tedukurikotoba (2563)

小首を傾げる

【漢字】小首を傾げる 【読み】こくびをかしげる 【意味】疑問に思ったり、考え事をする時に首を少し傾ける仕草。 【例文1】可愛い女の子の小首を傾げる仕草が好き。 【例文2】呆れて小馬鹿にして小首を傾げる。 【例文3】理解できないと小首を傾げる。 疑問に思う、または不思議に感じるという感情を相手に伝えるとき、人は首をかしげます。 相手の発言が良く聞こえるように耳を向ける動作が元になっていると思われますが、そのようなジェスチャーをとられた方はちょっと不満に思うことでしょう。 自分の発言に対して、「何を言っているのか」とあからさまに呆れるような仕草をとられれば、大抵の人はムッとします。 小首を傾げる(かしげる)という言葉はちょっと首を傾げるという意味のもので、実際に首を傾げる動作をとったか否かは問題となりません。 納得できない、理解できないということを相手に伝えるなら細かな表情の変化、人によっては視線だけも十分です。 周囲にまで伝わるような手段をとっては相手を不用意に傷つけることになりかねません。 アニメなどで美少女がきょとんとした表情で首を傾げてみせるのは、悪意を丁寧に取り除いた結果なのです。 顰にならうがごとく真似をしても望んだ結果が得られるものではないのは、これまでの人生経験で既にご存知かと思います。 疑問があるならば、相手に恥をかかせないように時と場所、手段を選んで問うようにするべきでしょう。 いけすかない相手を挑発する目的でするなら効果は期待できますが、最終的な結果については全く責任をもてません。

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口を酸っぱくする

【漢字】口を酸っぱくする 【読み】くちをすっぱくする 【意味】何度も何度忠告する。 【例文1】口を酸っぱくして言ってるが、効果なし。 【例文2】口を酸っぱくして忠告する。 【例文3】忘れ物はないか口を酸っぱくする。 口が酸っぱくなるってどういうことってなりますよね。 意味は何度も何度も繰り返し意見するってことですが、あまりいいイメージを持つ言葉ではないです。 例えば、私の親は口を酸っぱく普通の人生が一番だみたいなことを言っていました。 世の中の子どもたちは親からいろんなことを口酸っぱく言われていると思いますが、これって一種の呪いだなと思っています。 親から子どもへの一方的な価値観の押し付けであり、あたかもそれが常識で正解なんですよってなりかねないんですよね。 常識なんてあるようでないし、常識が人を幸せにするかと言ったらそうじゃない場合が多かったりするんですよね。 それで、親から言われたことに苦しんでいる子っていうのは少なくないような気がします。 意外と親って適当なことを言ってたりするんですが、子どもは親を信じちゃうので辛くなってしまうんですよね。 出来れば、一方的な押し付けは止めた方がいいですよね。 親も意見はあると思いますが、その分子どもにも意見があるので「親の私はこういう考えを持っていますが、子どものあなたはどう思いますか」という対等なやり取りができるのがいいなと思います。 仕事で何度も同じミスをしてしまった際、相手が口を酸っぱくするほど注意してくるときもあるかもしれません。同じミスをどの程度したのかにもよりますが、おそらく何度も同じミスをしてしまうのにも、どこかに原因があると考えられます。 原因の1つとして考えられるのは、仕事の内容をきちんと理解できていないときです。きちんと理解していないと、たとえマニュアルがあったとしてもミスをしてしまう可能性が上がります。ただ仕事の内容を暗記しているだけでは駄目なのです。 たとえば仕事内容に『会社の入り口に飾ってある花に水をやる』というのがある場合、それはなぜでしょうか。こういうとき『水をやらないと花が枯れるから』という理由でも良いとは思うのですが、『お客様が来訪されたときに、入り口に綺麗な花があると喜ばれるから』といった理由があれば、花の水やりを忘れてしまう恐れも減ると思います。単純に『入り口にある花に水をやる』という仕事がある、と認識するのではなくて『お客様に喜んでもらうために、入り口にある花に水をやる』という仕事があると頭の中に入れておくのが良いのではないでしょうか。 このように仕事とは『そういう仕事がある』のではなく『この仕事にはどんな意味があるか』というのを頭に置いておくと、仕事をしていてもミスをする回数も減るでしょうし、もしミスをしたとしても、そのミスを自分でカバーできることだってありますよ。

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気が揉める

【漢字】気が揉める 【読み】きがもめる 【意味】心配で落ち着かない様子。 【例文1】今日が出産予定日で気が揉める。 【例文2】業績が落ちて気が揉める。 【例文3】交際の返事待ちに気が揉める。 テレビドラマで突然の出来事でシングルマザーになってしまった女性が、頑張って仕事をしつつ幼い息子を育てるというのがあります。 夫が仕事先の女性と浮気をしてしまって、「これは真剣なんだ」と告白したところから始まるドラマです。 どうも頼りない夫と暮らす、ちょっと太っちょの主人公は、見ている側には親近感がわきます。 ファッション関係のお仕事をしながら子育てを頑張っていた若いママには、「離婚」はとても厳しい選択だったのだと思うのですが、 彼女には彼女なりのプライドがあって、そうせざるを得ないということだったのでしょう。 近くに住む元夫の両親は、そんな彼女のことを孫を通して図らずも応援することになるのです。 ちょっと塩気が効いたお姑さんの言葉が気になりますが、それでも小さな子どもを育てるにはとても強い味方。 主人公の彼女を取り巻く職場の仲間もなかなか良い関係です。 元気が取り柄のような彼女でも、毎回ドラマにはさまざまなハードルが用意されています。 世の中にも子育てと仕事を両立しながら生活をしている女性はたくさんいることでしょう。 ドラマに登場するシングルマザーが彼女なりの幸せをつかめるのかどうか。 最終話まで気が揉めるのですが、見続けようと思います。

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影が薄い

【漢字】影が薄い 【読み】かげがうすい 【意味】存在感がない。 【例文1】そんな人いたっけ?影が薄いから顔すら出てこない。 【例文2】彼はいつも一人で影が薄い。 【例文3】君、影が薄いね。 影が薄いとは存在感がないという意味です。 いますよね、クラスに一人は影が薄い子。 私のクラスにも無口でおとなしい女の子が一人いました。休み時間は漫画ばかり描いているようでした。かわいそうだなと思って仲良くしようと給食時間になって声をかけました。いつもぼそぼそと返事が返ってくるくらいで次第に声をかけることもなくなりました。 中学生になっても休み時間は机に座って本を読むか相変わらずマンガを描いていました。高校は美術系の学校に進学したと風のうわさで聞きました。私は高校を卒業してアパレル関係に就きました。毎日遅くまで立ち仕事で接客にも疲れて風邪が2日続きました。なかなか咳が止まらないので、早番の時を狙って近くの病院を受診しました。待合室の時に週刊誌を見ました。地元紙でしたが、そこには小さな漫画のイラストの下に小・中学校と無口で漫画ばかり描いているクラスメイトの名前がかいてありじゃありませんか!私は早速写メをしてグループラインで送りました。みんなはそんな影が薄いなんて名前すら覚えていないと言っていましたが、私のいとこと同じ名前だったので私ははっきり覚えています。まああの時から漫画ばかり描いていたから夢が叶ったのかもしれませんね。 影が薄いとは人の特徴として、いるかいないかわからない、存在感がない、目立たない、実在感がない。ととてもネガティブな印象の言葉です。影が薄い人は主張をしない、文句を言わない、干渉しない関わらないととても空気のような存在であり、人畜無害のような人のようです。これだけ見ると印象は悪くないのに、影が薄いと言われると何となく価値がない人のような印象を受けてしまいます。おかしいのは日本社会は団体生活の秩序で成り立っていて、企業で働く多くは一方方向性で黙々と仕事をする人間が便利なのではないでしょうか?つまり”影の薄い”人たちが重宝する社会であることは一目瞭然です。それなのにどうして影が薄いことはマイナスのイメージがあるように表現されるのでしょう。今の年功序列の制度の企業や、横並びで団体生活が出来ることが健全な社会人であると認識されるような受け身の社会で、今までこの日本を支えてきた多くはこの”影の薄い”人たちなのです。これも日本の文化が言語に象徴されると同様、とても曖昧で、グレーなことをまさに証明するかのような言葉だと感じます。言語や表現は人の行動、志向性に大きく影響を与えます。日本語がもつ曖昧さがなくなれば日本も多くの諸外国に肩を並べる国際社会になるでしょう。 「影が薄いからじゃないの」とある女子から言われた今でも悪い意味で心に突き刺さったフレーズを今でも覚えています。このフレーズは、大学在学していた5年前に、授業が一緒の女子に言われた言葉です。一年生の時に必修の授業でお世話になった教授のゼミを希望し、そのゼミの選考を受けた後、選考の結果を大学の学部の掲示板に見に行った時、私以外のその必修の授業を受けていた学生の大半が受かっていて、選考の結果に不服な態度を取っていたら、英語の授業と希望していたゼミの教授の必修の授業が一緒の女子の一人に言われたのがこのフレーズです。女子から言われた時は、選考に落ちたショックと自分に対する他人からあまり良いと思われていない印象を直に聞かされたことで、ゼミの結果に対する不服な思いが消えてしまい、その場で黙ってしまった思い出があります。「うるさい」とか「うざい」とかいうあまり喜ばしくない他人の評価より、「影が薄い」という他人からあまり何とも思われていない、意識されていない他人からの悪い評価の方が切れ味が鋭いと思います。この女子から何気なく言われたフレーズは、大学を卒業してから5年経っても忘れられない嫌な思い出となっています。

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お茶の子さいさい

【漢字】お茶の子さいさい 【読み】おちゃのこさいさい 【意味】たやすく簡単に出来る。 【例文1】荷物運びなんてお茶の子さいさいだ。 【例文2】家庭料理ならお茶の子さいさい。 【例文3】お茶の子さいさいでやってのける。 私は小さな頃から算数が好きでした。小学校高学年で中学生の数学の問題などはお茶の子さいさいでした。数学を解いているとクイズのようでとても面白かった思い出があります。よく数学で苦労している友達に自分数学はお茶の子さいさいだから教えて上げると言ってアドバイスしたものでした。反対に国語は苦手で苦労した思い出があります。人はなにがしか得意な物いわゆるお茶の子さいさいがあるのではないでしょうか。いいところをもっと伸ばして不得意なところを努力する。私はこの不得意な国語を避けてきました。よっていわゆる偏差値が高い高校、大学には行けませんでした。数学だけだったら一流大学だったかもしれません。勉強だけではなく、人には得意分野があるのではないでしょうか。スポーツでも鉄棒が得意な子がいて大車輪がお茶の子さいさいでした。いとも簡単に大車輪をするのですごくその子を尊敬していた思い出があります。人にはいとも簡単にやってのけるものを持つとそれが自身となります。私が数学ができたように。大車輪をいとも簡単にやってのける子がいたり、なにもかもできるスーパー人間になりたいけれど、得意分野もあるし、不得意分野もある。皆さんそうではないでしょうか。

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