tedukurikotoba (2563)

顎を出す

【漢字】顎を出す 【読み】あごをだす 【意味】疲れると顎が出ることから、疲れて果てて動けない様子。 【例文1】20時間のフライトに疲れて顎を出す。 【例文2】金策に走り回り顎を出す。 【例文3】経営難状態に顎を出す。 疲れ切っている様子を指して「顎を出す」と言いますが、この言葉を聞いたことのある人は多いと思います。 体が疲労の極に達し、手足が動かず、顎だけが前に出てしまうー疲れ切って、もはや二進も三進もいかないことを指すときに使う言葉です。 あまりにも長い時間、歩い足り走ったりして疲れ切ると、足が動かず顎だけが前に出てしまうものですが、そのことからこの言葉が生まれました。 「あのマラソン選手、よほど疲れ切ってるんだね。もう顎が前に出ちゃってるよ」「あの旅行者は、長旅の疲れで顎が出ちゃってるね。休んだ方がいい」などといった調子で使われます。 また、肉体的に疲労困憊しているときのほかに、精神的な疲れにも使われることがあるようです。 例えば、「あまりにも仕事の量が多すぎて、顎を出してしまった」などという場合、仕事量の多さにもうお手上げだ、という状態を意味します。 人間の肉体だけでなく精神も同じように疲労するものであり、両方の場合でこの言葉が使われるのは自然なことといえるかもしれません。 この言葉が使われるのは「ちょっと疲れた」などという生易しい状態のときではなく、もうどうにもならない位に肉体的、精神的に疲労しているときです。 もしあなたが余りに忙しい毎日を送っていたら、「顎を出」す前に休養してくださいね。

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我関せず

【漢字】我関せず 【読み】われかんせず 【意味】自分には関係ないという態度を取る。 【例文1】我関せず的な彼の態度に周囲がドン引き。 【例文2】無責任で我関せず。 【例文3】面倒な事には我関せず。 とっても腹が立つ人がいます。 それは職場の人で、いつも何故か暇そうで謎の徘徊をしていて、そのせいか仕事にもミスが目立つ人がいます。 わたしが今の部署に異動になったばかりの頃、その人の仕事を引き継ぐことになっており、その人に教わった通りに仕事をして、その人にチェックをしてもらうという時期がありました。 その人はいつもどこかで誰かとお喋りしているため席にいることが少なく、すぐにチェックをしてもらえないことが多く、またよっぽどお喋りがしたいのかチェックもおざなりでチェック漏れで業務漏れする事案が発生したこともあり、そんな時彼は他人事のように振る舞い、我関せず的な態度を取ります。 こういう時に人間性って出るんだなと思いました。 それからはその人以外の方にわからないことは質問するように心がけ、仕事をさっさと覚え、その人と絡まないようにすることに必死でした。 その人のお陰でミスが発生してしまうことだけはどうしても避けたかったのです。 彼は未だにしれっとわたしの背後に立ってわたしの業務を見ていたりと、謎の行動をすることもあり、最近ますます苦手です。 わたしのことも我関せず。でお願いしたいところです。

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四つに組む

【漢字】四つに組む 【読み】よつにくむ 【意味】格上の相手に正々堂々と戦う。物事に全力で尽くす。 【例文1】強豪校相手に四つに組む。 【例文2】大きなプロジェクトを四つに組む。 【例文3】体格の差はあるが、四つに組む。 「二人の力士が土俵の上で、がっぷり四つに組んだまま、全く動かない」などという言い方を聞いたことのある方もいるかもしれません。 「がっぷり四つに組む」などという使われ方をよくしますが、先に挙げた例のように、相撲の試合で力士同士が四つに組みあうことを指すときに多用されます。 その他、大きな物事(仕事など)に全力を出し切って向かい合う時や、自分よりも強い相手に堂々と、正面から向かい合う時などにも使われる言葉です。 相撲の試合でなければ、大きな相手や難問・難題と取り組むときなどにこの言葉を思い出す人も多いのではないでしょうか。 「今回の案件は大仕事だ。正面から堂々と四つに組むぞ」「がっぷり四つに組んで、部長はあの難題と向き合っている」などという使われ方を、ビジネスシーンなどでお聞きになった方もいるかもしれません。 どんな大きな問題にも姑息な手段や、卑怯な策を弄さず、正面から堂々と取り組む姿勢を指すこの言葉は、どこやら男らしいイメージを感じさせるものがありますね。 誰かが難問に頭を抱えていたら、「悩んでいるより、いっそがっぷり四つに組んでみたらいいじゃない!」と、励ましの言葉として使ってみるのもいいかもしれませんね。

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夢のまた夢

【漢字】夢のまた夢 【読み】ゆめのまたゆめ 【意味】とうてい叶いそうもない願い。 【例文1】芸能人と結婚したいなんて夢のまた夢でしょ。 【例文2】夢のまた夢だと思ったマイホームを持つ。 【例文3】夢のまた夢だった職に就く。 先日兄の家に遊びに行った時に、近くでモデルルームの見学会が行われていました。 明らかに高級な家だったので、購入は夢のまた夢と思いつつも、どんな造りなのか興味があり家族で見学に行きました。 100坪はある敷地に、コンクリート製の外壁が使用された高級感たっぷりの外観で、中を見る前から住んでみたくなりました。 新築ではなく、中古物件をモデルルームとして利用しているらしく、その物件を販売してはいないので販売価格は分かりませんでしたが、購入するなら数億はする家だと思います。 中に入り1番魅力を感じた所はキッチンとリビングで、広々とした空間にオープンキッチンがあってリビングと一体感があり、ここで毎日生活ができたら嬉しいだろうなと思いました。 お風呂場も浴槽が広く足を伸ばして入れる大きさで、お風呂場自体かなり広く取っているという印象を受けました。 夢のまた夢の家ですが、一度は住んでみたいという思いをお土産にモデルルームを後にしました。 自宅に帰って、モデルルームとの違いのギャップに少し凹みましたが、見学した際にこれは良いなと思った部分を、将来的に真似したいと思っています。 それはキッチンのレイアウトで、キッチンと言えば壁に向けて配置されるのが主流ですが、キッチンのセンターにオープンキッチンとして置くと、部屋全体の印象がかなり変わるのでいつかリフォームしたいと思います。 テレビでよく見ていた街並みが、憧れていた街並みが、今のわたしの通勤路です。 まさかこのわたしがこのようなところで仕事をすることになるなんて。 もうすぐお世話になってウン年になりますが、毎日毎日未だに夢のようです。 九州の田舎にいた頃、ファッション誌CanCamを愛読していました。 CanCamの中のカリスマ、エビちゃんともえちゃんは丸の内OLの通勤着のお手本で、おしゃれな仲通りをバックにおしゃれで高そうなキラキラした洋服を着たカットがたくさんありました。 わたしにとって丸の内OLは夢のまた夢でした。キラキラ輝いていました。 CanCamの中の丸の内OLは仕事に合コンにお稽古にととてもリア充で、わたしもこういう生活がしたいなぁと羨ましく思っていました。 まさか自分がこの街で働くことになるなんて。この街を毎日歩くことになるなんて。 でも、丸の内にはエビちゃんももえちゃんもいません。 丸の内OLは意外に普通で、あんなにヒラヒラした通勤着の人は丸の内にはいないようです。(いるのかもしれないけれど今のところ会ったことはありません。ちなみにうちの会社にもいません。) エビちゃんもえちゃんがいないことに少しホッとしているわたしでした。

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山を掛ける

【漢字】山を掛ける 【読み】やまをかける 【意味】リスクがある賭けの勝負をする。 【例文1】試験範囲を絞って山を掛ける。 【例文2】山を掛けて容疑者を追う。 【例文3】捜索範囲に山を掛ける。 中学生の頃、期末試験が近づいても、私は携帯ばかりいじっていました。 ゲームや動画にハマり試験の1週間前にならないと手が動きませんでした。 テストが範囲はとても広く、1週間で全ての範囲の勉強をする事は無理です。私は結構勘が当たるのでいつものごとく、山を掛けて移動時間も無駄なく効率よく暗記しました。 試験前夜は徹夜で勉強をして、頭の中に詰め込みました。 期末試験当日となりました。ギリギリまで単語帳を見て試験に挑みました。山を掛けたところがズバリ的中して、問題を解き、残り半分は当てずっぽうも交え答えを埋めていきました。中休みも昼休みも次の教科を暗記しました。返ってきた答案用紙は勉強時間が短かった割には50~60点でまずまずでした。受験は山をかけるわけにもいかないので必死に勉強しました。なんとか合格することができました。高校では将来のこともありますし、定期的に勉強をしていました。

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