栴檀は双(二)葉より芳し
【漢字】栴檀は双(二)葉より芳し 【読み】せんだんはふたばよりかんばし 【意味】栴檀の発芽は良い香りがすることから、大成功する者は幼いうちから優れているという意味。 【例文1】この子は幼い頃から暗記力が優れていたが、やはり栴檀は双葉より芳しで期待通りだった。 【例文2】有能な彼女は小学生の頃から成績が良かった。栴檀は双葉より芳しだ。 【例文3】栴檀は双葉より芳しの予感がする。 私が小学生の頃、同じクラスにひときわ目立つクラスメイトがいました。 その子はとても頭が良く、テストの度に100点満点を取っていました。 他のクラスメートからも一目置かれていました。 またこのクラスメートは学校で教わるような事だけでなく、雑学の様な知識も豊富だったのです。 どのような分野の事を尋ねても大体知っており、そんなことまで知っているのと、感心しました。 何でも知っているから、話しをするのが面白く、いつもこのクラスメイトの周りには人だかりが出来ていました。 私はバカなので、このクラスメイトに良く勉強を教えてもらっていたのです。 そんなクラスメートも小学校を卒業して、名門の中学校に進学して、私とは違う道を歩み始めました。 成人して、小学校の同窓会が開かれるというお知らせが届きました。 みんなどうしているんだろうと気になり、私はこの同窓会に参加しました。 あのクラスメイトと再会したのです。 なんでも今は官僚となって、政治家を支えているそうです。 栴檀は双葉より芳しと言う言葉がありますが、このクラスメイトの為にあるような言葉だなと思いました。 「あの偉人は、まだ小さい頃から優れた逸話をたくさん残していたそうだ。まさに『栴檀は双葉より芳し』だなあ」-こんなものの例えを聞いたことのある方もいるかもしれません。 時々耳にしますが、それでもその意味を正確にわかっている方はあまりいないかもしれませんね。 そもそも「栴檀」とは何のことなのでしょう。 「栴檀」とは実は白檀のことを指しています。 「サンダルウッド」といえばお分かりになる方も多いかと思いますが、その芳しい香気の故に、お香に使われる香木として、またお線香として、非常に需要の高い木です。 この白檀はその発芽のころから、非常に良い香気を発するものなのだそうです。 それが転じて、優れた人間はほんの幼いころから人より優れているものだ、ということを指して使われるようになった言葉なのです。 人より優れた人、才能のある人、立派な人というものは幼いころからどこか他人より優れた面を見せるものだ、ということを伝えたい時、この言葉を使います。 偉人や優れた人物の幼少期のエピソードなどを聞いたとき、「やっぱりすごい人は、小さい頃から違うなあ」と言いたいところを、言い換えて「やはり『栴檀は双葉より芳し』だなあ」と言ってみるといいかもしれません。
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