tedukurikotoba (2563)

帰心矢のごとし

【漢字】帰心矢のごとし 【読み】きしんやのごとし 【意味】実家や故郷にすぐにでも帰りたいと強く思う。 【例文1】故郷を出て30年。この年になると帰心矢のごとし。 【例文2】慣れない田舎暮らしで帰心矢のごとし。 【例文3】家族が恋しくなり帰心矢のごとし。 私は九州出身です。九州の田舎で育ち就職も九州で過しました。ある時会社の人事異動で、本社のある県に転勤命令が降りました。とても迷いましたが、1回きりの人生その県にかけて見るかと思い転勤を承諾しました。最初に思ったのは九州弁ですが、その県は全く方言が違います。それから色々なことを思いました。食べ物の違い。その土地の人間性の違い。土地勘がないから不便である。九州の友達に会えないなど、帰心矢のごとしでした。お陰で心労が重なって心身症になっていきます。九州が本当に懐かしくなってきました。週末には無理してでも九州に帰省しました。帰省すると今度は本州のある県に帰りたくなくなります。夢にまで故郷が出てきました。帰心矢のごとしです。私はそこで思いました。このまま転勤族になってしまうのは嫌であると言うこと。結論に達したのです。第2の人生を歩むことを決意しました。そして退職して故郷に帰ったのです。色々と言われました。あんな大企業に入って勿体無いとか後々後悔するとか、でも自分の人生です。帰心矢のごとしと思って男が第2の人生を歩み出した。もうあと戻りは出来ないと。今はしっかりと地に足を付けて頑張っています。

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方(片)が付く

【漢字】方(片)が付く 【読み】かたがつく 【意味】物事の決着が付く。 【例文1】借金返済の片が付く。 【例文2】ようやくニートから片が付く。 【例文3】示談交渉の片が付く。 片が付くとは「勝負の結果が明らかになる」ことです。 私は何でも曖昧になるのが嫌な性格なので、すべての事にきちんと方を付けます。恋愛・仕事だいたい勝ち組みで人生送っています。 結婚相手に希望する彼氏は地元では大手の電力会社に勤めています。おかげでなに不自由なく毎日楽しくデートしています。1年付き合ってプロポーズを受けました。幸せの絶頂にいた私は、毎日ウエディングドレスのサイトや結婚式場のパンフレットを見てはニヤニヤしていました。お金はあったほうがいい。将来マイホーム資金にもなるし教育資金の足しにもなるしと、結婚後も仕事を続けたいと婚約者に伝えました。 すると彼は結婚したら家庭に入って支えてほしいと懇願されました。子育てに専念するならまだしも友達もいない土地で1日中一人家にいるのもなんだかな~と不満でした。子どもを保育園に預けて共働きなんて普通でしょ?なぜこだわるのか聞いたところ、時間にきっちりしている彼は仕事を理由に家事がおろそかになるのがだめだと言いました。考えた末、私が切り出した答えは9時から18時までの正社員を16時までのパートに切り替えるというものでした。説得はしましたが、子どもができたら専業主婦になるという条件で片が付きました。

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お百度を踏む

【漢字】お百度を踏む 【読み】おひゃくどをふむ 【意味】願い事や頼み事が叶うように何度も訪ねる。 【例文1】お百度を踏んでようやく交際OKが出た。 【例文2】家族の健康を願って神社にお百度を踏む。 【例文3】病気が快復しますようにとお百度を踏む。 私が高校受験を迎える年、父方母方の家族と佐賀県の祐徳神社へ合格祈願に行きました。これは母が結婚前から家族の健康を願って毎年正月は祐徳神社へお百度を踏む恒例の儀式だと聞いています。 神社に着くと参拝をして絵馬に合格祈願を書いて所定の位置に掛けてきました。家族のみんなが合格を願ってくれました。 私は猛勉強の末、進学高校に合格しました。2年後は弟の合格祈願にまた家族で祐徳神社へお参りに行き絵馬に合格祈願を願ってきました。見事私と同じように弟も第一志望校に合格しました。 大学受験の年もまた家族で祐徳神社へ行きました。ここにお参りにくればなんだか自信が湧いてきます。恒例の儀式を済ませると出店で美味しい物を食べて帰りました。楽しかったキャンパスライフができたのは家族の強い願いが通じたからだと思います。私も将来、家族ができると祐徳神社へお参りに行くことを誓いました。

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裏目に出る

【漢字】裏目に出る 【読み】うらめにでる 【意味】いい結果を期待してやった事が逆に悪い結果になる。 【例文1】迷子らしき子どもに声を掛けたら、不審者と見られ裏目に出る。 【例文2】親切心が裏目に出る事もある。 【例文3】恋人に尽くしすぎて裏目に出る。 尽くす女という言葉があります。彼氏や旦那さんのためになんでもやってあげる、やってしまうという女性がいるのではないでしょうか。そうすることで相手に満足してもらい、自分のやりがいと感じたり、相手から必要とされていると感じたりします。ところが女性側は相手によかれと思ってやってあげていても、相手の男性はそれほどありがたいと思っていないこともあります。いつもやってもらうことで当たり前になってしまっているかもしれません。または女性がやりたいからやっていると思うかもしれません。この温度差が表面化すると関係がくずれる可能性もあります。女性はこんなにやってあげているのに男性はまったく感謝してくれないと言い、男性はやりたいからやっているのでしょと言うと女性としてはたまったものではありません。女性側としてはせっかく相手のためを思ってやっているのにそれが裏目に出ることになってしまいます。男性の発言も一理あり、女性は男性が必要だと思うからやっているだけで実際に男性がやってほしいと言ったわけではありません。相手がほんとうに必要かどうかは聞いてみなければわからないのです。女性がやってしまうことで、それが習慣になり男性がやらなくなり、女性がずっとやるようになるかもしれません。女性が相手のことを思って尽くしすぎてしまうより自分が好きなことをして自分の中で満足度をあげることで、相手にご機嫌で接することになるほうが関係がよくなるかもしれませんね。

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至れり尽くせり

【漢字】至れり尽くせり 【読み】いたれりつくせり 【意味】何から何まで細かく配慮がされている。 【例文1】久しぶりに実家に帰ると至れり尽くせりやな。 【例文2】至れり尽くせりの歓迎を受ける。 【例文3】国会議員の待遇が至れり尽くせり。 最近、国会議員や県市議会議員の不祥事やスキャンダルが賑わっていますよね。一番世間を賑わせたのが秘書を罵倒していることが暴露された国会議員の方ではないでしょうか。その他にも不倫をスクープされる国会議員の話題でマスメディアが賑わっています。そんな国会議員や市県議会議員は我々の血税の下で働いているのは紛れもない事実です。 しかし、その実情は我々の生活水準よりもはるかに良く、待遇面に関して言いますと羨ましい限りです。そんな国会議員の待遇面を表す言葉として、「至れり尽くせり」という言葉が自然と出てしまいます。国会議員、国会議員に限らず、県議会議員や市議会議員には特権というものがあります。国会議員を例にすると、「文書通信交通滞在費」という領収書は必要ではない、つまり自由に使うことが出来るお金約50万円が月に2回支給されたり、JRやバスといった公共交通機関が無料で利用できる「乗車証」が支給されたり、都心の一等地にある「議員宿舎」に居住することが出来、国会議事堂まで無料で送迎する「公用車」まで準備されています。まさに配慮が行き届いていて、申し分のないという意味の「至れり尽くせり」ではないでしょうか。 ただ、逆に考えるとそれだけ国政に関わる大事なお仕事をされているということも言えると思います。不祥事やスキャンダルが無く、日本社会をより良くしようと勤しんでいる議員さんも中にはいると思いますので、しっかり職務を全うしている議員さんにはこの特権は構わないと個人的には思っています。

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