tedukurikotoba (2563)

取り付く島もない

【漢字】取り付く島もない 【読み】とりつくしまもない 【意味】頼ったり相談したいのに相手の態度が冷たい。 【例文1】客引きをしてもほとんどの人は素通りで取り付く島もない。 【例文2】店長に相談しても取り付く島もないとあしらわれた。 【例文3】忙しくて取り付く島もない。 私は若い頃、「取り付く島もない」という言葉を、「取り付く暇もない」と勘違いして覚えていました。 当時の私はあまり活字を見ることが少なかったこともあり、何となく誰かが言った言葉を雰囲気だけで覚えていたのだと思います。 私自身、この言葉を使ったことはありませんが、以前から「取り付く暇もない」という意味は少しおかしいような気がしていました。 しかし、「取り付く島もない」というのが正しいことだと知って、ようやく言葉の意味が理解できるようになりました。 書き言葉ではなく、読み言葉で記憶してしまうと、その言葉の文字が浮かんでこないことがあります。 また、言葉が分かってもイメージが湧きにくいという場合もあります。 書き言葉だけでも読み言葉だけでも、どちらだけが偏ってしまっても、言葉を正しく理解するのは難しいことだと思います。 これは日本語だけではなく、外国語にも共通して言えることです。 私は「取り付く島もない」を「取り付く暇もない」というように間違えて覚えてしまっている言葉がいくつかあります。 そのほとんどは間違えに気付き、正しい方で覚えるようにしていますが、それでもまだ間違いに気付かない言葉があるかもしれません。 言葉がおかしいと感じたら、すぐに調べて正しい日本語を使えるようにしていきたいです。

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手を切る

【漢字】手を切る 【読み】てをきる 【意味】縁を切る。絶交する。 【例文1】金を借りまくっている奴とはもう手を切ったほうがいい。 【例文2】金遣いが荒い彼氏と手を切る。 【例文3】DV夫と手を切る。 私は結構相談所で一人の女性と出会いました。 女性は初対面でありながら、私にとても好意を持ってくれ、そんな彼女の事が私は直ぐに好きになりました。 そして私たちは、付き合う事になったのです。 彼女に喜んでもらおうと思い、会う度にプレゼントをしました。 彼女はとても喜んでくれ、そんな彼女を見て、私も嬉しくなりました。 そのうち彼女が、あれが欲しいこれが欲しいと言うようになったのです。 彼女が欲しいなら買ってあげなきゃ男が廃ると思い、私は彼女の求めるプレゼントを買って上げるようになりました。 しかし彼女が求めるプレゼントはどれも高額で、私の貯金はあっという間に尽き果てたのです。 そこで私は借金をして、彼女の求めるプレゼントを買い続けました。 その内お金の借り先がなくなってしまい、友人にお金を貸してほしいと頼みました。 お金を貸すのは良いけど、その代わり何のためのお金か教えろと言うので、私は正直に答えました。 すると友人は、そんな金のかかる女とは直ぐに手を切った方が良いと言い、私は悩み、ひとまずプレセントを渡すのをやめ連絡を待ちました。次の約束はなく 次第に連絡も途絶えました。友人の言葉でやっと目が覚め、彼女とは手を切りました。 友人のおかげで何とか借金も返す事が出来、友人には感謝してます。

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他人行儀

【漢字】他人行儀 【読み】たにんぎょうぎ 【意味】親しい間柄なのによそよそしい態度を取る。 【例文1】他人行儀だな。言ってくれれば貸してやったのに。 【例文2】おいおい他人行儀な言い方はよせよ。 【例文3】申し訳けなくて他人行儀な態度を取る。 私は子どもの頃から電話での話し方は、どんなに親しい間柄でも他人行儀な挨拶をしてきました。 それは自分では自然なことなのですが、周りの人からすると不自然に感じてしまうようです。 家族との電話でも丁寧語を使います。 「よろしくね」ではなく、「よろしくお願います」などです。 これが当たり前だという人も中にはいますが、多くの人は「子どもが家族に対して丁寧語を使うのはおかしい」と言いました。 確かに子どものうちから家族に丁寧語で話すのは違和感を覚える人もいるかもしれません。 家では家族に対して、よほどの何かがない限りは丁寧語で会話をすることはありません。 しかし、電話に限っては家族でもつい丁寧語を使ってしまいます。 その傾向は手紙やメールなどでも同じことです。 面と向かって会話をする以外では、なぜか丁寧語を使ってしまうのです。 今は大人になったので、家族間での丁寧語でのやり取りは不自然ではなくなったと思います。 しかし、子どものうちはやはり他人行儀に思われても仕方がないのかもしれません。 私の知るところで子どもが家族に丁寧語で話しているのは、上流家庭の裕福なお子様くらいです。 どんな間柄でも丁寧語で話すことは、たとえ他人行儀にとられても良いことだと思います。 逆に汚い言葉使いはできるだけ避けたいものです。 自分と親しい間柄の人なのに、なんとなく他人行儀な関係の人はいませんか。今はそういう相手がいなくとも、もしかすると過去にそう関係の人がいた、という人もいると思います。もしくは反対に、相手は自分に親しくしてくれるし親密な関係として接してくれているのに、自分は他人行儀な態度をとってしまう場合があるかもしれません。ですが他人行儀な態度をとることも、仕方ないことだと思います。 人と人との関係性というのは、とても繊細なものです。自分にとっては仲良くしたい人であっても、相手にとっての自分は、あまり親密になりたくない人間の可能性だってあるでしょう。意外と人間というのは、相手の気持ちを汲み取れないときだってあるのです。ですから『自分が仲良いと感じている人』だとしても、相手も同様の仲だと感じていると断定できないのです。けれど自分がそれを察することができない場合、「相手はなぜ他人行儀なのだろう」と感じてしまうこともあるでしょう。もしくは自分はあえて他人行儀で接しているのに、やたら相手が自分と関わりたがる場合、相手も「なぜこんなに他人行儀なのだろう」と疑問に思っているかもしれません。 他人行儀になるということは、どこかしらで距離感を計り損ねている可能性があるとも考えられます。人間関係とはそれくらい繊細で、なおかつ複雑だと言えるのではないでしょうか。

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釈迦に説法

【漢字】釈迦に説法 【読み】しゃかにせっぽう 【意味】その道を知り尽くしている人に色々と教えている愚かな者。 【例文1】新入部員に手取り足取り教えていたが、彼は国体選手で釈迦に説法だ。 【例文2】留学経験があり彼女に通訳は釈迦に説法。 【例文3】元国体選手に指導は釈迦に説法だ。 釈迦に説法とはその道に精通した者に、もっともらしく説明している様子を言います。 人間、自分が覚えたての言葉や知識をそれとなく使ったり自慢したくなるものです。ただその相手の方が自分より下回っていたのならば問題ありませんが、上回っていたら愚か者に見えてくるだけです。 そこはきちんと相手を見て話をするべきでしょう。 わたしも趣味を自慢して少々恥をかいたことがありました。 小物作りを楽しんでいます。下手の横好きとでもいいますか、小さいものならコースター、大きいものはカラーボックスを使って部屋に合わせてリメイクをしています。友人が遊びに来た時にわたしの数々の作品を見て絶賛されて嬉しい気持ちでした。なので会社の同僚にノートパソコンが収まるトートバックを作ってあげました。あとから聞いた話ですが、彼女のお母さんは手芸教室の先生らしいです。きっとお母様の背中を見てきて育っているので私の作品なんか釈迦に説法だったでしょう。

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古今東西

【漢字】古今東西 【読み】ここんとうざい 【意味】昔から今まであらゆる場所で。 【例文1】夏祭りの花火大会は古今東西で全国共通だね。 【例文2】風物詩の紅葉は古今東西どこ行っても綺麗だ。 【例文3】お祭りは古今東西賑わう。 古今東西昔とは昔から今まで。あらゆるもの。いつでもどこでもという意味です。 日本には四季があり、全国各地で様々な行事が昔から行われています。 春になるとお花見をします。桜の木の下で楽しい宴会が始まる事でしょう。 夏は各地で盆踊り大会や花火大会があり、浴衣姿が多く見られます。 秋は学校で運動会があり、家族みんなで子どもに声援を送ります。 冬は忘年会があります。スタイルは会社によりけりですが、1年の締めくくりとして慰労会を行います。 ちなみにわたしは滅多に着る機会がない浴衣が着れる夏が好きです。日本人として古くからある伝統は誇らしいものです。 では世界でみてみるとどうでしょうか? 先日最終回になったテレビドラマで海外旅行者が突然産気づいて病院に運ばれるシーンでした。助産師は中国語で泣き叫んでいる妊婦に向かってなんて言っているのかわからなーいといってお産に取り掛かりました。妊婦も日本語がわからないようでして、不安そうな顔をしていましたが、助産師が「お産は万国共通だガンバロ」と見ぶり手ぶりで励ましていました。国によって同じジェスチャーがまったく違う意味になるものもありますが、顔つきを見れば世界各地で察することができるものだなと考えさせられました。

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