tedukurikotoba (2563)

胸がつかえる

【漢字】胸がつかえる 【読み】むねがつかえる 【意味】悲しみや心配事で胸が苦しい様子。 【例文1】凶悪事件に胸がつかえる。 【例文2】会社倒産の危機に胸がつかえる。 【例文3】恩師の訃報に胸がつかえる。 胸がつかえる、胸が押しつぶされる、悲しみなどの感情につらくて押しつぶされそうになる感じです。私が最近このような感情になったのはノーベル文学賞を受賞したボブディランの曲「天国の扉」という曲を聴いたときです。「Knocking on heaven’s door」が原曲のタイトルです。 ボブディランがベトナム戦争に対しての反戦歌として書いた曲です。私は今までこの曲が反戦歌だということを全く知りませんでした。メロディーがとても綺麗な曲で天国の扉というタイトルからもネガティブなものを感じなかったからです。 でもこの曲の背景を知って歌詞を読んでみて、まさにむねがつかえる感じで苦しかったです。ベトナム戦争の兵士のこと、その気持ちを歌ったこの歌。戦争に行った自分が天国に行けるわけなどないのは分かっていながらも「天国の扉をたたいているようだ」という歌詞。本当にせつないメロディーに押しつぶされそうになります。 そしてベトナム戦争そのものの悲惨さにも押しつぶされそうになりました。きちんと知らなくてはいけない事だとあらためて思いました。 戦争はダメなことだと誰もが思うのに、分かっているのになぜか戦争はなくなりません。どの時代も世界中のどこかで戦争が起こっています。「天国の扉」は100年先、200年先も歌い継がれる歌になってほしいです。

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水の滴るよう

【漢字】水の滴るよう 【読み】みずのしたたるよう 【意味】みずみずしく美しい男女をいう。 【例文1】水の滴るような役者の登場。 【例文2】水の滴るような美男美女カップルだ。 【例文3】スマートで水の滴るようなモデルだ。 人間は中身も大事ですがそれと同様に外見も大事です。むしろ外見の方が大事と言えるかもしれません。なぜかといえば、人の第一印象を変えるのは時間がかかるものであり、それも第一印象のほとんどは外見によって決められてしまいうからです。もちろん中身も大事ですが、外見も大事にしなければいけないと言えるでしょう。 とはいえ水の滴るような美男美女なら、人生はそんなに苦労しないというものでもありません。容姿が飛びぬけて良いと何をしたって目立ってしまって、余計な注目を浴びてしまいます。特に女性の場合はあまりにも綺麗すぎる人であると、同性から反感を買うことだって有り得るのです。美男美女であってもそれはそれで苦労があるのは大変ですね。 中身を変えることは時間もかなりかかりますし、大変な努力を必要とします。しかし外見も外見で、変えていくのには時間もかかれば、身長のように自分では変えられない要素だってありますね。それなら変えられるところを変えていってみませんか。もし無造作にひげを生やしているのであれば、ひげを剃ってみたりですとか、長髪であれば頭の高い位置で1つに括ってみるなどすると、それだけで見た目の印象は変わり清潔感が出てきます。見た目は変えられない部分もある反面、すぐに変えられる部分もあるので、そういうところを変えてみて清潔感のある人になってみてはどうでしょうか。

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待てば海路の日和あり

【漢字】待てば海路の日和あり 【読み】まてばかいろのひよりあり 【意味】今は困難な状況であるが、焦らずに待てば好機がやってくるもの。 【例文1】売り上げが落ち込んでいるが、待てば海路の日和ありで連休の客足に期待する。 【例文2】待てば海路の日和ありで婚活する。 【例文3】会社再建は待てば海路の日和ありだ。 現在は気象衛星やレーダー観測などで大きな天候の崩れを事前にある程度知ることが可能となりました。 そのような科学技術がなかった時代には、頼りになるのは経験と勘だけですから危険と思われる状況はとにかく避けるしかありません。 特に帆船が主流の時代では嵐で遭難・転覆する船は多かったはずです。 天候の怪しいときに出向するなど持っての他、愚直に天候の回復を待つのが正しい判断というものです。 そのような考え方から出来た言葉が「待てば海路の日和あり」で、良い機会が巡ってくるまで待つべきという意味です。 似たような言葉に「果報は寝て待て」や「人事を尽くして天命を待つ」などがあります。 どちらにせよ、その時点の状況が個人の力や人間の力で覆すことの出来ないならば、状況が好転するまで変化をじっと待つしかないということです。 しびれを切らして攻勢に出て返り討ちに遭って大敗北などという例は、枚挙に暇がないくらいです。 それもこれも、時は金なりという対極的な事実が更に人の心を急かすからでしょうか。 成功を望めば望むほど、功に逸って失敗するのは多くの先達によって繰り返された人類の歴史でもあります。 時期が早すぎても失敗、遅すぎても失敗、天の時を見極めて成功にたどり着くのは難しいことなのです。 待てば海路の日和あり。今は良くない状況でも待っていれば必ず良いことがあるという慣用句です。 人生禍福は糾える縄の如しで良いことと悪いことは交互にやってきて、結果プラスマイナスでいうとゼロになるような気がします。逆に言うとゼロからいくらでもプラスマイナスの要素を生み出せるという事です。 宇宙が何もない無の状態から生まれたように無、ゼロでも何かを生み出せるのだと思います。そして私は良いことと悪いことの振れ幅が出来るだけ小さい方がいいなと思って日々を過ごしています。 大好きなブルーハーツの歌「情熱の薔薇」にもそんな歌詞がありました。なるべく小さな幸せと、なるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう、そんな気持ち分かるでしょう?私はこの歌詞が大好きです。あまり大きな幸せが来ると逆に次は大きな不幸せがきてしまいそうで怖いからです。人生プラマイゼロの法則があるとすればそういうことになりますからね。 待てば海路の日和ありでじっと良いことを待っている時もありますが、ただ待っているだけではだめなのかな?と思います。何か自分で少しでもアクションをとってよい方へ向かう努力も必要だと思います。チャンスは準備した人に訪れる!それを信じたいと思います。 何か目標を立てて、それに向かって努力をするのはエネルギーがいります。小さな目標であれば数日で済む場合もあるかもしれませんが、大きな目標であれば数年もかかることもあるかもしれません。とはいえ努力と一言でいっても、その結果が現れるのは時間がかかることでしょう。もしかすると努力の途中で、目標に向かうことを諦めてしまいたくなるときもあるかもしれませんね。ですが待てば海路の日和ありといったように、辛抱強く待っていれば、きちんと結果として現れることだってあります。 そうはいっても中には、努力しても求めていた結果が現れなかったという人もいると思います。しかし努力を始めない限りは、求めている目標に到達できるわけがありません。それに努力の結果が出たときに、それがもし求めていた目標とは異なるものであっても、それはそれであなたの大事な力になるのではないでしょうか。簡単な例を挙げるとすれば、足が遅い子が徒競走で1位になるために毎日走る練習をしていて、運動会の徒競走での結果が2位だったとしても『走るのが速い』という力を得たことには変わりありません。努力するのは大変ですが、辛抱強く努力を続けることで、何かを得られることは確かでしょう。

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洞が峠を決め込む

【漢字】洞が峠を決め込む 【読み】ほらがとげをきめこむ 【意味】両者を見比べて有利な方につく。 【例文1】2社からスカウトがきたので、洞が峠を決め込む。 【例文2】洞が峠を決め込んで職に就く。 【例文3】条件次第で洞が峠を決め込む。 使用頻度はあまり多いとは言えませんが、「洞が峠を決め込む」という言葉があります。「洞ヶ峠」は「ほらがとうげ」と読みますが、ちょっとおもしろい語感の言葉ではないでしょうか。 これ、うまい使い方をすると、人から「教養がある」と思われるかもしれません。 洞ヶ峠というのは、京都と大阪の府境に実在する峠です。なんとなく、「歴史に関係ありそう」というイメージを持つ人も多いでしょう。そのとおり、これは有名な日本史の出来事にもとづいてつくられた言葉なのです。 舞台は、天正年間の「山崎の戦い」。本能寺の変の後、信長を討った明智光秀と、信長の家臣羽柴秀吉が、当時の山城の国の山崎でぶつかり合いました。その時、双方から「加勢してほしい」と頼まれたのが、筒井順慶。大和の国の大名です。 筒井順慶は、光秀の加勢をすべく、合戦の地、山崎の南に位置する洞ヶ峠まで兵を進めたものの、そこで躊躇し、「やっぱりやめた」とばかり、兵を引き上げてしまった、どちらつかずの判断をしたというところから、「洞ヶ峠を決め込む」という言葉ができたと言われています。 その意味はすなわち、「日和見する」ということになります。 しかし、史実によれば、筒井順慶は洞ヶ峠には行っていないというのです。洞ヶ峠に行くことなく、自らの意思で中立を保つべく、大和へ兵を引き上げたというのが史実とされています。 つまり、「筒井順慶は洞ヶ峠を決め込んでいない」ということになるでしょう。

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筆が立つ

【漢字】筆が立つ 【読み】ふでがたつ 【意味】文章を書くのが上手である。 【例文1】筆が立つので案内状は手書きにする。 【例文2】彼女は達筆で筆が立つ。 【例文3】経験豊富で筆が立つ。 筆が立つ。憧れの言葉ですね。文章がすごく上手なことです。表現力であったり語彙がとても豊富なこと、説得力があること、論理的であることなど文章が上手と一口に言っても色々なタイプがあると思います。 文章が上手かどうかの基準。文章は読む人がありきで読み手が理解できることがまず条件になってくると思います。 では人が文章を読んで理解できる、分かるとはどういうことなのでしょうか?この分かるということが何なのか?を追究していくことは人間の脳と人工知能の違いに大きく関係してくると思います。 人間の脳が分かる!と感じるときには「それがイメージできる」ということです。もっと言うと「頭の中に絵を描ける状態になる」ということだと思います。 なので筆が立つと言えるような上手な文章を書くには、常に相手を意識して書く事が大切です。相手が頭の中に絵を描きやすいような説明なり文章を書くと伝わりやすいと思います。 これが会話だったら表情で相手が理解できているのかが分かるのですが、文章だとそうはいきません。読み手にずべて委ねられますからね。なのでいつも文章を書くときには「相手がこれで分かってくれるかな?」ということを考えます。自分が言いたいことだけを言い放つことだけは避けたいと思っています。

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