打てば響く
【漢字】打てば響く 【読み】うてばひびく 【意味】反応が早い。 【例文1】彼女なら打てば響くから敏速な対応ができるはずだ。 【例文2】ライバルの情報に打てば響く。 【例文3】恋愛話には打てば響く。 どんなところにもその筋の名人達人というのはいるもので、まして古くから日本の文化の担い手として活躍してきた人たちはさすがと感嘆するようなことが多いものです。 歌舞伎の世界などにもそういう場面が多いのではないでしょうか。 成田屋、中村屋、澤瀉屋などといった屋号を持つ有名な家柄の歌舞伎俳優たちには、それぞれに代々の当主に使える弟子がいます。 高齢になったお弟子さんたちは、当主の前の代の当主、あるいはその前の当主から仕えているということがあります。 そういった人たちは正に生き字引。 どんなことでもしっかりと記憶に残していて、現在の当主が恥をかかないようにまた伝統が崩れないように、きっちりと伝えることができます。 そういったお弟子さんたちは、聞かれたことに「打てば響く」ように答えることができ、そうした陰の仕事を若手のお弟子さんたちに身をもって教える役目も担っています。 亡くなった十八代目中村勘三郎さんのお弟子さんの中村小山三(こさんざ)さんは、先代の十七代目が子どものころからの弟子で、亡くなった勘三郎さん、その子どもの勘九郎さん、七之助さん、さらに勘九郎さんの子供まで見届けて亡くなりました。 一生を歌舞伎と中村屋に捧げた人生だったと言えるのではないでしょうか。 多くのお弟子さんの立場の人たちが、中村小山三(こさんざ)さんのような生き方をお手本に今も修行していることでしょう。
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