tedukurikotoba (2563)

話を付ける

【漢字】話を付ける 【読み】はなしをつける 【意味】納得がいくように合意を得る。 【例文1】高齢の祖母が販売訪問に引っかかった。業者に話を付けてやる。 【例文2】示談金で被害者と話を付ける。 【例文3】店長が客と話を付ける。 双方が抱える事案を、交渉によってどちらにも了承出来る形に持って行く事を「話を付ける」と言います。その際にはお互い交渉に相応しい人物を立てて、交渉に箔を付ける事でより納得が行く様にします。国同士の話し合いで首相クラスが出席する事を、俗にトップ会談という言い方をします。あれこそまさに話を付ける為にやるのですが、必ずしもトップ同士でする話がすんなりと行くとは限らず、交渉とはそれだけ自分達に有利な結果を得られるかに掛かっているのです。かつては組織同士の争い事が起きて、双方引けない所まで来た時に、仲介人と交渉人の3人で行う話し合いを「手打ち」と言い、内容は「話を付ける」事に他なりません。どちらもそれ相応の人物を出す以上、そこできちんと話をまとめられなければ、お互い恥をかく事になりますので人選は大事になって来ます。もちろん立場が拮抗した者同士の場合ばかりではありませんので、どちらかが一方的に話を付けるケースもあったりします。話し合いはあくまで交渉力が肝心であり、力関係で劣るからと言って何もかも相手に有利な結果にする必要はありません。そうでなければ話を付ける意味がありませんし、少しでも自分により良い結果が欲しいのであれば、互角に渡り合う交渉術と度胸があれば何も臆する事はないでしょう。

Continue reading...

南船北馬

【漢字】南船北馬 【読み】なんせんほくば 【意味】中国の南の地は川や湖が多く移動手段は船を使い、北の地は山が多く馬を利用することから、絶えず旅をしている。 【例文1】定年後は自由気ままに南船北馬だ。 【例文2】休日の楽しみは友人と温泉・グルメの南船北馬だ。 【例文3】南船北馬の旅に出る。 南船北馬とは絶えず自由に旅をしていることを言います。昔は旅行をするにも旅行会社に行って申し込みをしなければなりませんでした。今はインターネットがあるのでとても便利です。宿泊施設の申し込み、電車、飛行機などのチケットも全てネットで申し込むことが出来ます。あまりに簡単に申し込みが出来るので本当に旅館の予約が出来ているのか?不安になることもあります。 先日娘と二人で修善寺温泉の方に一泊旅行を計画しました。ネットで旅館を予約して、特急電車の指定席をネットで予約しようと思ったら、JRの路線の関係で東京から通して修善寺までは購入できないとのことでした。仕方なく事前に最寄りの緑の窓口で特急券と指定席のチケットだけ取っておきました。 いざ旅行当時です。地元の駅の改札でふと「特急券を持ってくるのを忘れた!」と気付きました。家に戻ってチケットを取ってくると特急の出発時間に間に合いません。仕方なくもう一度買いなおす方向で行きました。 旅行の予約、電車のチケットも簡単にインターネットで購入でき、ほとんど手ぶらで旅行に行ける時代になり、ついついチケットを家に忘れてしまった自分に腹が立ちました。南船北馬でいつでも簡単に旅行が楽しめる時代ですが、くれぐれも大事なものをお忘れないようにとい感じですね。

Continue reading...

虎の巻

【漢字】虎の巻 【読み】とらのまき 【意味】要点をまとめたり解説した参考書。 【例文1】この虎の巻はわかりやすい。 【例文2】受験対策は虎の巻を読む。 【例文3】虎の巻のお蔭でバッチリだ。 虎の巻とは秘訣が書いてあるような教則本や参考書のことを言います。物事に対してとても分かりやすく書いてあるアンチョコのようなものです。 最近私が読んだ本でとても興味深い本がありました。物理学者、私はこの人を天才物理学者だと思っているのですが、多田将さんの書かれた「すごい実験」や「宇宙の始まり」などの本です。細かく言うと素粒子物理学の本で、素粒子を研究することで宇宙がどうやってできたのか?なぜ人間がこの宇宙に存在するのか?という学問です。多田将先生の専門はニュートリノ振動の研究です。 なぜこの多田先生の本がお薦めかというと、今まで読んだどの物理学の本よりも理解しやすいのです。多田先生自身が高校の物理学で落ちこぼれて?どうやったら自分の頭で理解できるのか?説明されたことを自分のアタマで絵に描ければ理解出来たということなんじゃないか?と気付きます。 それを踏まえた上でご自身が物理学の説明をするときには難しい数式は一切使いません。その物理現象をイメージしやすいように時にはガンダムを使って、時には面白いシチュエーションに例えて分かりやすくそして楽しく教えてくれます。そして頭でイメージするにあたりそのスケール感、大きさなど的確にイメージできるようにするとき、ここぞと言うところで数字を使います。 多田将さんの書かれた本はまさに物理学本の虎の巻だと思います。

Continue reading...

手を替え品を替え

【漢字】手を替え品を替え 【読み】てをかえしなをかえ 【意味】いろいろ方法を変えてみる。 【例文1】手を替え品を替え、子どもをなだめる。 【例文2】手を替え品を替え、発明品に精を出す。 【例文3】手を替え品を替え、商品を陳列する。 子どもが2人いて、今は大きくなったので手間がかかりませんが、小さい頃は手がかかり大変だったという思い出があります。 下の子は、赤ちゃんの頃ほとんど手がかかりませんでしたが、子育てに慣れていなかったこともあり、上の子には大変苦労しました。 1番大変だったのが、3歳まで寝つきが悪く布団で寝かしつけようとしても泣き出してしまうので、手を替え品を替え寝かしつけていました。 毎晩定番になっていたのが、ベビーカーに乗せて町内を散歩することで、散歩していると眠る為、寝たら帰宅して起きないようにそっと布団へ移していました。 雨降りの時には散歩できないので、車でドライブをして寝かしつけるなど、ただでは寝ない子どもでした。また、明け方に泣いて起きると寝なくなってしまうので、朝の4時頃から自転車に乗せて町内を走り寝かしつけたりもしました。 手を替え品を替え寝かしつけていたので、下の子が産まれた時にも大変になることを覚悟していましたが、下の子は夜泣きをすることがほとんど無く、1歳前から『もう、寝て良い?』と言って1人で寝室へ行って寝ていました。 覚悟していただけに拍子抜けしましたが、仕事に寝不足で行くことがなかったので、下の子の寝つきの良さには助かりました。 私が所属しているダンス部は、練習時間などが多くあり、かなり学生生活の大部分を占めるものになります。人が好き、ダンスが好き、ダンス部に学生生活をつぎ込む!という学生にとってはとても楽しくてやりがいのある部活です。私も楽しく続けていました。しかしある日、学校の人気者で、ダンスのイベントへもその子目当てで来るお客さんが多い、というムードメーカーが、部活を辞めたいという相談を持ち掛けてきました。理由を聞くと、練習時間が多すぎて好きなことをやる時間がとれない、イベントに身内感がある、上下関係が厳しい、ということなどでした。しかし先輩も私たちも、「この子に辞められると困る!」と思ったため、練習時間の軽減や、イベントの開催方法の改善、上下関係の厳しいと感じる部分を聞いて、先輩との親睦を深められるような部活にしていこう!などと、手を替え品を替え、どうにかしばらく引き止めていました。しかし、今まであった部活の体制をいきなり変えていくことにはやはり無理があり、その子のことも「そんなに急に手を替え品を替え私を引き留めようとしても、どうせどこかで無理が生じるよ……」とかえって落ち込ませてしまいました。結局その子は辞めてしまいました。

Continue reading...

盾(楯)を突く

【漢字】盾(楯)を突く 【読み】たてをつく 【意味】文句を言って反論する。反抗する。 【例文1】親に盾を突く。 【例文2】先輩に盾を突く。 【例文3】子どもが盾を突く。 「親に盾つく」という言葉は良く聞きますが、その語源が盾を突くから来ているとは知りませんでした。 今は実際に盾を持って突くことは、ほぼありませんが、それでもそのくらいの反抗心という意味なのだと思います。 子どもの反抗期では、子どもが親に盾つくようになります。 しかし、反抗期は親離れをする大切な時期です。 中にはずっと反抗期がない子どもいるようですが、これはこれで心配になってきます。 また、早くから反抗期が来る子もいれば、後になってから反抗期になる子もいるようです。 盾を突くのは親だけではなく、職場の上司や先輩などにもあります。 それだけ元気が良いという証拠かもしれません。 刑事ドラマなどを見ていると、元気いっぱいの新人刑事が上司や先輩刑事に盾を突いている場面が良く出てきます。 たいてい、新人は元気が良くて、時には無鉄砲なことをやりかねないというようなキャラが多いような気がします。 若い時には誰でも何かに対して盾を突いているのかもしれません。 それが年齢を重ねて、いろいろなことを経験していくうちに、角が取れて性格も丸くなっていくのだと思います。 そのうち、盾を突く大人がいなくなる年代になると、逆にそれが寂しくなってしまうのかもしれません。 人工知能が私たちの身の回りの色々なところに関わってくるようになりました。ユーチューブを見ていても自分の好きそうな動画をあなたへお薦めの動画としてどんどん薦めてくれます。なのでいったんユーチューブを見出すと次から次へとお薦めの動画をみてしまいきりがなくなってしまいます。ユーチューブを見るのは無料なので良いのですが問題はネットでのお買い物です。いったんAmazonなどのホームページで何か商品を検索すると、自分が他のホームページを見た時にその商品の広告が色々なところにちりばめられます。クリック一つでお買い物が出来る時代これをやられると欲しくない商品にもついつい手を出してしまいそうになります。 全てこういったことは人工知能がディープラーニングで自分でどんどん学習して相手の好みに合わせた商品やユーチューブを探しだしているのです。人工知能恐るべしです。人工知能が自分で勉強するとなると将来の大学入試では学生と一緒に人工知能を搭載したロボットが受験しているかもしれません。そして仕事場でも同じように自分の上司が人工知能搭載のロボットになる時代が来ると思います。人間の上司なら盾を突くことも出来ますが、人工知能の上司にはとてもじゃないけれど勝ち目はないし、盾突くことは出来ないと思います。上司が人間のうちに色々と上司に盾を突いておこうかなと思っています。

Continue reading...