tedukurikotoba (2563)

諸肌を脱ぐ

【漢字】諸肌を脱ぐ 【読み】もろはだをぬぐ 【意味】上半身を脱いで全力で物事に挑む様子。 【例文1】諸肌を脱いで勝負に挑む。 【例文2】クラス全員が団結して諸肌を脱ぐ。 【例文3】諸肌を脱いで攻撃する。 たとえば高校の体育祭の練習で、クラス全員が一丸となって競技の練習をしているとします。このように全員で何かをしようとしていると、今までは会話しなかったような相手とでも、仲良くなることがありますね。この例のように『全員が一丸となる』ことでクラスにも団結力も生まれたらば、たとえ体育祭の結果が芳しくないものであったとしても、その後の高校生活も楽しくなることでしょう。 ですが『全員が一丸となる』ことの中には、まだ何か隠れているような気がします。そもそもなぜ全員が一丸となれたのでしょうか。その理由はきっと、クラスメイト1人1人が、諸肌を脱ぐくらいの勢いで練習に取り組んだ結果なのだと思います。練習に対して「なんとなく頑張ろう」ではなくて、「全力で頑張ろう」という気持ちがあったのではないかと考えられます。『全員が一丸となる』には『1人1人の「全力で頑張ろう」』という気持ちが含まれているのではないでしょうか。 もしも複数人で、何か目標に向けて準備や練習などをしているときは、全員の気持ちを「全力で頑張ろう」という方向に持っていくことが大事だと思えます。絵空事のように感じるかもしれませんが、1人1人のモチベーションが高いことに越したことはないのではありませんか。

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目くそ鼻くそを笑う

【漢字】目くそ鼻くそを笑う 【読み】めくそはなくそわらう 【意味】自分の欠点はおいといて、他人の欠点をバカにする。 【例文1】目くそ鼻くそを笑う奴をギャフンと言わせた。 【例文2】目くそ鼻くそを笑う者を見返す。 【例文3】少しのミスで目くそ鼻くそを笑う。 『他人の欠点を見つけて、わざわざ笑ってからかう』という人に出会ったことは、誰しもあるのではないでしょうか。小学生くらいならまだしも、大人になってまでそういう人がいると、ちょっと驚いてしまいますよね。そのような人とは、自分からいちいち関わりを持ちにいこうとしなくても良いと思います。 というのも人の欠点を笑っている人というのは、おそらく自分の欠点を理解していません。自分にも何かしら欠点があると理解している人なら「誰しも欠点はあるから仕方ない」と思って、いちいち人のことを笑ったりしないからです。あるいはですが他人の欠点を笑っている人は、その欠点が自分も持っている欠点だと気付いていない場合だってあるでしょう。世にいう、目くそ鼻くそを笑うといった状態ですね。 人に自分の欠点を笑われて喜ぶ人はいませんし、目くそ鼻くそを笑うような人と親密になりたいと考えるような人も滅多にいないでしょう。それに人間というのは周りの人の影響を受けて、自分の思考や価値観が変わっていきます。 それは子どもでも大人でも同じです。ですから目くそ鼻くそを笑うような人とは、用がない限りは特に関わらなくて良いのではないでしょうか。そうした人と一緒にいると、今度は自分も目くそ鼻くそを笑うような人になってしまいそうですしね。 ある日の仕事中、言い争いが起こりました。原因はある者のミスによって(仮にAさんとします)それがクレームにまで発展したからです。加えて、その部署だけで解決できればよかったのだが、他の部署にまで影響が出てしまったのです。そこで頭にきたのが他の部署に在籍するBさん。後で聞くと、そのクレームの電話を受け取ったのもBさんでした。フロアまで違うのに、わざわざAさんの所へ怒鳴り込んできたのです。Bさんは役職がついているわけでもない。おそらく上司は止めただろうに。しかし、Bさんは常日頃から組織の順番を無視し、感情で動く人間です。周りの人間も「またか」くらいで見ていたが、その攻撃を受けてしまったAさんはたまったもんじゃありません。 BさんはAさんを見つけるなり、怒声、罵声の嵐。フロア中にいきわたるような声で、みんなの注目の的となりました。聞いてるこっちもいたたまれない気持ちになり、早く終われと誰しもがそう思っていました。一方的な攻撃を受けるAさん。まいたタネだし仕方ないということで沈黙を続けています。AさんのほうがBさんより年上で入社も早く役職にも就いているのにそれに向けて文句を言うBさんもすごいが、Aさんの忍耐力もすごいと思います。 しばらくの嵐の後、Bさんが「組織の在り方をわかっていない。ミスしたなら即座に謝りに来るべきだ」という発言が飛び出しました。確かにAさんの動きの遅さも気にはなったが、お前が言うか?と思っていたところ、フロアの一番の上役の人間が「その辺にしとけ。お前が今の発言を口にするのは目くそ鼻くそを笑うようなもんだぞ」と一言告げて去って行きました。 迷惑をかけておきながら、謝りにいかなかったAさん、組織の在り方という部分で攻撃したBさん。でも、Bさん自身も組織という行動からは外れた行動を行っていそこをついた上役。 しばらくの静寂の後、その場は解散となりました。その後、Bさんは個別に呼び出され、上役連中から袋叩きにあったということを聞きました。まさに、組織の在り方をわかっていなかったのはBさんだったのでしょう。

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胸が詰まる

【漢字】胸が詰まる 【読み】むねがつまる 【意味】感激で胸が締めつけられる想い。 【例文1】我が子の卒業式で思い出を振り返って胸が詰まる。 【例文2】成人式を迎え胸が詰まる。 【例文3】新婦からの手紙は号泣して胸が詰まる。 先日、中学校の同窓会がありました。といっても結構頻繁に開催されているのですが、今回は当時の担任の先生も参加してくださったんですよね。先生は教職を去ってしばらく海外で生活をしていましたので、本当に会うのは久しぶりです。ダンディーな感じの先生でしたが、会ってみるとやはり初老という感じ。時の流れを感じて少ししんみりしてしまいました。 でも、先生の中身はちっとも変わっていません。優しくて案外おちゃめで、こんな先生が学生時代からずっと好きでした。やっぱりみんな近況報告に熱心になっていました。大好きな先生に今の自分を知って欲しいからです。真面目だった委員長は、今は自営業でひたすら接客の毎日。ガキ大将だった子が弁護士になっていたり、あの頃とは色々違います。先生が思わず会えて嬉しいと涙を流したことで私達もみんな泣いてしまいました。 そして、先生が大病を患っていることでも驚きました。今後は日本に戻って治療をしていくそうですが、先生が細くなった身体で、弱々しく頑張るからとおっしゃるのには胸が詰まるような思いになりました。幸い、先生の入院する病院は私の家からわりと近く。他にも近くに住んでいる同級生が多いので、みんなで先生を支えていけたらなと思っています。

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水も漏らさぬ

【漢字】水も漏らさぬ 【読み】みずももらさぬ 【意味】水も漏れる隙もないほど警備が厳重な様子。または男女の仲が親しい。 【例文1】厳重なセキュリティで空き巣の常習犯ですら、水も漏らさぬで入りこめない。 【例文2】あのカップルは誰も入る隙もない水も漏らさぬ仲だ。 【例文3】水も漏らさぬ防犯設備。 近頃は物騒ですし、特に都内では地域同士での繋がりも薄れてしまい、ときには隣人の顔すら分からない、という場合もあります。隣人の顔すら分からないとなると、何かあった際に、もしかすると自分でなんとかしなければならないかもしれません。特に最近はSNSによって、昔よりも個人情報が比較的簡単に他者に伝わりやすくなっていますし、自分の身は自分で守るのが最適と言えるのではないでしょうか。できることなら水も漏らさぬほどの警戒心を持って、自分の身を守りたいものですね。 しかし完璧に自分の身を守ることは難しいので、まずはやれる範囲でやれることをやってみませんか。護身といった意味では、自宅用の警護用品ならホームセンターなどでも売られていますね。このように家に関するセキュリティというのは、年を追うごとに良くなっているように感じます。 ただ護身の点で特に軽視されがちなのが、やはりSNSです。SNSのプロフィール欄に、自分が在籍している学校名を書いている人がいますが、あれも閲覧する人によっては悪用される可能性だってあるでしょう。またSNSに画像をアップすることで、今その人がどこにいるかや、凄いときですと、その人が大体どの家に住んでいるかまでを探し当てることができます。これからもSNSは使われ続けるでしょうから、SNSに関する護身もあまり軽視しない方が良いでしょう。

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的を絞る

【漢字】的を絞る 【読み】まとをしぼる 【意味】対象の範囲をより狭くして狙いを定める。 【例文1】的を絞って詮索する。 【例文2】容疑者の的を絞る。 【例文3】テスト勉強の的を絞る。 やることが多すぎるため、何から手を付ければ良いのか分からなくなってしまう事が度々あると思います。やることが少ないならまだ何とかなりそうですが、多すぎると困ってしまいますよね。そういうときは優先順位をつけてみることをおすすめします。また優先順位をつける際は、頭の中で考えるだけでなく、紙に書きだしてみた方が客観視できるので良いです。 優先順位の付け方ですが、たとえばやること全ての期日に余裕があるなら、早く終わりそうなものから優先順位をつけていって良いかもしれません。逆に期日に余裕がないものがあるなら、期日が早いものから優先順位をつけるのが良いでしょう。もしかすると優先順位をつけたことにより、実はやらなくても問題ないようなものが紛れ込んでいた、ということもあるかもしれません。仮にこうなったとしたら、棚からぼた餅といった気分になりますね。 優先順位をつけていけば、自ずと何から手を付ければ良いかが明確になります。こうなると、やることの的を絞ることができるので、気持ちにも余裕が生まれます。

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