十八番
【漢字】十八番 【読み】おはこ 【意味】自分の一番得意な歌や芸。 【例文1】十八番をカラオケで熱唱する。 【例文2】十八番は演歌だ。 【例文3】さすが十八番の曲だ。 会社の飲み会でカラオケに行くとき、新入社員に先輩が「〇〇という歌は課長の十八番だから歌わないように」などと指示することがあります。 「課長のお得意の定番ソング」という意味で使われるこの「十八番」という言葉、実は歌舞伎と関係のある言葉なのです。 この言葉の由来は、江戸時代の歌舞伎。天保年間に、当時の歌舞伎の千両役者、七代目市川団十郎が市川家に伝わる得意演目を十八集めて「歌舞伎十八番」と称しました。七代目団十郎というのは歴代の団十郎の中でも特筆すべき名優でしたから、自分の家の得意演目を「歌舞伎十八番」として発表しても、誰も文句を言わなかったのでしょう。 市川團十郎家は初代以来、荒事と呼ばれる力感あふれるヒーローの役を得意としてきましたので、歌舞伎十八番も荒事の役が並んでいます。 ところで、「十八番」はそのまま「じゅうはちばん」とも読みますが、「おはこ」と読むこともあるでしょう。「課長のおはこ」というような使い方をされるわけです。 なぜ「おはこ」なのか。説は2つあります。1つは七代目団十郎が十八の演目を大切に箱に入れて保存したからという説。もう1つは、鑑定書のことを「箱書き」と言ったところから、お墨付きのある本物の代表作という意味で、そう呼ばれるようになったという説です。 叔母が街のはずれで小さなスナックを経営しています。 わたしにとってこのお店は思い出深いお店で、いつも可愛がってくれた叔母会いたさでしょっちゅう遊びに行ったし、叔母から頼まれ「ヘルプ」に入ったことも何度もありました。 今でも地元に帰ると必ず立ち寄ります。 お店の名前はたんぽぽ。 わたしは小さい頃叔母にたんぽぽの綿毛を飛ばす遊びを教えてもらって以来たんぽぽを探しに行くと聞かず困らせたそうで、そこからお店の名前に採用されたそうです。 叔母のお店の常連さんもとてもいいお客さんばかりで、わたしとしてはみんなもれなく自分の親族のような気持ちでいます。 叔母も常連さんもカラオケがとにかく大好き。 何度もヘルプに入った経験があるわたしはみんなの十八番を知っています。 常連さんのカラオケで聞いて好きになった曲もたくさんあります。 古川さんが歌う「新宿育ち」も岡部くんが歌う「我が良き友よ」も大原さんが歌う「また会う日まで」も近くのスナック「あけみ」のママさんが歌う「人生晴れたり曇ったり」もみんな「たんぽぽ」で教わった大好きな曲です。 たまに上司とカラオケに行くことがあり、さすがに好きな曲ばかりは歌えない・・・そんな時、「たんぽぽ」でのスキルが発揮されます。 「たんぽぽ」のみんな、いつもありがとう。 また近いうちに顔出すね。
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