tedukurikotoba (2563)

名を惜しむ

【漢字】名を惜しむ 【読み】なをおしむ 【意味】名声が汚れるのを残念に思う。命より名誉を大切にする。 【例文1】名を惜しまれつつ引退する。 【例文2】不祥事が明るみに出る前に名を惜しんで辞職する。 【例文3】会社存続のため辞職して名を惜しむ。 日々の生活で思うことは、信頼を築くのは長い時間がかかるけど、失うのは一瞬だということです。 特に日本人に多いと思うのですが、失敗を強く恐れる風潮があります。 私もその一人です。 自分の名を惜しむあまり、好きな行動ができなくなっています。 なんというか、無難な行動になってしまうのです。 これは人からどう思われているかが、気になってしょうがないからです。 人の目をきにするのが、悪いことばかりではないと思いますけどね。 そのおかげでモラルやマナーの良い行動をすることができるからです。 何事も極端なのが良くないだけで、それ自体は普通だと思います。 昔から武士は命を惜しまずに、名を惜しむという言葉があります。 それだけ、武士には誇り高い人が多かったということですね。 私自身はかっこいい生き方だなと思いますが、自分にそれができるかどうかは分かりません。 そもそも、その生き方が良いのかも分からないです。 社会人になって思うのは、自分のプライドを捨ててでもやり遂げないといけないことがあるからです。 自他人のために生きるのも素敵な生き方の一つだとも思います。 自分を犠牲にしてでも、家族のために生きる父親はかっこいいと思います。 何が良いかというのは人それぞれですね。

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とどのつまり

【漢字】とどのつまり 【読み】とどのつまり 【意味】ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと名前を変える出世魚だが、味が劣る。つまり出世したところで大した物にはならない。思わしくない結果に終わる。 【例文1】いい大学を出てもアルバイト生活しかしてないなんて、とどのつまりだ。 【例文2】老後はとどのつまりにならぬよう、早めに年金を受給する。 【例文3】転職したってどこもとどのつまりだ。 「とどのつまり」の意味は、行き着くところ、結局という意味です。 基本的には悪い意味で使われることが多く、思わしくない結果に終わってしまった場合に使われる言葉です。「とどのつまり」の成り立ちについてはある出世魚が関係しています。「とどのつまり」の「とど」とは、魚のボラのことであり、ボラは成長するにつれて、「ハク」「オボコ」「スバシリ」「イナ」「ボラ」と名前を変える出世魚として有名で、成長するにつれて色んな呼び名に変化していくが、最終的に結局のところ「とど」になり、これ以上大きくならないことから、とどの詰まりから「とどのつまり」の意味の結局のところという意味になったという説が一般的とされています。 知り合いにとどのつまりのような人間がいます。高校時代の同級生が事業を始めたと風のうわさで聞きました。彼は積極的なタイプではなく控えめでどちらかというと表舞台に出るような感じではなかったので驚きました。オリンピック開催年の4年に一度地元で集まる同窓会に参加して持ちきりだったのが、事業を始めた彼の話でした。彼は毎回不参加ですが、またまた風のうわさによると半年も持たないうちに経営に行きづまり倒産したそうです。口下手な性格と少々へそ曲がりな性格が関係していると思われます。

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出端(鼻)をくじく

【漢字】出端(鼻)をくじく 【読み】ではなをくじく 【意味】何かを始めようとした時に邪魔が入る。 【例文1】文化祭の出し物が決まり取りかかろうとしたら、隣のクラスとかぶり、先を越され出端をくじかれた。 【例文2】初デートなのに残業になり出端をくじく。 【例文3】お客の取り合いで出端をくじく。 最近は新たに何かを始める時も、普段とはあまり変わらないテンションで行うので、外部から出鼻をくじかれることも少なくなりました。 気持ちが行きすぎると横やりが入ったり、失敗してしまうことが多いことを、数多くの失敗の中で学習しているので、最近はそうした失敗も減りました。 また、出鼻をくじかれる時は今がその時ではないのかもしれません。 タイミングが良いか悪いかというのは、単に運が良いとか悪いとかだけではないような気がします。 私は何度もトライしても、いつも出鼻をくじかれたことがありました。 さすがにそれが度重なると、逆にやらない方が良いのではないかと思うようになりました。 それよりも周りの風に合わせていったことで、出鼻をくじかれるどころか、逆に背中を押されるように上手く物事が運ぶこともありました。 何度も出鼻をくじかれる時は要注意かもしれません。 自分の暴走した感情と、上手くいく物事とは違うようです。 今思えば、ゴールの見えないことをやろうとすると、出鼻をくじかれてしまいます。 ゴールが見えていることをやろうと思っても、時には上手くいかないこともありますが、それすらも乗り越える力があります。 やはり自分にとって本物であれば、たとえ出鼻をくじかれるようなことがあっても、最終的には進んでいけるものだと思います。

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沈黙は金、雄弁は銀

【漢字】沈黙は金、雄弁は銀 【読み】ちんもくはきん、ゆうべんはぎん 【意味】何も語らず黙っている事は優れた雄弁より大切である。 【例文1】結婚式のスピーチでは過去の話題は沈黙は金、雄弁は銀。 【例文2】男らしく言い訳をせず沈黙は金、雄弁は銀だ。 【例文3】クレーム処理は沈黙は金、雄弁は銀だ。 沈黙は金、雄弁は銀とは時には黙っていたほうが利口な時もあるという意味です。 身近な例で言えば、買わないと言っているのに子どもがあれ買って買ってーと泣いてわめいています。 かたやもう一人はダメだと言われ黙って何も言わず目に涙をためて諦めた様子です。あなたならどちらがグッときますか?たいていの親御さんが後者の聞き分けのいい子どもの感情が心痛みませんか?実際私もそれをされて子どもの涙には勝てませんでした。数日後、買ってやった事もありました。もちろん何かお手伝いや良い事をした時に渡しました。 クレーム処理対応なんかもあれこれ言い訳してますます相手を怒らせるよりも 沈黙は金、雄弁は銀で手短に終わらせるのがよろしいのではないでしょうか。 先月私は後輩の結婚式に参列しました。友人代表の方が新郎の生い立ちなんかをスピーチしますよね。新郎の女性遍歴を面白おかしくスピーチされてましたが、両家の親御さんもいるわけですし、事実だとしても沈黙は金、雄弁は銀だと思いました。

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立っている者は親でも使え

【漢字】立っている者は親でも使え 【読み】たっているものはおやでもつかえ 【意味】急ぐ時、そこに立っている人が親でも遠慮なく用事を頼む。 【例文1】車に忘れ物をした。ちょうど母が出かけるので、立っている者は親でも使えでついでに持ってきてもらう。 【例文2】先輩が出先だというので、立っている者は親でも使えで用事を頼む。 【例文3】申し訳ないが、立っている者は親でも使え。 立っている者は親でも使えという諺は、できた当時はまだ親に威厳がある時代だったと思うのです。 困っていたり急いでいる時は、たとえ崇めたてるべき存在の親にさえ用事を頼んでいいという意味だと思うのですが、今の時代、親に威厳なんてありません。 もちろん他の家のことまで分かりませんが、少なくとも我が家では、当の親である私は二人の子どもから全く崇めたてられていません。 母親とは家政婦のセカンドネームくらいにしか思っていないようです。 だから子ども二人にしてみたら、立っている者は親でも使えではなく、立っている者は親なら使え、といったところです。 それならばと、こちらも次の一手です。 我が家は一年中こたつの台をちゃぶ台にしているのですが、座り込んでいる時に、一々立ち上がって物を取りに行くのは面倒なものです。 そんな時、子ども部屋から出てきた子どもにむかって、「立ってるものは子どもでも使えだ、台拭きを持ってきて、お願い」と言うわけです。 もちろん子どもはムッとしますが、結局用事をしてくれます。 夫が通りかかった時も、ちょうど良かったとばかりに「立ってる者は旦那でも使えだ」と言ってお願いごとをします。 そうこうするうちに、立ってる者はシリーズが我が家で流行し、案の定、私もお見舞いされてます。 立ってる者は母さんでも使え、のようにです。 諺は為になるだけでなく、変化をつけると日常が楽しくなるかも?でした。

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