tedukurikotoba (2563)

まんじりともしない

【漢字】まんじりともしない 【読み】まんじりともしない 【意味】不安や心配のため少しも眠れない。 【例文1】地震発生で余震も心配だ。その夜はまんじりともしない。 【例文2】合格発表まで心配でまんじりともしない。 【例文3】新郎スピーチがうまく言えるかまんじりともしない。 まんじりともしないとは色々な意味がありあますが、その中の一つとして不安なこと、心配事があって一睡もできない状態を言います。 最近のことのように覚えているのが東日本大震災のあった3月11日の夜、正確には3月12日の未明のことです。携帯電話の地震のアラームが一晩中なり続けていて、関東、東日本だけではなくて沖縄や新潟でも大きな地震が続きました。私の住んでいるところは東京都なので大きな被害は出ませんでした。しかしこのまま日本は壊滅状態になってしまうのではないか?そんな不安でまんじりともしなかったのを覚えています。 その夜は横で眠っている娘を何回も起こして家の外にでて地震の揺れがおさまるのを待ちました。三月なので凄く外が寒かったのを覚えています。大きな地震を体験すると家に入れなくなるというのも分かります。その後も度々余震があるたびに子どもは怖がっていました。 翌日になって東北の津波による被害の実態が明らかになって当たり前のようにあった日常が、日常でない事を実感しました。人間は自然の前にはまったくの無力だと思い知らされました。あの日まんじりともしないで色々と考えていた不安は月日が経つと薄れてきますが忘れてはいけないことだなと思います。

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踏んだり蹴ったり

【漢字】踏んだり蹴ったり 【読み】ふんだりけったり 【意味】重ね重ね災難が続く。 【例文1】財布を忘れた上に会社に遅刻で踏んだり蹴ったり。 【例文2】飲みすぎて財布を失くして踏んだり蹴ったり。 【例文3】強風で傘が折れ、泥はねにも遭い踏んだり蹴ったり。 営業の仕事で、得意先に怒られて意気消沈して社に戻ったら、上司からまったく別のことについて叱られてしまいました。 席に戻って隣の同僚にその話をして「踏んだり蹴ったりだよ」と話したところ、同僚は「それは大変だったね。ドンマイ、ドンマイ」と慰めてくれました。 その後で、同僚がこんなことを言ったのです。 「それはそうと、踏んだり蹴ったりというのは、変な表現だな」 「どうして?」 「だってそうじゃないか。ひどい目に立てつづけにあうことを、踏んだり蹴ったりというわけだろ。だけど、君のことを踏んだり蹴ったりしたのは、得意先と上司ってことになる。君は、得意先と上司から踏まれたり蹴られたりするような目にあったんだから、『踏まれたり蹴られたり』というべきじゃないのか」 言われてみれば、たしかにその通りです。「踏んだり蹴ったりだよ」というと、なんだか私が人のことを踏んだり蹴ったりしたような意味になってしまうでしょう。 「泣きっ面に蜂」と同じく、良くないことが続けて起こったのですから、「踏まれたり蹴られたり」といわなければ、意味が正しく表現できません。 それで連想したのが「負けず嫌い」という表現。これも「負けるのが嫌い」なのですから、「負け嫌い」というのが正しいでしょう。 日本語には不思議な表現があるものですね。 ツイてないなあと感じるようなことは、日常の中でしょっちゅうあります。毎日いいことしか起きない幸せな人生なんてありえないですからね。いいことも嫌なこともあるから、幸せを感じることができるようになっているのだと思います。でも、あまりにツイてないことが立て続けに起きると、さすがにげんなりしてしまいます。嫌なことが重なるさまを、踏んだり蹴ったりという言葉でよく表現しますが、不思議かな、嫌なことって続くのですよね。 自分で防げるものなら、あらかじめ避けたいものですが、特に天災などは急に起きたりするもので防げない場合も多々あります。私は学生の頃、自転車通学をしていた時期があったのですが、ある日、天気予報を見忘れいつも通りに自転車で学校から帰るとき、ゲリラ豪雨に見舞われたことがあります。自転車でゲリラ豪雨は、最悪です。しかも、坂だらけの道で強風も発生。向かい風と嵐のような雨の中、必死で前へと進みました。ちなみに天気予報は見てなかったのに何故か傘を持っていたので、とりあえず自転車を押しながら傘をさすことに。でも、台風のような突風で、傘は一瞬で壊れてしまいました。もはや自転車も傘もただのお荷物です。まさに踏んだり蹴ったりでしたが、まだ登校中ではなく下校中だったのが唯一の救いでした。

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微に入り細を穿つ

【漢字】微に入り細を穿つ 【読み】びにいりさいをうがつ 【意味】非常に細かいところまで気を配る。 【例文1】彼女は周りをよく見ていて微に入り細を穿つ。 【例文2】司会者の発言が微に入り細を穿つ。 【例文3】幹事が微に入り細を穿つ。 ネットニュースでは度々指摘されるTVメディアの偏向報道。 これについては、様々に意見が分かれるであろうが、出演するコメンテーターについてはどうだろうか。 TVの視聴率を重視し、起用されるコメンテーター達。彼らの個人的意見の危うさについては、各ネットメディアでも危惧されている。 たとえば、あるネットニュースサイトの記事はこう語る。 「コメンテーター達が政治から芸能ニュースまで、アレコレと意見を述べている。しかし専門的でもなければ意外性があるわけでもない。」 このように感じている視聴者は少なくないのではないだろうか。 本来、必要とされる事は、微に入り細を穿つ取材内容と、専門家による見解、そして、それらを偏ることなく放送するメディアであるはずだ。 フェイクニュース、フェイクメディアという言葉が飛び交い、様々な情報が玉石混合飛び交う中、我々視聴者は、より慎重にニュースソースを選ぶ事が求められている。 偏向報道を規制し、コメンテーターの井戸端会議化に歯止めを掛け、より質の高い情報を提供するマスメディアの存在を築くことは容易ではないが、我々視聴者一人ひとりが、メディアの放送法遵守を求める姿勢を貫くことでしか、これらは解消できないのではないだろうか。

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話にならない

【漢字】話にならない 【読み】はなしにならない 【意味】話がかみ合わない。レベルが違いすぎて話す価値もない。 【例文1】バイトの君じゃ話にならない。店長を呼んでくれ。 【例文2】未経験では話にならない。 【例文3】知識がなければ話にならない。 今や福祉施設はサービス業と言われています。介護保険が2000年から始まりましたが、昔の老人ホームに町が入所させる措置から入居者本人の意思によっての契約に変わってから福祉施設はホテルのようにサービス業となっています。一人の女性の年老いた方が入所していますが、その息子がとんでもない、難癖をつけてくるタイプなのです。いつも私たちのところに寄ってきては介護の仕方がなってないとか経営者を呼べとか本当に仕事にもなりません。何を言っても、相手にしても話にならないのです。でも福祉施設はサービス業ですからこのような話にならない家族でも丁重に対応しなければなりません。一度来ると私たちのところに何時間も居座って難癖を付けるものですから、女性職員などは本当に怖い思いをしていました。どうしたら良いか私も悩んだり上司に相談したりしていましたが、解決策が見つかりません。警察にも一応報告はしましたが、暴力行為などが無いためにうてあってくれませんでした。そんな時いつもに増して激しい口調で女性の職員を罵倒していました。私はもうどのようなことになってもいいと思いその家族、息子に反抗しました。息子はビックリしました。思いました。私たち職員もサービス業とは言いますが、常識ハズレの人には常識な対応をしなければならないのだと。

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難癖を付ける

【漢字】難癖を付ける 【読み】なんくせをつける 【意味】小さな欠点を大げさに責める。 【例文1】難癖ばかり付けるクレーマー。 【例文2】難癖を付ける客。 【例文3】味付けが濃いと難癖を付ける。 先日テレビを見ていたら、クレーマーのことについての話題を取り上げていました。 中には些細なことに難癖を付けてくる常連のクレーマーがいるようです。 まさか、クレームを付けることで金品を要求して、それで生計を立てているわけではないと思います。 自分の中に溜まったストレスをクレーマーになって難癖を付けることで、解消している人が多いのかもしれません。 しかし、それはやられた方にしてみれば、とても迷惑な話です。 中には本当にクレームが必要な商品やサービスもあります。 何でも噛んでも難癖を付けて、それで自分がスッキリしたとしても、多くの人が不愉快に思うでしょう。 特にサービス業なのでは、そうした困ったお客さんがいるものです。 私は今までサービス業を経験してきませんでしたが、それでも接客をしていると、時々クレーマーのようなお客さんもいました。 そういう人はたいていブラックリストに載っていて、独自の接客マニュアルのようなものがあるようです。 人を相手の仕事はなかなか大変だと思いました。 クレーマー出なくても難癖を付けてくるような人には要注意です。 単にその人が細かすぎるのか、神経質なのかはわかりません。 世の中には様々な人がいるものです。 できるだけ難癖を付けるような人には関わらないでいたいものです。

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