tedukurikotoba (2563)

立つ瀬がない

【漢字】立つ瀬がない 【読み】たつせがない 【意味】自分の立場がない。 【例文1】経験者よりも初心者が先に出来て立つ瀬がない。 【例文2】部下に指摘され立つ瀬がない。 【例文3】年下が出世して立つ瀬がない。 社会的立場に相応な威厳が保てなくなることを指して、立つ瀬がないと表現します。 問題の解決や仲裁などに入ってうまくいかなかった場合などによく使用されます。 瀬とは川などで流れが緩やかになっている部分で、川の深さや流れの強さにもよりますが、足がつくことで直立状態を保てるのが一般的です。 立つ瀬が無いということは、流れが思った以上にきつかったか川底が深かった、つまり当人に解決できるほど問題は簡単でなかったことになります。 立つ瀬が無いの同義語として面目が潰れるという表現がありますが、偉い人ほど自分の誇りが傷つけられることに敏感です。 「それでは私の立つ瀬がない」というセリフはよく聞かれますが、これは「私の立場を考慮して貴方は我慢しなさい」と言っているのです。 問題の解決とは程遠く、立場を利用して威圧していることを当人は自覚しているのでしょうか。 しぶしぶ従ったことなど次の瞬間にはすっきり忘れて、「問題を解決し丸く治めることができた」と得意満面に語られるとイラッ来ること請け合いです。 いっそのこと面目丸潰れにして、立つ瀬が無い状態でどこまでも流れていくがいいなどと思うこともあります。 それで事が済むならそうするのですが、恨みや怒りを買うことを避けて平穏無事に済む選択をしてしまうのが小市民の無難でいじましい処世術です。

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千変万化

【漢字】千変万化 【読み】せんぺんばんか 【意味】目まぐるしく変化していく様子。 【例文1】千変万化についていけないとバカにされる。 【例文2】若者の言葉は千変万化だ。 【例文3】去年のファッションがもう変万化だ。 千変万化とは変化がいちじるしいという意味です。めまぐるしい変化といえば若者のファッションです。私も高校生から23歳で結婚するまでは時代に合ったファッションや流行りものを身につけていました。雑誌を見てあれこれ参考にしていたものです。 おかげでファッションを通じて仲良くなったり、異性にもモテた事がありました。 その持ち物どこで手に入れたの?なんて聞かれると鼻が高くなっていました。 ところが、結婚して子どもができると雑誌を読む前に買いに行かなくなったり、というか買い物に行ってもおむつだったり、ベビー用品がかさばるわ、泣き叫ぶわでゆっくり雑誌を選んでられないし、洋服だって動きやすい洋服がいいし、なにせ授乳服は10年前当時はあまりおシャレではありませんでした。テレビもおかあさんといっしょやアニメの録画番組ばかりで歌番組はほとんど見られません。なので最近のアイドルグループは誰が誰なのかわかりません。いつのまにか卒業しているアイドルもいました。 生活していくには千変万化なんて言ってられません。当時流行っていた洋服を未だにきていますよ。

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十指に余る

【漢字】十指に余る 【読み】じっしにあまる 【意味】十本の指では数えきれない。十以上。 【例文1】営業功績が十指に余る。 【例文2】十指に余るほどの伝説がある。 【例文3】十指に余る恋愛をする。 十指に余るとは両手十本では数えきれないという意味です。 皆さんは十指に余るものありますか? 独身時代は資格を取り働いていました。しかし、ハタチで結婚したので今は専業主婦となっています。 考えてみたら私には十指に余る大親友といえる友人が5人はいることです。 うち3人は幼稚園時代からの幼馴染で結婚した今でも車で10分足らずのところに住んでいますし、月に1回はランチしています。 子どもが小学校に入学してから、子どもたちが仲よくしているお友達のママさんグループができて私もグループラインに参加して学校行事は常に3人で連絡を取り合い、共感できて頼りになるママさんグループです。私が住んでいる団地はマンモス団地で同じ子どもを持つお母さん世代がたくさんいるので、子育ての悩みやお下がりなどをやったりもらったり、帰宅が遅くなると、子どもを預けあったりして助け合っています。本当に助かっています。友人やママさんたちにとても感謝しています。私には十指に余る趣味もたくさんありまして、お菓子作りが得意です。日頃お世話になっているママさんや友人にクッキーを焼いたり、ケーキをやいたりしてお茶をしています。子ども達には十指に余るまでとは言いませんが、習い事や趣味をたくさん楽しんでもらいたいと願う母です。

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三人寄れば文殊の知恵

【漢字】三人寄れば文殊の知恵 【読み】さんにんよればもんじゅのちえ 【意味】凡人であっても三人片寄ればいい案が浮かぶもの。 【例文1】三人寄れば文殊の知恵でいいアイディアを出そう。 【例文2】三人寄れば文殊の知恵ですぐ解決した。 【例文3】三人寄れば文殊の知恵で何とかしよう。 多くの人が正しい答えを出せる問題であれば、三人で相談することで正答率は高くなります。 正しい答えを知る人が少ない場合でも、三人の内のひとりでも答えを知っていれば正しい選択は出来るはずです。 しかし、実際の社会ではそう簡単に物事は決まりません。 全員が納得するまで話し合えることなど稀で、多数決によるゴリ押しか偉い人が鶴の一声で決定されるのが世の常です。 数こそ力、力が正義と言ってはばからず、そのくせ失敗すれば責任の擦り合いが始まり下手をすれば連帯責任に巻き込まれます。 どうにも思考が後ろ向きですが、これまでの人生経験から得られた結論なのです。 文殊(もんじゅ)という言葉からナトリウム漏れとか放射能を連想してしまうのが不味いのでしょうか。 三人寄れば文殊の知恵より、三人寄れば姦しい(かしましい)の方が先に思いついてしまいます。 話し合う前に説得と根回し、粗探しをされる前に思考ミスを潰し、相手が考え始める前に用意した正解を提示してしまう。 既に話し合いの寄り合いですらありませんが、己の意を通したいならば地道に苦労するより他に手はありません。 我が家には三人の息子がいます。小学校2年生の長男と年長の双子の次男三男という構成です。年が近いこともありいつも一緒に遊んでいますが、性格は三者三様で慎重派でリーダー気質の長男、長男がいないときには長男の座を虎視眈々と狙う次男、誰にでも合わせて遊び何事にも一生懸命な三男です。総じて内弁慶で外では引っ込み思案ですが、家の中では勇ましく戦いごっこをしています。今のところはお兄ちゃんに憧れる次男三男ですが、長男と三男が非常に仲が良く二人だけで遊ぶ時間も多くなっています。その間次男は一人の世界で黙々と工作などをしています。次男は除け者にされているというわけではなく、次男の好きな遊びの時には輪に加わり、好きではない遊びの時には一人遊びをしているというようにみえます。大きくなってもこのままずっと三人仲良くいてほしいというのが親の願いですが、やはり心配は尽きません。最近では毛利元就の「三本の矢の教え」を話したり、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざの話をしたりして、いかに三人で協力することが大切なのかを説いています。子供達が思春期に入り、個人を尊重するようになって、そして独り立ちして家をでていくまで、「三本の矢の教え」「三人寄れば文殊の知恵」は話し続けていこうと思っています。

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心に刻む

【漢字】心に刻む 【読み】こころにきざむ 【意味】心に思い留めておく。 【例文1】父母の言葉を深く心に刻む。 【例文2】恩師の励ましの言葉を心に刻む。 【例文3】祖父の遺言を心に刻む。 心に刻むとは、深く心にとどめて忘れないことや、肝に銘じることを言います。例えば、「恩師の言葉を心に刻む」というように使います。この場合は、肝に銘じることです。また、素晴らしい風景を見た時など、その風景を心に刻むという用にも言います。この場合は、素晴らしい風景を深く心にとどめて忘れないということになります。つまり、しっかり記憶に止めることもまた心の刻むということの一つです。更に、オリンピックのフィギュアスケートで名選手の演技を心に刻む人もいることでしょう。スポーツでは、このようなことが多くあります。いつまでたっても記憶の中に残っているという場面がいくつもあります。 あるいは、本を読んである言葉が心に刻まれることもあるでしょう。座右の銘などはそれにあたります。ほんの一言が人生を変えることすらありますから、心に刻むと言うことは大切なことなのです。先程は例として恩師の言葉をとりあげましたが、この言葉が親や兄弟、友人であることもあります。そして、決して良い意味だけではありません。友人の言葉に発憤して偉大な事を成し遂げた人もいます。嫌なことを言われたのでしょう。しかし。それを糧に大成功を収めたのです。このように心に刻むこもあるのです。 心に刻むとは、深く心に留めて忘れないことを意味します。恩師の言葉を心に刻む、今日見た風景を心に刻む、今日の出来事を心に刻むとなどといった場面で使うことが出来ます。 私は去年の夏に沖縄県に旅行に行きました。その時に見た真っ青な空やダイビングをした時に見た真っ青な海や魚、夕暮れの海岸などその時に見た風景一つ一つを心に刻んでいますので今でも目を閉じると思い出すことができます。 他にも学生時代の恩師の言葉で、「自分のためよりも人のために動きなさい。人のことを一番に考えられるような人になりなさい。」という言葉を今でも心に刻んでいます。恩師の言葉を忘れないよう、社会人になった今でも人のことを考え動くようにしています。恩師のこの言葉があったから、この言葉通りのことを実践してきたから、人に感謝されることも多く、それが自分の糧となっていると思っています。学生時代の3年間の間に恩師がそのような言葉をかけてくれたのは今私にとってとてもプラスになっています。恩師への感謝の気持ちを忘れず、心に刻んだあの言葉を忘れず、これからも頑張って行きたいと思います。 このように風景や言葉だけに限らず心に刻んでいたい場面はたくさんあると思います。自分にとって大切だと思ったものはしっかりと心に刻んでこれからに役立てて行きましょう。

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