tedukurikotoba (2563)

要求を飲む

【漢字】要求を飲む 【読み】ようきゅうをのむ 【意味】受け入れること。 【例文1】取引先が要求を飲んで契約が成立した。 【例文2】誘拐犯人の身代金要求を飲む。 【例文3】交換条件で要求を飲む。 派遣のバイトをしていた時の事です。 長期で同じ会社へ派遣の仕事をしていました。その時の派遣にはランクがあり新人からランクEとして始まります。ランクにより時給が変わります。一度行った事のある会社への派遣は経験者としてランクDにあがり、それ以降のランクは会社側の評価でランクが上がっていきます。新人を教える事ができ、また経験者を育てる事が出来るサブリーダーとしてランクC、一つのチームをまとめるリーダーとしてのランクBがありました。一番上のランクはリーダーを育てる事の出来る人がもらえるランクAでした。 ランクAとして仕事をしていた時に、第2工場を作るという会社にとっても発展に繋がる機会が訪れました。その時に第2工場へ1人連れていき、一から全てを立ち上げる事の出来るランクAリーダーを誰にするかという問題が出てきた時、私の名前があがりました。 私は第2工場への移動は構わないが、ランクSを作って欲しいという交換条件を出しました。立ち上げという事もあり、仕事にくる人は全て新人だという事と失敗はできないというプレッシャーの中、仕事をするという派遣先の会社の要求を飲む代わりに、ランクSを作るという交換条件を派遣会社が受け入れてくれる事となりましたので、第2工場での立ち上げリーダーを引き受けたのです。

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有終の美を飾る

【漢字】有終の美を飾る 【読み】ゆうしゅうのびをかざる 【意味】最後まで立派にやり遂げること。 【例文1】引退試合でゴールを決め有終の美を飾る。 【例文2】引退試合で逆転ホームランを打ち有終の美にふさわしい最後だった。 【例文3】有終の美を飾ると意気込む。 有終の美を飾るという言葉はスポーツの世界によく使われます。 特に、負ければ引退、引退試合といった現役から引き際において、良い結果が出ると人々は感動します。 例えば、かつてプロ野球巨人で活躍し、プロ野球横浜ベイスターズの監督も歴任した中畑清さんの引退打席は日本シリーズの最終戦でした。 当時、巨人は近鉄との決戦でしたが、代打で登場し見事、最終打席でホームランという結果を出しました。まさに有終の美を飾るシーンといえます。 更に、オリンピックの柔道で日本チームを牽引した古賀稔彦さんも有終の美を飾るシーンがありました。 バルセロナオリンピックでは日本選手団の主将を務めていました。金メダル獲得を期待されている中、練習中に膝を痛めてしまいました。この膝の怪我により試合への出場も危ぶまれたのですが、決勝では膝に最も負担がかかる背負い投げで一本をとり、見事金メダルを獲得しました。このシーンも感動し、まさに有終の美を飾ったといえます。 このように、有終の美を飾るシーンはスポーツに多いのは確かですが、一方で有終の美を飾ることができずに引退をする選手も多いことも事実です。 東京在住の40代男性です。 昨今、スピードを求められる時代がさらに加速してきていると思います。私はITエンジニアですが、例外なく日々進化する技術の習得や仕事に翻弄されています。 私はどちらかというと呑み込みが早い方ではなく、何かを始めると要領を掴むのにかなり時間がかかります。ただ要領さえ掴んでしまえば、かなり早く物事を進めることができます。 今思い返してみると、学生時代は勉強や趣味などでも、いつも友人よりも一歩遅れ、悔しい思いをしてきましたし、何かやり始めるとすぐそつなくできてしまう友人を羨んだものです。 しかし、最近は年齢相応に考えも変わってきました。「有終の美を飾ることさえできればよい」と。結果なんて短いスパンで考えるものではなく、人生レベルで評価したほうが絶対いいと考えるようになったからです。 私は学生時代から趣味でエレキギターをやっていますが、確かに周りの友人のほうが上達は早かったです。自分は1曲もまともに演奏できず、とても悔しい思いをしました。 ですが、私は社会人になってもずっとエレキギターを続けています。かれこれ30年ほどになりますが、プロではないものの、ライブに出演したり、近所の方に教えているぐらいの腕前になりました。 学生時代に上手だった友人はみんな止めてしまいました。人生わからないものです。絶対最後まで諦めないことが大切なのだと痛感しています。 私はこれからもギターを続けていくと思いますし、エンジニアという仕事についても焦らず、自分なりのペースで有終の美を飾りたいと考えています。

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焼きを入れる

【漢字】焼きを入れる 【読み】やきをいれる 【意味】鍛冶屋は刃物を焼いて鍛えて強度を増すことから、たるんだ気持ちをたたき直すこと。 【例文1】部活をサボった後輩に焼きを入れる。 【例文2】居眠りしている生徒に焼きを入れる。 【例文3】ぐうたら生活に焼きを入れる。 焼きを入れるとは、元々刀などの刃物を作る際に、鋼鉄を熱し急速に冷やすことで高度を上げる作業のことです。この作業をしないと「なまくら」のままで刃物として役に立ちません。この役に立たないということから、弛んだ精神や言動を矯正する意味で焼きを入れると言います。 刀を作るときの焼き入れを見ると、まさに神事です。火で真っ赤に熱せられた鉄が打ち延ばされ、それが冷水の中に入れられます。ジュッというすごい音もします。そして、また熱してと、同じ作業を繰り返し、あの研ぎ澄まされた日本刀が生まれるのです。きっと、人間に対してもこの言葉を使った人は、そんな研ぎ澄まされた人間になって欲しいと思ったのかもしれません。 現代では、不良グループが焼きをいれるぞ、などと使いますが、これは矯正をすると言うよりは、ただ暴力を振るうだけです。本来の焼きを入れるということは、昔風に言えば「しごき」に近いかもしれません。また、戦時中などは徴兵されて仕方なく戦場に駆り出された人たちが、ダラダラしていたりすると、焼きを入れられたようです。 つまり、いい加減な人に対してきちんと物事に対応できるように教育するということなのです。

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持ちつ持たれつ

【漢字】持ちつ持たれつ 【読み】もちつもたれつ 【意味】お互いに助けあう。 【例文1】お隣さんとは持ちつ持たれつの関係を保っている。 【例文2】持ちつ持たれつで次はこちら側が譲歩する。 【例文3】人間関係は持ちつ持たれつが大切。 仕事を進めたりする場合、自分だけで手に負えない場合が沢山あります。 例えば、調整ごとについては、人間関係がうまく行っていなければ、スムーズな調整もできません。ここで効いてくるのが、人間関係における持ちつ持たれつの関係であると思います。 例えば、「あの時に仕事の調整ごとや手伝いをしてもらい、助かったので、今回はこちらが譲歩します」というような良い人間関係が構築できていれば、仕事のパートナーとしては最高であると思います。 ただ、最近はこの人間関係の希薄さによる弊害が出てきています。特に成果主義がポリシーとなっている企業においてはこの希薄さにより、組織の形成が取れない状況になっています。 この組織が形成出来ない結果、組織による労務管理もできず、さらに責任のなすりつけ合いなど、意味のないことが繰り返し行われています。 このような複雑な人間関係になる前に、持ちつ持たれつの精神が少しでもあれば、人間関係も改善し、仕事もやりやすくなり、労働時間の短縮にもつながるのではないでしょうか。 このように、持ちつ持たれつの精神は今後の日本における重要なキーワードと考えます。

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冥途の土産

【漢字】冥途の土産 【読み】めいどのみやげ 【意味】冥土の土産とも書く。冥途とは死者の魂の世界で安心して死を迎えること。ささやかな幸せが訪れていつ死んでも心残りがない。 【例文1】ひ孫の顔も見れて冥途の土産だなんて言わず長生きしてね。 【例文2】孫の結婚式にも出席できていい冥土の土産ができたよ。 よく「冥途の土産に持っていく」という言葉を耳にしますが、どのような意味なのでしょうか。 まず冥途、これを辞書で調べると仏語で死者の霊魂が行く暗黒の世界には地獄・餓鬼・畜生の三道があると記されていました。 よくおじいさん、おばあさんが冥途の土産に・・と言いますが暗黒の世界へのお土産ってことですかね。 何とも物騒な話です。次に冥途の土産で調べてみました。するとそれを手に入れたことで安心して死んでいけるなどの意味で使います。 よく使うときは高齢の老人方などが家族みんなで旅行に行った時や、何か楽しかったり嬉しかった出来事が起きた時に 「冥途の土産にする」などと冗談交じりに使います。 おじいさんおばあさんには死後も幸せな天国へ行ってもらいたいものです。

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