tedukurikotoba (2563)

火蓋を切る

【漢字】火蓋を切る 【読み】ひぶたをきる 【意味】銃弾を撃つために火蓋を開き点火して戦いを始めることから、行動を開始するという意味。 【例文1】いよいよ試合の火蓋を切るときが迫ってきた。 【例文2】リベンジに燃え火蓋を切る。 【例文3】決勝戦で火蓋を切る。 プロ野球を見ていると火蓋を切る打者が必ずいます。白熱した投手戦は面白く手に汗を握ることが多々ありますが、これでは勝敗はつきません。そこで打線が奮起しないといけないのです。火蓋を切るバッターはホームランを打てば上出来ですがそうも行きません。先ずは何とかして塁に出ることを考えなければならないのです。火蓋をきるには、バントもありましょう。内野安打もありましょう。キレイなセンター前ヒットもありましょう。一塁に出れば次のバッターが何とかしてくれます。そこで展開が進んでくるのです。それだけ最初の火蓋を切るバッターは大事なんです。そこでホームランバッターよりもアベレージヒッターの方が火蓋を切る確率が高くなります。そして塁に出れば今度は監督の采配になります。次のバッターに送りバントをさせるか、ヒットエンドランを狙うか、または賭けで盗塁させるか、野球の醍醐味はここにあるのではないでしょうか。監督はとてもキツい立ち位置にあります。1点をもぎ取るのに色んな想定を考える必要がある訳です。チームの善し悪しは監督の善し悪しにかかっているのです。火蓋を切るバッターは責任を果たしました。あとは監督がどう考えるか。本当に野球は面白いです。

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鼻で笑う

【漢字】鼻で笑う 【読み】はなでわらう 【意味】相手を見下して鼻先でフンと笑う。 【例文1】社交場での場違いな服装をしてきた人を鼻で笑う。 【例文2】社会の常識も知らず鼻で笑う。 【例文3】格下相手に鼻で笑う。 鼻で笑うつもりが逆に笑われた話 人間油断をすると、有利な展開にできる事でも不利になる場合があります。 学生時代野球をやっている時、文化祭のイベントで他校を招いて練習試合をやりました。その時の相手校は、私のいたチームよりかなり弱い所だったので、監督からは必ず勝つことが求められていて、私達も勝つ自信は満々でした。 私のポジションはピッチャーでしたが、先発は後輩に譲ってライトを守り、試合中盤の時点で大差をつけて私達のチームが勝っていました。 最終回に私が投げることになり、マウンドに立つと相手バッターが、大きな声で絶対打つ!と気合いを入れながらバッターボックスに入って来ました。 それを見た私は鼻で笑う気持ちで、少し油断をしていました。 いつも先発の時は、ランニングやダッシュなどをやり、身体を温めてから投球練習をやって試合に臨みますが、その時はマウンドで数球の投球練習しかならないので、肩がイマイチ出来上がっていませんでした。 それでも余裕で抑えられると油断した私は、投げた球がど真ん中に入りホームランを打たれました。野球をやり始めてから、ホームランを打たれたことが1回しかなかったのに、油断をしたことで、鼻で笑うつもりが相手打者に笑われてしまいました。 相手が一生懸命なら、自分も同等の気持ちかそれ以上で臨まないと、負けることになると身を持って学びました。

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鳥なき里のこうもり

【漢字】鳥なき里のこうもり 【読み】とりなきさとのこうもり 【意味】有能な者がいないところで、大したことない者が威張っている様子。 【例文1】先生が教室からいなくなった途端、生徒が騒ぎ始めた。鳥なき里のこうもりだ。 【例文2】主将が休みで部員が鳥なき里のこうもりだ。 【例文3】鳥なき里のこうもりだから相手するまでもない。 鳥なき里のこうもりとは権力のあろ者がいないところで、無能な者が威張っていることです。 たまにいますよね。上司の前ではヘこへこして上司がいなくなった途端偉そうにする係長クラスとか。 私が田舎の中学校に通っていた時、同級生は喧嘩は弱いけど口先は達者で、クラスのリーダーの後ろをちょろちょろ付いて回っていました。リーダーは責任感はあるが、切れたら何するかわからない性格でしたから、4人の子分はいつも気を使っていたようです。そのリーダーがインフルエンザにかかり6日休むことになりました。さあ大変です。ここぞとばかりに2番手がいきがっています。オラオラ系で廊下を歩きます。目が合うもんなら、にらみ返します。肩がぶつかっただの先生の言うことをわざと聞かなかったりとクラスがしらけてしまってました。休んだ人の給食の余り物は基本じゃんけんで勝った人がもらうようにしていますが、その日からは、2番手が誰もいらないだろォと言わんばかりに周りを見渡してその後もずっともらい続けていました。クラスの女子にもその本貸してだの、体育は寒いから見学するだの、そんなこんなでリーダー不在を5日過ごしました。翌週からリーダーが登校してきました。2番手はおとなしくなりました。

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手を下す

【漢字】手を下す 【読み】てをくだす 【意味】実行に移す。 【例文1】自分の手は下さないで子分に命令する。 【例文2】社長自ら手を下す。 【例文3】黙って手を下す。 手を下すとは実際に行動するという意味です。 テレビ番組なんかを見ているとサスペンスなどで自分の手は下さないで手下に命令するなど多く耳にします。実際いやな役目は舎弟がするということですね。 私は何事にも自分で手を下します。そのほうが煩わしくないからです。他人に命令してそれ違うあれ違うとイライラするよりさっさと自分で済ませた方が早いじゃないですか。そんなこんなで30年過ごしてきました。私にも婚期が訪れ、1年付き合った彼氏と婚約に至りました。私の実家は遠く離れています。彼の実家には母親が一人で住んでいます。引っ越し資金やこれから先の将来を考えると、彼の家にお世話になる事がお義理さんにとっても私達にとっても一石二鳥だと考えて同居に踏みきりました。 いざ同居となるとお義理さんは引っ越し荷物を見るなり、その家具はいらない、大きすぎる、あの部屋に置いてと主人に手を下して配置を決めています。カーテンもお義理のチョイスでかけられていました。さすがに夫婦の寝室には口は出させません。嫁の身分ですから、姑の意見は絶対的存在を見せつけられました。 少し不安になりましたが、言いたい事ははっきり言わないとストレスが溜まっては元もこもありませんから、いざという時は私も黙ってはいません。

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他人の空似

【漢字】他人の空似 【読み】たにんのそらに 【意味】血の繋がりはないのに顔や姿がよく似ている者にいう言葉。 【例文1】あれ?ここにはいないはずなのに。他人の空似だったかな? 【例文2】私じゃないよ。他人の空似だね。 【例文3】他人の空似だと勘違いをする。 世の中には自分と良く似た人が3人いるというのを聞いたことがあります。 それはまさに他人の空似なのですが、まったく血縁関係がないのに、自分と非常によく似ていて、人に間違えられることが多いのは不思議なことです。 私も若い頃に私とそっくりの赤の他人がいました。 実際に私はその人に会ったことがないのですが、いろいろな場所で私を見かけたという人がいました。 数多くの話から私なりに分析すると、その人は最初の頃は新婚さんのようでした。 それから数年経つと、旦那さんと出かけている所を目撃されていることが多くなりました。 私は独身だったので旦那さんと一緒にいるわけがなく、誰かが見かけたお店にも行ったことがありません。 しかも、だいたい同じような場所でその人を見かけたという人が多かったので、私と似た人が住んでいる場所も大体把握することができました。 私が年齢を重ねていくうちに、私の印象も徐々に変わってしまったこともあり、その似ている人と間違われることも少なくなりました。 その為、それを言われることもなくなりました。 もしかしたら、私に似ている人がどこかへ引っ越ししてしまったのかもしれません。 おそらく相手も私と同じような経験をしていたかもしれません。 今思えば、その人に会って見たかったような気もします。 私は先日、母親のそっくりさんに出会いました。 私の実家は熊本県で、私は今愛知県に住んでいます。 ですので、そのへんを歩いていてばったりと母親に会うなんてことはありません。 ですが、ショッピングモールにいったとき、母親に本当にそっくりに人を見かけたのです。顔だけじゃなく髪型や服装までそっくりでした。 私は何度もその人を見てはそっくりだけどここは愛知だしちがうよね?と思いながら母親に今愛知に来てるなんてことないよね?と連絡をしました。 すると母親からは何言ってるの?熊本に決まってるじゃない、愛知に行くときは連絡するしーときました。 やっぱり母親じゃなくてそっくりさんだったみたいです。 でも、もし母親が近くに住んでいたのなら間違いなく母親と勘違いして話し掛けてしまうくらい母親と似ていました。 本当に他人の空似ってあるんだなぁと実感しました。 実家に帰った時に母親にこの話をすると、私もその人、見てみたかったわーと言っていました。 話し掛けて友達になってくれれば良かったのにとも言われました。 自分のそっくりさんとっても興味津々でした。 その後、また会えるといいなぁなんて思っていましたが、母親のそっくりさんに遭遇したことはありません。

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