tedukurikotoba (2563)

なめくじに塩

【漢字】なめくじに塩 【読み】なめくじにしお 【意味】ナメクジに塩をかけると縮んでしまうことから、元気がなくしょんぼりしている様子。 【例文1】好きな子が転校してしまい、なめくじに塩となる。 【例文2】彼女にフラれてなめくじに塩だ。 【例文3】売り上げが赤字続きでなめくじに塩だ。 大都会で産まれ育ったわたしでしたが、家庭の事情で田舎に引っ越すことになりました。 引っ越してきた場所は学年に一クラスしかないようか過疎地で、小学校の周りは田畑で囲まれており、見たこともないようなふっといふっといミミズやどデカイかえるなどがおり、都会育ちのわたしはドン引きの毎日でした。 それでもグロい出会いばかりではなく、美しい出会いも多く、絵に書いたような可愛らしいつくしや綺麗な星空、鮮やかなレンゲ畑、黄金に輝く稲穂、触っちゃダメらしい彼岸花・・・ いい意味でも衝撃な出会いも確かに多くありました。 ある日、我が家のご近所さんのおうちにとても綺麗な紫陽花があり、気になっていたわたしはつい綺麗だなぁと思って触れてしまいました。 その時「ねちょ」っとしました。 ん?と思いよく見てみると わたしの指にはなめくじ(後ほど知った名前)・・・ それははじめましての「ねちょねちょ」で、恐らくサイズ的には特大サイズだと思われます。 ぎやーーーと泣き叫ぶわたしのところに駆けつけてくれたのはご近所のおばちゃんでした。 わたしの指先を見てダッシュで塩を持ってきてなめくじに塩・・・ その途端みるみる小さく縮んでいくではありませんか! いや、塩とかじゃなくてさ、とってよ・・・ きっとおばちゃんも触りたくなかったんだと思います。 その日はいろいろと衝撃的で食欲がなくなったわたしでした。

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どこ吹く風

【漢字】どこ吹く風 【読み】どこふくかぜ 【意味】関心が無いため聞き流す。 【例文1】彼は無知でいつもどこ吹く風だ。 【例文2】酔っ払いのたわ言はどこ吹く風。 【例文3】デリカシーが無くどこ吹く風男だ。 私はシェアハウスをしています。いわゆる他人と同居をしています。 男二人のシェアハウスはとにかく自分のペースを崩さない事が大切と、相手の男を見て思います。 とにかく、何を言ってもどこ吹く風な男です。 とくに調理器具の使い方?(この?マークは彼は調理器具と言う実感のない事例があるから)が酷いのに、全く応えない、まさにどこ吹く風な男なのである。 私は鶏肉をよく焼きます。一枚もののモモ肉、胸肉をソテーしてそれを調理ハサミで一口に切って食べるようにしています。 包丁だと、ボロボロになるし刃も悪くなる。ハサミだと結構上手く切れるし。 ある日、共用のリビングで私がスマホでゲームしてるときに横で同居人の彼がとんでもない行為をしていました。 それは調理ハサミで・・鼻毛を、そう自分の鼻毛を切っているのです。 私は唖然としました、元々その男はそういう所が疎く例えばカレーを炊いた鍋にスプーンを二回いれて味見(自分が調理したのでは無く私が調理した鍋)したりする男です。 私がその時にめちゃくちゃ怒ったのに、全くどこ吹く風なスタイルを崩してないのが凄いと、一周回って感心しています。 このどこ吹く風な生き方はむしろ参考になるわ!鼻毛は調理ハサミでは切らんけど。 どこ吹く風とは、他人の言うことやすることを、まったく気にしない、関心がない、気にも留めない、相手にしないなどの意味がありますよね。昔から自分に自信が持てないため、他人の言動に一喜一憂したり、振り回されることも少なくはない私にとっては、羨ましくもあり、憧れでもあり、また魅力的にも感じてしまいます。 とはいえ、学生まではどこに吹く風といった感じでいられたとしても、社会人になってからは、何かしらの組織に属している以上、協調性とコミュニケーション能力は必要とされますから、いつまでも自由人というわけにはいかないのも現実です。ですが、ストレス社会の現代では、やっぱりある程度のスルースキルを身に付けておかなければ、損な役割が多くなってしまったり、精神的に辛い思いをすることだってあるかもしれません。あんまり頑張りすぎないように、ほどよく手を抜いたり、右から左に聞き流したり、苦手な人を相手にしなかったりと、自分でできるケアをすることも大切なことなのです。 私も、ストレスで胃痛に悩むくらいなら、もう他人に嫌われてもいいやと開き直り、かといって非常識な人にはならない程度で、ときにはどこ吹く風といった感じでスルーしてみるのもいいかなと思う今日この頃です。

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手に落ちる

【漢字】手に落ちる 【読み】てにおちる 【意味】人の所有物となる。組織の勢力に従う。 【例文1】借金で自宅が落札者の手に落ちる。 【例文2】部長の手に落ちて従う。 【例文3】競売にかけられ業者の手に落ちる。 戦国時代の人物で細川ガラシャという女性がいます。名前が「ガラシャ」というだけでも普通の女性と違うのは分かりますが、彼女にはどこか興味を惹かれます。どんな女性だったのでしょうか。まず、キリシタンでした。当時はバテレン追放令も出されており、隠れキリシタンでした。「ガラシャ」という名前も後世にキリスト教徒らが彼女をそう呼ぶようになったようなので、当時は「珠」さんと呼ばれていたようです。そんな彼女ですが、時は戦国時代、徳川家康の東軍と石田光成の西軍が戦いを繰り広げるなか、東軍についた夫の不在時に石田光成の軍勢によってとらえられそうになります。敵の手に落ちるくらいならと自らの命を絶つ決断をします。キリスト教徒は自殺できませんので、家臣によって介錯してもらったそうです。これは夫の意志でもあったそうなので夫の言いつけに従順な妻だったのでしょう。次に、彼女は本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の娘です。本能寺の変があったときにはすでに細川忠興に嫁いでおり、敵の手に落ちることはなかったようですが、「罪人の娘」なので夫に幽閉・監禁されたそうです。夫は監視もつけたそうなので、父も死に頼りの夫にも信用されずと悲しい時を過ごしたことがキリスト教入信と何かかかわりがあるのかもしれません。

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提灯に釣り鐘

【漢字】提灯に釣り鐘 【読み】ちょうちんにつりがね 【意味】どちらも吊り下げてあり形は似ているが、重さが比較にならず釣り合わない事をいう。 【例文1】彼女に対する想いが提灯に釣り鐘で実らない。 【例文2】彼とは生活基準からして提灯に釣り鐘だ。 【例文3】君とでは育ちからして提灯に釣り鐘だ。 形は似通っているが比較にならないほど別物という意味です。 提灯の下の部分を切り落とせば何とか似いてると言えなくもないですが、そのままでは無理があるように思えます。 ただ単に円筒形というならば、他にも茶筒や湯のみ茶碗などいくらでもありそうです。 なんでだろうなぁと考えたのですが、提灯と釣鐘には共通点がありました。 それは、どちらもぶら下がってるという点です。 円筒形で吊り下げられている物で他に考えられそうなのはマニシャくらいでしょうか。 提灯と釣り鐘は似ているといっても間違えようがないので大きな問題はありませんが、世の中には見分けがつかないくらい似ていて問題になるものがあります。 特に困るのは英語の小文字です。 「 l 」( Lの小文字)と「1」( 数字のイチ)は、フォントによっては全く見分けがつきません。 「 I 」( i の大文字)も、この二つと似通った形をしていたりするので困ります。 あまり頻繁ではありませんが、「rn 」( RNの小文字)と「m 」( Mの小文字)も混同しやすいように思えます。 少し離れて見たならば、視力の良し悪しによっては取り違えてしまいそうです。

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多勢に無勢

【漢字】多勢に無勢 【読み】たぜいにぶぜい 【意味】大勢いるため少人数では勝ち目がない。 【例文1】卒業旅行は海外に決まった。多数決で多勢に無勢だ。 【例文2】おばちゃん達の意見は勢いあってまさに多勢に無勢だ。 【例文3】彼女には信頼・人脈があり多勢に無勢だ。 最近の政治は民主主義と多数決を取り間違えているように思えます。 皆で話し合い納得できる結果を導き出すための会議であるはずが、党や派閥の都合だけで物事が決められていく光景はなんとも醜いとしか表現できません。 そもそも多数決で選出された人間がそれほど秀でた判断力を持っているのでしょうか。 最近の投票率の低さと、立候補者が多数いた場合の票の割れからすれば、全体の3割程度でも楽々と当選出来てしまいます。 所属派閥がある程度大きくて、他の派閥を取り込めれば党のトップ、国のトップになる事が出来るのはいつもの話です。 どれほど支持率が落ちようとも一度その座についてしまえば引きずり落とされることなどまずありません。 下手をすれば諸共に奈落の底へ落ちるのですから、誰も積極的に動くものではないからです。 民主主義は、自分たちのことは自分たちで決めるという覚悟だったはずですが、いつからこのような票集め作業になってしまったのでしょう。 選んでしまった有権者が悪いと言われればそのような気もしますが、社会システム自体も問題を抱えているように思えます。 投票可能な年齢を下げるという、最近のことなかれな政治にしては思い切ったことをしたものですがどう転がるか見当もつきません。 ろくな判断力を持たない多勢に無勢の良識人が駆逐されなければよいのですが、こればかりは願おうと祈ろうとどうにもならないでしょう。

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