tedukurikotoba (2563)

骨を折る

【漢字】骨を折る 【読み】ほねをおる 【意味】苦労を苦労とも思わない。人のために世話をする。 【例文1】母は長年、骨を折って家族の世話をしている。 【例文2】子育ては大変だが、骨を折る。 【例文3】家族のために骨を折る。 骨を折るというと単純な意味では骨折のことですが、必至に頑張るという例えにも使われます。さらに一生懸命に頑張ると粉骨砕身になります。骨を折るだけでは物足りずに、骨が粉になり身が砕けるほど頑張るのですから相当だと思います。ブラック企業にでも入ったかのようですね。 ブラック企業に始まり、今働き方とても問題になっています。日本人はまじめなので本当に働き過ぎるのです。それは昔も今も変わらないのだと思います。だからこそ骨を折るというような慣用句があるです。 ヤマト運輸の残業代未払いと、ネット商品の増加でドライバーが疲弊している問題が大きく新聞などで取り上げられ社会問題になりました。ヤマト運輸側は過去の残業代未払い分を調査して支払う方針を打ち立てています。 世間ではヤマト運輸が未払い残業代を支払うことが偉いというニュアンスで取られています。しかしそれは全く違うと思います。あとになって残業代を支払えばことがそれで済むと思ったら大間違いだと思います。過酷な長時間労働を強いられて給料も少なかった日々に対しての埋め合わせには程遠いと思うからです。 ネット商品の急増は予想できたことです。想定外ではなくヤマト運輸の読みが浅すぎたことが原因です。東芝しかりでそういった会社の体質は決して変わらないと思います。そういう会社で骨を折ると骨折り損のくたびれ儲けだけになってしまいます。知名度の高い大きい会社だから大丈夫という時代は終わったのだと思います。 大学時代、進路を考えたときにある職業を目指したいという思いが膨らみました。ところが、通っていた大学を卒業するだけではその職業に就くために必要な資格が取れなかったのです。そこで、大学の勉強と並行して独学で資格取得のための勉強を始めました。幸い、自分が大学で学んでいた分野と近い勉強でしたので、予備知識もありましたし何しろ興味のある内容ですから、やる気は起きました。一年に一度の国家試験を受験し、合格すれば資格を取得できるということで、試験合格を目指し日々勉強に励みました。 ところが、思いのほか勉強しなければならない範囲が広く、一度目の試験ではいくつかの科目が不合格となってしまい、資格を取ることはできませんでした。合格した科目は3年間は有効というシステムのため、翌年落とした科目を再度受験するために勉強しました。結局、3年間かけて全ての科目を合格し、資格を取ることができましたが、とても長い道のりでした。 独学での勉強は、学校に通うのとは全く違い、全て自己責任です。サボろうと思えばいくらでもサボれてしまうのです。本気で目標を達成したいなら、骨を折るような努力がなくてはいけないのだということを実感しました。

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降って湧いたよう

【漢字】降って湧いたよう 【読み】ふってわいたよう 【意味】突然予想外の出来事が起こる。 【例文1】降って湧いたような縁談話に飛びつく。 【例文2】降って湧いたように仕事が舞い込む。 【例文3】】痩せたら降って湧いたように女性から声をかけられる。 以前勤めていた会社で、なかなか興味深い人生を歩んでいる男性社員がいました。今は何をしているかは分かりませんが、当時は中堅くらいの役職で、歳は確か40歳を過ぎたくらいだったと思います。その人は新卒で入った会社を数年で辞め、そのあとしばらくは無職でなんとなく過ごしていたそうです。ただ無収入で過ごしていたら、当たり前ですが貯金が尽きてきたらしく、とりあえず飲食店のバイトを始めたとのことです。しかしある日、新卒で入った会社に勤めていたときに知り合った、他の会社の人から電話があり「うちの会社に入らないか」とお誘いがきたそうです。 この話を聞いていた私は、昔の仕事関係の人からいきなり連絡が来て、そのうえ会社に入ることまですすめられるなんて、こんな降って湧いたよう話が本当にあるのかと驚きました。そして人生は、どこでどんな縁ができるか分かったものではないから、これから出会う人のことを大事にしよう、とも感じました。もちろんその男性社員の能力が買われたということもあるでしょうが、人柄というのも誘いの決め手になったように思います。能力を磨き上げることも大事ですが、自分の人柄も磨き上げねばと痛感させられるエピソードでした。

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人のふり見て我がふり直せ

【漢字】人のふり見て我がふり直せ 【読み】ひとのふりみてわがふりなおせ 【意味】人の言動を見て良い所は見習って悪い所は反省して改めよという戒め。 【例文1】人のふり見て我がふり直せと説教する。 【例文2】人のふり見て我がふり直せと言い聞かせする。 【例文3】人のふり見て我がふり直せと反省する。 社会人になった時、「なんで年配の人は同じ話ばかりしたがるんだろう」と思っていました。 会社の上司など年配との方と雑談をするたびに、「そういえば自分の高校時代はこうだったよ」とか「あの人はこんなことするんだ」とか、面白そうに話してくれるのですが、どの話も聞いたことのある話ばかりです。 その話前も聞いたな、けど年配の人はもう新しいものがなく思い出の中に生きているから仕方無いのかな、と思うことが多々ありました。 ただ、自分もその時「年配」と思っていた方々と同じ世代になってきました。 同世代の同僚と話しをすると、前に聞いた話をしてくることが多くなってきました。 ああ、こいつも若かったけどそんなトシになったんだな、けど、自分は違うぞ、いつも同じ話をするようなおっさんにはなっていないぞ、と変な自負がありました。 しかし、この前、若い人と話したとき「この前、こんな事があってさ」と面白い話をし、爆笑を取れるはずでした。ただ、話が終わるとその若人から「面白いですね。けど、その前もその話されていましたね」とやんわり言われました。 結局自分も知らず知らずのうちにその辺のおっさんと同じになっていたようです。 「人のふり見て我がふり直せ」ですね、今後は注意しなければ、とつくづく思いました。 「人のふり見て我がふり直せ」と言うことわざは、私が娘に小さいときから教えてきたことわざです。人のふりの“人”はまず親を当てはめて観察してみて、と言っていました。親とは言え、ひとりの人間です。たとえ子供の親でも、間違えたことを気づかないうちにやってしまうこともあり、完璧な人間ではありません。もちろん私も主人も、子供のお手本になるように正しいことを行ってきたつもりですが、子供にとってはどうだったのでしょうか。とりあえず娘にとって身近で最も観察しやすい対象が、私と主人ということなので、人の行動の良し悪しを判断するのに、子供にわかりやすいと考えたからです。身近な事と言えば、ニュースなどからも教えることが出来るでしょう。現在娘は20代になり、とても観察力のある大人に育ちました。当然のことかもしれませんが、物事の善し悪しはきちんと理解できている人に育ったと思っています。最近は両親が共働きのご家族が増えて、子育てにゆっくり構っていられない、という親御さんが増えたかもしれません。けれども、子をきちんとした大人に育てるのは、親の責任です。物事の善し悪しを子供に教えるために、このことわざ「人のふり見て我がふり直せ」を色々な場面で活用してみたらどうでしょうか。 もっと自分を良くしたい、と漠然と感じている人もいることだと思います。ではどうやって自分を良くしていけばよいのでしょうか。簡単にできる方法として『他人の悪いところを見つけること』です。他人の所作を見てあなたが不快に思った場合、その所作をしないように気を付けるだけで『自分を良くした』と言えるでしょう。いわゆる人のふり見て我がふり直せということですね。 他人のことをよく注意して見てみると、意外と「これはいけないだろう」と思うところが見つかるかもしれません。そういったところを見つけた場合、自分は同じ轍を踏まないようにしましょう。ですが他人の悪いところばかり見つけようとするのも、それはそれでストレスになりますし、何より周りの人のことが嫌になってしまうかもしれません。ですのであくまでも『もし他人の悪いところが見えたら』自分も同じことをしないと、心がけるのが楽でしょう。 ですが自分を良くしていくためには、もっと良い方法があります。それは『他人の良いところを見つけて真似をすること』です。たとえば誰かの言動や所作が、あなたにとって感動するものであれば、それはぜひ真似してみてください。自分を良くしていくためにはこちらの方がおすすめです。それに他人の悪いところよりも、良いところを見つける方が楽しいですしね。

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化けの皮がはがれる

【漢字】化けの皮がはがれる 【読み】ばけのかわがはがれる 【意味】隠していた正体がバレる。 【例文1】最初はおとなしそうに見えたが、長く付き合ううちに化けの皮がはがれてきた。 【例文2】隠し撮りで化けの皮がはがれる。 【例文3】酒を飲み化けの皮がはがれる。 化けの皮がはがれるとは隠していた素性や真相が現れるときという意味で使われます。 誰かしら、学校なり会社なり集団の中での役割を演じたり自分を守るために鎧を着ているところはありますが、化けの皮がはがれるって自分を守るためというよりは、人を蹴落としたいとか人を欺いて自分だけお金儲けしようというたちの悪い部分が露になるってことですよね。しかも、そういう化けの皮がはがれたときって謝ったりせず、逃げたりするんですよね。 怖いですよね。欲深くなりすぎると化け物になるって感じですかね。 聞いた話ですが、お金に余裕がある時はその人に近づいておだてたゴマをすり甘い蜜を吸って、もうその人にお金に余裕がないと知ると全くもって態度を変える人がいたそうです。 そういう人は大抵貧相ですよね。貧相だからそういうことをするのか、はたまたそういった人との付き合い方だから貧相なのかはわかりませんが、いずれ本性というのは遅かれ早かればれるものなのでしょう。 人から奪おうとか、そういうのはもう時代遅れだし何もいいものが生まれないですね。 まだ世界は資本主義だし競争社会かもしれませんが、これからはシェアしたり協力したりすることが重要になってくると思います。 「化けの皮がはがれる」とはことわざの1つで意味は、隠していた素性などの物事の真相が誰かにバレてしまうことのたとえとして使われます。 〈化けの皮〉は本当の姿などを包み隠した偽物の表面のことを指していて〈はがれる〉が取れてしまうことにあります。つまり、この偽物の表面の皮が取れてなくなってしまったことにより隠していた内側の本当のものが見えてしまうことです。 類語として「馬脚を現す」ということわざもあり、こちらも同じように隠していた本性や悪事などがバレてしまうと言った時に使われます。 私も普段仕事をしていて、私たちの前では悪口ばかり言ってサボったりもしているのに、上司の前ではすごく良い子のふりをしている人がいて、この人化けの皮がはがれたらなーと思う人がいます。化けの皮がはがれたらその人の本質が上司にも見え、本当はこんな人なんだというのを知ってもらえます。 要は、本当は良くないことをしている人が何らかのことがあって隠していた本性が現れてしまった時に使われ、基本的に悪い意味として使われることが多いですね。 化けの皮はいつかははがれてしまうものですから、化けの皮はあまりかぶらないようにして、自分に素直に生きていくのが大切ですね。

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根も葉もない

【漢字】根も葉もない 【読み】ねもはもない 【意味】何の根拠もない嘘。 【例文1】根も葉もない噂話にあきれる。 【例文2】嫉妬で根も葉もない噂を流す。 【例文3】根も葉もない噂はどこから来るのか。 小学生くらいの女の子なら一度は経験した事はあると思います。 4年生くらいになると友達関係がはっきりして近所や親の交友関係をきっかけにしてグループができてきます。 クラスで人気のある子はみんなが一緒にグループを組みたいと狙っています。 私の友達も人気が高くていつも入れ替わり立ち代わりに私たちのグループに入ろうとするのですが、 近所で仲のいい友達同士で親まで知り合いの私たちの関係には容易には言うことができませんでした。 ところがある保護者懇談会での事、 A子の母親が「あるグループに入りたいのに固まってしまって入れてもらえないから悲しい思いを娘がしている。」と言ったのです。 その子はバレエやピアノを習っていていつも可愛い服を着ていました。 友達ならちゃんといる子に見えていたのです。 その子からの遊びの誘いを受けたこともありました。 自分から遊びに行ったこともあります。 その母親だって知っているはずなのにおかしいいとグループのみんなは思いました。 そのうち担任の先生に呼び出されて「みんな意地悪したの?あなたが何か言ったっておっしゃっているのよ。」と次は私に話を持ってこられたのです。 何のことか全くわからずに何も言えないでいると先生は「まさかと思っていたのよ。少しでいいからみんなを入れてあげなさい。」と言いました。 それから私たちはほかにも4人を足した8人で行動するようになりました。 でもA子は入っていませんでした。 次の保護者懇談会でもA子の母親が訴えたのですが、先生は、 「みんな努力して受け入れています。何か意地悪のようなことがあったとも考えられません。根も葉もないことです。」 そう言ってくれたと母から聞きました。 それから一応はみんなに気を使いながら過ごしました。 とは言っても子どもですからしばらくしたら忘れて好きなように過ごしていました。 A子は中学に入って良い友達ができていました。 今から思えば何とかグループに入りたかったのでしょう。 テレビや週刊誌には、様々なネタが次々と出てきますが、その中には根も葉もないことも多いといいます。それが成り立ってしまうのは、人が噂を好きで食いついてしまうからだと考えます。 自分自身、今は平和に暮らしていますが、子どもの頃は根も葉もない噂に悩まされることもありました。ひどかったのが、小学校高学年の頃。思春期で、恋愛に関して敏感な子が多く、誰が誰を好きだとか勝手に話しては盛り上がっていたものです。今となっては笑い話ですが、当時、全く好きではなかった男子と両想いとか、向こうが好きみたいだとか噂されてつらかったのを思い出します。どうして、根も葉もない噂が広がってしまうのか、すごく不思議でした。ちょっとした発言や、たまたま目が合ったところなどをいちいち拾って、話をでっちあげるのです。 結局、大人になってもワイドショーなどで芸能人のスキャンダルなどで盛り上がるのは、この小学生の噂話好きの心理と変わらないのではないでしょうか。本当の情報もあれば、根も葉もないただの噂もあります。そのようなことにいちいち振り回されず、自分で情報を見極めるようにしたいものです。小学生の頃苦しんでいた自分に、気にすることじゃないと言ってやりたかったです。

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