tedukurikotoba (2563)

愛別離苦

【漢字】愛別離苦 【読み】あいべつりく 【意味】愛する親子、兄弟、夫婦間に起こる別れの辛さや悲しみ。 【例文1】独身の君には愛別離苦なんかわかるまい。 【例文2】愛別離苦でさぞ悲しんでいる事でしょう。 【例文3】愛別離苦こそつらい事はない。 愛別離苦とは肉親の間での別れや悲しい出来事です。 できれば味わいたくないものです。 おなかを痛めて産んだ愛しい我が子がある日突然、不慮の事故や病気などで この世からいなくなったとしたらどうでしょうか? 同じ母親としての気持ちは痛いほどわかっているつもりです。 半年前、息子の同級生が交通事故に巻き込まれ意識重体で病院に運ばれたと聞いて、息子と駆けつけました。2日間意識が戻りません。一睡もせず、わが子に付き添っているお母さんや親族のお顔を見るとなんて言葉をかけたらいいかわかりませんでした。ただただ涙が溢れ出るばかりでした。お通夜、葬儀でもお母さんは気丈に挨拶をしていました。私はすごいなと思いました。おそらく私だったら、泣き叫んでいるでしょう。人様の前にも立てないくらい憔悴しきっているかもしれません。 女手ひとつで育てた愛する者との別れはあまりにも寂しいものだと強く思いました。後から聞いた話ですが、葬儀が終わった後丸2日間、眠りに就いたそうです。

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我が世の春

【漢字】我が世の春 【読み】わがよのはる 【意味】自分の思い通りになる。 【例文1】私は我が世の春の人生を送っている。 【例文2】我が世の春の計画を立てる。 【例文3】我が世の春に優越感を得る。 「我が世の春」とも思えるように、自分の人生が自分の思い通りになることは、今までの人生の中で一度もありません。 時代劇ドラマなどで、天下を取った武将が、「我が世の春」と言っているのを聞いたことはあります。 全てこの世が自分の思い通りになるという経験は、それほど多くの人ができることではないと思います。 しかし、もし「いつか我が世の春になりたい」と望んで精進を重ねているならば、可能性はゼロではないと思います。 人それぞれ違う目標や観点で生きています。 私はどちらかというと、表舞台に立ちたいというよりも、影のリーダー的存在の方を目指したいと思っています。 表面的には見えないけれども、それが自分の中で思い通りにいくようになれば、もしかしたら「我が世の春」のような気分になれるのかもしれません。 私はまだ自分の目標を達成したわけではなく、今はまだ、その途上段階です。 そのため、小さな達成感を味わうことはありますが、上から景色を見下ろすような状況にはなっていません。 少しでも自分のレベルを上げるためにも、今は一流の習慣を身につけて行こうと思っています。 少しずつでも高みを目指していくことによって、いつかは眺めの良い場所にたどり着くことができるかもしれないと思っています。 何事も自分の思いどおりになる、もっとも得意な時期。いわゆる絶好調な時期ですね。わたしの春は、いったい何時ごろでしょうか。一説によれば誕生月というのは、その人にとってベストな時期だそうです。たしかに誕生月は特別ですからね。 わたしの誕生月は2月です。言われてみれば、寒さには強いです。冷え性ですが。ですが2月といえば、祖母が亡くなったり、わたしが交通事故にあったりと、あまり良い思い出がありません。我が家には、ある言い伝えがあります。 誰かの誕生日が近づくと、なんらかのトラブルが起きる。気にしすぎかも知れませんが、さすがに誕生日と葬式が重なるのだけは勘弁してもらいたいです。楽しみにしていただけにショックでした。 冬は好きです。誕生日があるのも大きいけれど、頭がスッキリするから。夏は苦手です。頭がぼんやりして、茹であがったみたいになるから。ただ雪は勘弁してほしい。窓から眺めているぶんには美しい景色です。 外出しなくちゃいけない日は泣きたくなる。歩きにくいし、冷たいし。夜は筋肉痛で眠れません。それでも雪が降ると、どこかワクワクしてしまいます。わたしにとっての『我が世の春』は、寒くて冷たくて厳しいけれど、どこか神秘的な冬です。

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隴を得て隴を望む

【漢字】隴を得て隴を望む 【読み】ろうをえてしょくをのぞむ 【意味】光武帝が中国の隴の地方を手に入れ、次は蜀まで攻めようとしたことから、望みが達成すると次の欲望が出る。 【例文1】あれもこれも欲しくて隴を得て蜀を望んではお金がいくらあっても足りない。 【例文2】モデルになると身なりや持ち物が隴を得て隴を望む。 【例文3】整形をしても隴を得て隴を望む。 隴を得て蜀を望むはひとつの望みを遂げると、更にその上を望み人の欲望には際限がないことをたとえています。隴(ろう)とは中国の甘粛(かんしゅく)省の地名で、蜀(しょく)は現在の四川省、成都付近の古称であり後漢の光武帝が隴を得て更に蜀までも取ろうと望んだ故事からや、曹操が司馬懿(しばい)に答えた言葉からきてるそうです。類義語には欲に底なし等で、この言葉は現代でも人間であるなら持ち合わせているものだと思います。物質に対しての欲望ならより高価で品質の高い物を求める気持ちに通じている気がします。 また物を得る事が望みならばバッグを手に入れたらばそれに見合う靴、帽子と思いつくと果てがなく、食べ物も次はあれが食べたいと欲望は溢れてきます。また節約思考に対してもより安さを目指し試行錯誤する、健康に関してなら体に良い食べ物に気を配ったり運動を取り入れたりしつつ求める体型や健康数値に対して努力します。欲に限りがないというのはその動機等が賢明であるならば向上心があると前向きに捉えられるとも思います。また望みがある事で努力する原動力にもなってると思うので、欲にまみれて見境が無くなってしまうのは考えものですが隴を得て蜀を望む事で人として成長していけるのなら良いなと思います。 隴を得て蜀を望むはひとつの望みを遂げると、更にその上を望み人の欲望には際限がないことをたとえています。隴(ろう)とは中国の甘粛(かんしゅく)省の地名で、蜀(しょく)は現在の四川省、成都付近の古称であり後漢の光武帝が隴を得て更に蜀までも取ろうと望んだ故事からや、曹操が司馬懿(しばい)に答えた言葉からきてるそうです。類義語には欲に底なし等で、この言葉は現代でも人間であるなら持ち合わせているものだと思います。物質に対しての欲望ならより高価で品質の高い物を求める気持ちに通じている気がします。また物を得る事が望みならばバッグを手に入れたらばそれに見合う靴、帽子と思いつくと果てがなく、食べ物も次はあれが食べたいと欲望は溢れてきます。また節約思考に対してもより安さを目指し試行錯誤する、健康に関してなら体に良い食べ物に気を配ったり運動を取り入れたりしつつ求める体型や健康数値に対して努力します。欲に限りがないというのはその動機等が賢明であるならば向上心があると前向きに捉えられるとも思います。また望みがある事で努力する原動力にもなってると思うので、欲にまみれて見境が無くなってしまうのは考えものですが隴を得て蜀を望む事で人として成長していけるのなら良いなと思います。

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歴史は繰り返す

【漢字】歴史は繰り返す 【読み】れきしはくりかえす 【意味】過去に起こった事は時代を経てまた繰り返し起こる。 【例文1】歴史は繰り返すと言うが、戦争は絶対にしてはいけない。 【例文2】歴史は繰り返す悲劇が起らないよう願う。 【例文3】歴史は繰り返す凶悪犯罪を食い止める。 ドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任してからというもの、世界の情勢が目まぐるしく動いている気がします。 シリアへの攻撃やISへの爆撃などに続き、朝鮮半島もかつてないほどの緊張状態に包まれています。 朝鮮半島は中国やロシアなど大国に囲まれた地域であり、さまざまな思惑が交錯している中でアメリカの艦隊が展開し、北朝鮮を刺激することになれば日本も被害を被る可能性はゼロではありません。 「歴史は繰り返す」と言いますが、戦争の歴史だけは絶対に繰り返してはいけません。 とはいえ世界のどこかでは今も戦争が起こっているという矛盾もあります。 しかしもし万が一「世界大戦」に発展するような戦争が起これば、その時に使用される武器の中には核兵器も入ってくるはずです。 第二次世界大戦時にはアメリカしか持っていなかった核兵器を現在では北朝鮮も含め多くの国が所持していることを考えれば、第三次世界大戦が起こった際の被害は計り知れません。 天才物理学者アインシュタインは「第三次世界大戦で使用されるものが何であるか分からないが、第四次世界大戦で使用されるものは石とこん棒だ」と述べています。 人類の進歩はよりよい生活をもたらしましたが、戦争においては甚大な被害ももたらしています。 次に世界大戦が起こったとき、人類は進歩した技術によって自らの文明を崩壊させてしまうことのないようにと願って止みません。 歴史は繰り返すという故事の意味はについてまず紹介します。 この故事の意味は、過去に起こったことは同じような経緯をたどり、やがて再びやってくるということを示します。 この言葉の表現においては、一般的には比較的悪いことや、負の遺産について繰り返しやってくる場合によく使われます。 例えば、企業の粉飾決算はひいたるものであると思います。 現在、大きな話題となっている東芝グループの粉飾決算は、まさに歴史を繰り返すという言葉が似合う状況です。 東芝グループ自体、これまでも繰り返し粉飾決算を実施しては、払拭決算が明るみにでて、以後、再発防止策を検討し、改善をすすめる、というサイクルを繰り返し続けられています。 一方、その他の企業においても、粉飾決算がなされ、世間の明るみになるというパターンが多いのですが、その粉飾決算がなされる際の根本的な原因は隠蔽です。 隠蔽により、時間は稼げますし、その場しのぎで対応できるのですが、長期的に見ると、全く意味のない効果となります。 このような隠蔽体質はすぐに変えられるようなものではありません。ただ、繰り返し訴え続けることにより、根本的な体質改善がなされる場合もあります。 繰り返し訴え続けることがまず大事です。

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ルビコン川を渡る

【漢字】ルビコン川を渡る 【読み】るびこんがわをわたる 【意味】ルビコン川とは、当時ガリア(現フランス)とイタリアとの境をなした川で、軍隊を連れて入ってはいけないことになっており、違反すると処罰された。しかしユリウス・カエサルはガリアから軍隊を引き連れてローマに迫り、ローマ側の軍隊と戦って勝利し、政権を手に入れたことから、一世一代の勝負をすることをいう。 【例文1】転職してルビコン川を渡る。 【例文2】ルビコン川を渡る想いで彼女に告白する。 【例文3】今夜ルビコン川を渡る覚悟で彼女にプロポーズをする。 人生の方向性を決める重要な局面で、一度実行すれば元の状態には決して戻れない重大な決心をすること。それが「ルビコン川を渡る」という言葉の意味と言って間違いはないでしょう。 我々の日常生活でしばしば強いられるような、小さな決断に際して使われる慣用句ではありません。カエサルは、元老院との対立を決意してルビコンを渡りました。彼の本当の試練はルビコンの先から始まるのです。 現在の自分自身を強く否定する反抗の心がある人でなければ、今よりも辛い人生を歩む覚悟など、決められるはずもありません。 ルビコン川とは渡ることよりも、むしろ渡ったあとに重要な意味が付加されるように思います。以前の境遇から遮断されていることを突きつける境界線として、ルビコンは永劫に流れる存在なのでしょう。 興味深いのは、ルビコンが、渡った人にはいつまでも明確な境界として確認できるものであるのに対し、渡らなかった人に対しては、永久にその姿を見せなくなることです。背を向けたあとでもう一度ルビコン川に引き返して渡ろうとしても、二度と見つかることはありません。 今の私の前にルビコンが現れるためには、日常に何かしらの不満を抱かなければならず、そして現れたルビコンの向こう岸にも、また更なる試練が待ち受けています。渡るも苦しみ、渡らぬも苦しみ。違いは、未知の地に行くか、既知の地に留まるか、という点であり、それが後者の選択率の高さの理由であり、ルビコンを渡ったカエサルが崇拝される由縁でもあります。

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