tedukurikotoba (2563)

胸を貸す

【漢字】胸を貸す 【読み】むねをかす 【意味】格上の者が練習相手になる。または泣きたい時、つらい時に慰める。 【例文1】泣きたくなったらいつでも胸を貸すよ。 【例文2】OBが練習相手の胸を貸す。 【例文3】恋人にフラれた友人に胸を貸す。 テレビドラマなどを見ていると、たまに「僕の胸を貸してあげるよ」などというセリフを聞くことがあります。 女性が弱っている時に、それを慰めたい気持ちで男性が言っているのか、それとも下心があるのかはわかりません。 私は実際にそういう言葉を言われたこともないですし、言ったこともありません。 もし、そういう場面になったら、言葉を言う前に行動に出てしまうと思います。 逆に「胸を貸してあげる」という時は、少し照れくさいような感じで、冗談交りで言うのかもしれません。 冗談ぽいのが分かれば、深く悩んでいる、または悲しみにくれている方の気持ちも少しは和らぐのかもしれません。 しかし、男女間の胸を貸す行為はやはり、お互いが好意を持っているか、良い関係でないとなかなか難しいと思います。 生理的に受け付けない人から、この言葉を言われたとしても、逆にキモイと思ってしまうでしょう。 これとは別に、相手が自分よりも格下の場合、胸を貸すつもりで相手をしてあげることはあります。 稽古をつけるとも言いますが、相手に教えることによって自分も成長できる部分が増えるのだと思います。 本当に胸を貸さなくても、時には稽古をつけてもらうとか、教えてもらうことは必要だと思います。 胸を貸すという言葉はもともと相撲の世界から来た言葉のようです。 実力の上位のものが、下位のものに稽古をつけるために、組み合いの練習をする光景をもとに、胸を貸すという言葉ができたと聞いています。 最近の相撲業界には勢いがついてきて、相撲ブームの再来と言われてきています。 10年前からはモンゴル勢の台頭により、日本人力士の力も弱まり、ブームも下火になっていました。 また、日本人力士による出稽古もなかなかなく、出稽古に行けば怪我をして帰ってくるともいわれ、なかなかモンゴル勢が胸を貸すという光景がありませんでした。 しかし、白鵬関はそのような状況をみて、今は横綱である稀勢の里には胸を貸して、時にはきつい言葉を投げかけながら、稀勢の里関の実力をつけていくためにサポートをしていたようです。 稀勢の里関も、そのような白鵬関から胸を貸してもらうことに感謝しながら、努力を重ね、今のような強い横綱となりました。 稀勢の里関は今怪我とたたかっています。 なんとか来場所には復帰してほしいと思っていますが、稀勢の里関が胸を貸していた大関の高安関も実力を発揮し、優勝すれば横綱候補となる見込みです。 胸を貸しながら個々が実力をつけ、業界を盛り上げていく相撲は良い伝統であると思います。

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道を付ける

【漢字】道を付ける 【読み】みちをつける 【意味】進むべき道の手掛かりやきっかけを作る。 【例文1】親が子どもの道をつける。 【例文2】将来の技術の道を付ける。 【例文3】幼いうちから習い事をさせて、道を付ける 道を付けるとは進むべき道へ導いてやることです。 私は小さいころから物欲がなかったらしくただただ平凡に人並みに生きてきました。25歳で結婚して子どもを授かり、自分のことは棚に上げてわが子には何か特別なことができるようになってもらいたいと願いました。 幼稚園のころから体格にも恵まれていたので、何かスポーツでもと見学させて体験して一番向いていそうなスポーツはサッカーでしたので中学の部活まで10年間続きました。勉強も大事だと思っていたので、幼稚園の年長のころから習っている公文は小学校まで続けて中学校になると、進学塾に移りました。私の住んでいる地域では夏休みは必ず2作品工作を提出しなければなりません。日曜大工に趣味を持つ夫に付き合わされ長男の工作は小型家具ならそこらへんに売ってあるテレビ台と同じくらいなら2日で完成できるまでになった腕前です。これで家具職人もできるかもねと冗談を言っています。次は何をお願いしようかな笑 高校は進学校に通い毎日宿題に追われていますが、部活に入部せず移動時間も利用して要領よく課題をこなしているようです。

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丸い卵も切りようで四角

【漢字】丸い卵も切りようで四角 【読み】まるいたまごもきりようでしかく 【意味】卵は切りようによっては四角にもなる。同じ言葉でも言い方次第では受け取られ方が違ってくるものである。 【例文1】丸い卵も切りようで四角になるから、商談の際には気をつける。 【例文2】SNSでのやり取りは絵文字一つで丸い卵も切りようで四角だ。 【例文3】方言は丸い卵も切りようで四角にもなる。 丸い卵も切りようで四角とは物事は、言い方ややり方によって、相手の受け取り方が違ってくる。そのため、同じことを言ったりやったりしても、相手とうまくいくこともあれば、角が立ってしまうこともあるという意味です。私は九州出身なのでなまりもあるし方言も使います。同じ言葉でも「なおす」と言われれば、どこかに物をしまうという意味に解釈します。関西人が使う「わい」は確か自分の事を指すんですよね?こちらで「わい」と言われれば、汚い言葉ですが、喧嘩腰に相手に言う言葉です。言われた方はいい気持ちではありません。このように言葉はイントネーションがありますから、方言を喋る私でも言葉の感情は読み取れます。しかし、SNSが普及している今、やり取りは文字を打ちます。絵文字も出てきて進化すれば動く絵文字にもなりました。たくさんありますよね。ついついたくさん使ってしまいます。相手も絵文字や顔文字があると何となく心境も伺えます。返事に絵文字がないとなんだかそっけない感じがします。。気になって問うとどうってことないような答えでした。絵文字ひとつで勘違いとも取れます。最近の若い人は怒っていてもニコニコマークを使うようです。これじゃ本当に勘違いしてしまいます。おばさんはついていけません。

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振り出しに戻る

【漢字】振り出しに戻る 【読み】ふりだしにもどる 【意味】物事が最初からの状態に戻る。 【例文1】被疑者のアリバイが崩れた。これで捜査が振り出しに戻る。 【例文2】結婚話が振り出しに戻る。 【例文3】出し物がかぶり振り出しに戻る。 人生の中で何度か振り出しに戻ったような時もありました。 しかし、実際は1度経験している上で、振り出しに戻っているので、最初のスタートラインとは違っていると思います。 それでも1から再び始めなければいけないのは、かなり骨が折れることです。 私は小さいことも含めれば、数えきれないくらい振り出しに戻っているかもしれません。 先日もちょっとしたことが原因で、振り出しに戻って1からの作業となりました。 しかし、今までやったことはあまり覚えていなくて、結局ほとんどが新たな作業となりました。 この時、とても時間の無駄を過ごしているような気がしました。 振り出しに戻ることはどんなことでも、時間の無駄を強く感じてしまいます。 しかし、もしかしたらさらに年齢を重ねていくうちに、振り出しに戻ることも意味があり、良かったことなのだと肯定的に考えられる時が来るかもしれません。 目の前の状況だけを見ると、とても損をしているような気がしますが、長い目で見れば得をしていることに繋がるのかもしれません。 実際、振り出しに戻らなければいけない時は、何らかの失敗があるので、それを繰り返さないように気をつけるようになります。 振り出しに戻ることはあまり良いこととは思えませんが、成功する可能性も高くなると思います。 振り出しに戻るとは、すごろくの駒で例えた表現ですが、一からやり直しという意味の言葉です。すごろくのように、遊びの中のことなら笑って済ませられるのですが、日常生活や仕事の中ではかなり痛い、ダメージの強いことです。よくやってしまうのが、パソコンを使った作業。苦労して時間をかけて作業してきたのに、パソコンの調子が悪く急にフリーズしたり、データが消えてしまったりすることは少なくありません。アナログな作業ならこのようなことはあまりないのですが、便利な機器に頼りすぎると、痛い目を見ることがあります。ですから、パソコンで長時間作業をする際には、こまめにバックアップをとることが常識なのです。 また、このような機械だけでなく対人関係でも振り出しに戻るようなことはあります。企画を練り上げて持っていったら上司にあっさりと却下されるなんてことも…。一から考え直せ、なんて言われることもザラです。今までの時間と労力はなんだったのか…とどっと疲れてしまいますが、気持ちを切り替えるしかありません。 振り出しに戻るというのはとてもキツイことですが、今までの努力が無駄だったと思ってしまうともう気力も湧きませんから、やってきたことは無駄ではなかったと自分に言い聞かせて立ち向かいたいものです。

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一人(独り)相撲を取る

【漢字】一人(独り)相撲を取る 【読み】ひとりずもうをとる 【意味】自分だけが意気込んで取り組む。 【例文1】慰安旅行は社員が乗り気ではないので、社長だけが一人相撲を取る。 【例文2】一人相撲を取ってチームがまとまらない。 【例文3】面倒だというイベントに一人相撲を取る。 私は野球をしています。肩の良さが買われピッチャーをしています。自慢ではありませんが、素人のピッチャーの中ではずば抜けて早い球を投げることが出来ます。今まで私の力でチームは快進撃を続けていました。自分にも酔いしれていましたので、図に乗っていたかも知れません。あるとき、県内でも有名な強豪チームと試合をする事になりました。私の直球ならば先ず強豪チームでも打てないだろうと思っていました。そして先発して順調に5回までノーヒットで相手チームを圧倒しました。しかし6回に突如コントロールが定まらなくなりました。ファーボールでランナーを出してしまいました。しかし球威には自信がありましたから直球勝負で次のバッターに向かいました。結果はまたもやファーボール!ちょっとおかしいなあと思いました。そして次のバッターにもファーボール、ノーアウト満塁になりました。そして次のバッターをむかえました。第1球を投げたところバットの芯で捕えられました。ライナーがスタンドに吸い込まれていったのです。完全に一人相撲です。私はこの時、目が覚めました。私の一人相撲で満塁ホームランを打たれたのです。チームは負けました。野球は団体スポーツ、私は大きな一人相撲をしてしまったのです。

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