかしくなりました。なんて幼稚な考えをしていたのだろうと思います。そして今、母親になり子供を想う母親の気持ちを知りました。その愛情は母親になる前の自分には想像もできないほど深いものでした。子供が事故などで亡くなっているニュースを見ると、悲しいのと同時に残された両親の苦しみを思うと胸が痛いです。私だったら生きる意味を失ってしまうと思います。一生笑う事ができなくなると思います。この感情はやはり親になったものにしかわからない感情だと思います。 今小学生の娘もいつか反抗期を迎える日がくると思いますが、私が親の気持ちを理解できなかったように、この子も私の気持ちを理解できなくて当然だと思います。でも、いつかこの子も親になり、親思う心に勝る親心を知る日が来るのだと思います。まだ、先のことのような気がしますが、そんな日が来るまで私はこの子と楽しいときも辛いときも向き合って責任を持って立派に育てていきたいと思います。

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