tedukurikotoba (2563)

蒲柳の質

【漢字】蒲柳の質 【読み】ほりゅうのしつ 【意味】病気にかかりやすい体質。 【例文1】子どもの頃は蒲柳の質だったが、食事で体質改善された。 【例文2】蒲柳の質で会社を休みがちになる。 【例文3】蒲柳の質は遺伝だ。 世の中には、体が丈夫な人もいれば、そうでない人もいますね。風邪を引きやすいため、数日に一度は病院に行くような人だっていることでしょう。もしかしたら病弱な自分のことを嫌になってしまう人もいるかもしれません。病気にかかりやすいため仕事も休みがちになり、同じ部署の人に迷惑をかけてしまっているのではないかと、罪悪感に駆られてしまう人だっているかもしれません。ですがこのように蒲柳の質であっても、他人に迷惑をかけているとは考えなくて良いと思います。 と言うのも、そもそも仕事を休んだからといって、どのような迷惑になるのでしょうか。もちろん仕事の内容によっては、その人がいないと困るような内容かもしれません。しかし仕事とは1人が全責任を負うべきものではないはずです。それこそ個人経営で2人くらいでお店を切り盛りしているようなら話は別ですが、会社は組織です。組織とは誰かが所用で不在の場合は、その穴を埋めるものだと思います。それに誰しも体調が悪いときはあります。もし誰かの体調が悪いときは、相手が元々病弱かそうでないかなどは関係なく、組織全体でフォローするのが筋ではないでしょうか。自分の体調が悪いときに周りからフォローしてもらったときは、そのあとにきちんと感謝を述べる、それで良いのではありませんか。

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筆をおく

【漢字】筆をおく 【読み】ふでをおく 【意味】著作家が書くことをやめる。 【例文1】師匠が筆をおき弟子が引き継ぐ。 【例文2】限界を感じて筆をおく。 【例文3】ネタが切れ筆をおく。 小説家などが連載を終了し、物語を終わらせることを「筆をおく」と言うこともあります。 作品の評価を決定づけるうえで物語のラストというのは重要な意味を持つため、筆をおく前の執筆はより一層の覚悟と気力が必要になるものと思います。 筆をおいたことで賛否両論が巻き起こった作品として「アイアムアヒーロー」という漫画があります。 日本に突如ゾンビが出現し、日常が壊れていくというストーリーで手に汗握る展開は長期にわたって読者を惹きつけました。 しかし完結となる最終巻が発売され描かれていたラストシーンがあまりにも唐突で抽象的だったため、困惑した読者も多くいました。 伏線の回収がなされていないことや謎が解明されないまま終わってしまったことで賛否両論が巻き起こったのです。 期待値の高い作品であったためにその終わらせ方には作者のこだわりや覚悟が見えましたが、私は読者の反応を見て、作品の評価はどこで決まるのかということを考えてしまいましいた。 物語のラストは作品において重要な場面ですが、それが全てであるような考え方はどうにも納得できない部分があります。 とくに漫画のような何年にもわたる長期連載の作品がラストシーンだけで評価されるのはどうかと思いました。 作品の構成やクオリティに対する評価と、読んでいて「面白い」「楽しい」と思う心情的な評価は別物として考えるべきものだと思います。 どうしても早めに書き上げないといけない書類がある場合、いちいち休んでいられませんね。けれどそういう時こそ書くことを一度やめて、いったん文章を見直してみてはどうでしょうか。文章を書くというのは、頭の中でなんとなく考えていることであったとしても、他者が読んで理解できるようにしないといけませんから、それなりに頭を使う作業です。見返してみると、文章として成り立っていない場合もあることでしょう。特に仕事であれば、できれば早めに終わらせたいという気持ちを持つこともあるでしょうから、文章が乱雑になりがちです。いざ書類が完成したと思って上司に提出したら、文章が読みづらいせいで書類が戻ってきた、なんてことも有り得ます。 文章を書く際、意味が伝わる文章が書けた上で、早く筆をおくことができればそれが最良でしょう。しかし現実はそんなに甘くありません。ときには何人もの人が同じ書類を読み返しても見つからなかった誤字があったりしますし、そうした誤字に気付かないまま商品化してしまって、結果として誤字が原因で、企業が自主回収しなければならなくなった商品もあると思います。文章を書くときは、早く筆をおくことが大事なのではなく、文章の内容が理解されるかどうかの方が大事だと言えるのではないでしょうか。

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一旗揚げる

【漢字】一旗揚げる 【読み】ひとはたあげる 【意味】成功を目指して事業を始める。 【例文1】東京で一旗揚げて帰って来る。 【例文2】海外進出で一旗揚げる。 【例文3】よーし、一旗揚げようじゃないか。 会社勤めをしていれば「この会社で新事業を立ち上げたい」といった一旗揚げる気持ちの人も勿論いることでしょう。しかし新事業を立ち上げる上で、一体どういったことから始めなければならないのでしょうか。 まずは上司に、具体的にどのような新事業を立ち上げたいかを相談してみるのが良いでしょう。ですがこの際、きちんと自分の話を聞いてくれる上司を選ばなければなりません。上司も人間ですから、できれば自分と相性の良さそうな上司に話しかける方が安全です。もしも上司があまり話を聞いてくれなさそうなら、他の部署にいる、自分の上司と同じくらいの役職の人に、新事業の話を持ち掛けてみても良いでしょう。ただし自分の直属の上司の顔も立てておいた方が良いので、それこそ世間話の体で、自分の立ち上げたい新事業のことを話してみるのが良いと考えられます。 新事業を立ち上げるのも容易なことではありません。その事業を行うことによって、会社にどういったメリットやデメリットがあるかを考えなければならない上に、そのメリットをどのように活かせば、会社により利益が上がるのかも考案する必要があるからですね。とはいえ自分で一旗揚げることができれば、会社の中でも自分の評価が上がり、昇進に繋がる可能性も出てきます。そして何より達成感も得られ、人としても成長することができるのではないでしょうか。

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恥の上塗り

【漢字】恥の上塗り 【読み】はじのうわぬり 【意味】恥をかいた上にさらに恥をかく。 【例文1】酔っぱらって泣いたりわめいたり恥の上塗りだ。 【例文2】スピーチで緊張して声は出ないわ、噛むわで恥の上塗りだ。 【例文3】転んでセリフも忘れ恥の上塗りだ。 たとえば人前でスピーチをしてしまって、次に話すべきことを思い出せなくなって黙ってしまい、恥ずかしくなったという経験を持つ人もいるかもしれません。しかし中には、スピーチの内容を思い出せなくて黙り込み、恥ずかしい気持ちになった上、ようやく内容を思い出せたから話そうとしたら、今度は上手く呂律が回らずに噛んでしまって、恥の上塗りになってしまった、という人もいるかもしれません。 ですが恥をかいてしまったとしても、それをどうにかすればチャンスに活かせることもあるのではないでしょうか。たとえば、自分では恥の上塗りとなってしまったスピーチであっても、そのスピーチの最後に「次のスピーチこそは、上手に話せるようにしたいです」などと一言添えるだけで、ちょっとした笑い話に変えることが出来ます。 もしも笑い話にするのがあまり好きでない人なら、まるで何事もなかったかのようにスピーチを終わらせてしまうのも有りでしょう。たとえスピーチを終えた後に、誰かから軽い指摘を受けたとしても適当に話を流してしまうのが、気持ちとしても楽になると思います。 『恥をかく』というのは、できるだけ避けたいものですよね。しかし『恥をかいてしまった』と考えるのではなく、『恥だと感じたところが、自分の苦手なところ』だと捉えると、少し前向きになれますよ。苦手なところを克服できるチャンスです。『恥』だって自分を成長させてくれる要素と言えると思います。

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根を下ろす

【漢字】根を下ろす 【読み】ねをおろす 【意味】しっかり根づいている様子から、定着する。 【例文1】家族と静かな町に根を下ろす。 【例文2】老後は田舎に帰って根を下ろす。 【例文3】故郷に根を下ろす。 人というのは、どこかしらの共同体にいないと生きていけないものです。生きていけないというか、生きづらいと言った方がいいかもしれません。たとえば学校であれば、クラスや部活に馴染みたい、と考える人が多いでしょう。会社であっても、できることなら自分が配属された部署に馴染みたい、と感じる人もいると思います。このようにクラス、部活、部署といったような共同体に、どうやって根を下ろすべきか悩んでしまう人もいるかもしれません。 ですが根を下ろすというのは、それなりに根気がいる作業です。自分と気が合う人もいれば、そうでない人もいますよね。いくらどこかの共同体に深く根付きたいからといって、同じ共同体にいる人全てと仲良くなる必要はありません。気が合いそうな人と仲良くなってみても良いでしょう。しかしそうでない人とは変に摩擦を起こさないよう、何か用がない限りは当たり障りのない関係を築いたりですとか、そういうことが必要になってくると思います。

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