tedukurikotoba (2563)

歯が立たない

【漢字】歯が立たない 【読み】はがたたない 【意味】噛み砕けないことから、相手が強くてかなわないこと。 【例文1】姉はいつもテストで100点を取り歯が立たない。 【例文2】婚活パーティには3高ばかりいて僕なんて全く歯が立たない。 【例文3】口げんかで妻には歯が立たない。 例えば誰かに恋をして、そのライバルが容姿端麗、頭脳明晰な完璧な人だったらどうしますか? まるで歯が立たない・・と落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか。でも、諦めるには早すぎます。 実は歯が立たない相手にも一つだけ穴があることを忘れないようにしましょう。 どんな穴?それは「完ぺきすぎて退屈なこと」なんです。 よく、料理上手で性格が良さそうな(実際はわかりませんが)美人の女優さんが旦那に浮気されて離婚、なんてニュース聞きますよね。 完ぺきなのに他の人に目が行くのは、なぜですか? それは「完ぺきは飽きる」からなんです。 完ぺきな人なんてこの世にはいません。でも完ぺきに近い人ならそこそこいます。 性格も良くてルックスもスタイルも良くて、勉強も運動もできて、男女問わず友達も多い、そんな人は確かに存在します。 そんな人が恋のライバルだったら歯が立たないと思うのも当然ですが、でもそういう人ってやっぱりどこか飽きられやすい性質があるのです。 人間は欠点があるからぶつかったり、欠点があるから人を愛おしく思えたりする生き物なんですね。 「この人のここはダメなのに、なんで好きなんだろう」って思うのと同じ原理です。 「完ぺきな人間だから好き」ってあまりないけど「ダメなのに好き」って結構あることですよね。 だから欠点だらけでも諦めずにアタックしましょう。欠点は自分の長所を輝かしく見せてくれる、素敵なアクセサリーだと思うのです。

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のっぴきならない

【漢字】のっぴきならない 【読み】のっぴきならない 【意味】本来は退き引きならないと言われ、退くことも引くこともできない、どうにも出来ない状況をいう。それ以上聞いてはいけない雰囲気があるので、早く帰りたい時に便利な言葉である。 【例文1】今日はのっぴきならない用事があるので、定時で退社します。 【例文2】のっぴきならない用事があるので残業は無理です。 【例文3】のっぴきならない用事があると嘘ついて上司の誘いを断る。 会社の後輩がある日こんなことを言いました。 「ちょっとのっぴきならない用事があるので、会社早退します!」 周りは唖然として、とりあえずその場は誰も何も言わないまま一日が過ぎたわけですが、正直みんなが思ったと思うんです。 「のっぴきならない用事って一体どんな用事?」 この言葉自体、そこまで聞きなれた言葉ではないですが、まぁ簡単言えば「絶対キャンセルできない」「何がなんでも出なくてはならない」みたいな意味だということは、 大体の人が知っていたし、だからこそ「どんな用事?」と聞き返す人はほとんどいませんでした。 「ちょっと家の用事で」と言えば「誰か具合悪いの?」と聞かれるし「通院のため」と言えば「具合悪いの?」と聞かれます。 でも「のっぴきならない」の一言って追及されないことが多いんですよね。 でも私はその後輩の子とプライべートでも食事に行くほど仲が良かったので、後日思い切って聞いてみたんです。 「先週の金曜日、のっぴきならない用事っていってたけどどうしたの?大丈夫?」と。 言いたくない雰囲気だったらすぐに「言いたくないならいいんだ、ごめんね」と謝るつもりでいたのですが、反応は意外なものでした。 後輩は「あぁ、あの日ですね」なんて呑気に笑いながらこう言ったんです。 「好きなアイドルのライブに急に誘われたんです!どうしても行きたかったんであぁ言っちゃいました!」 飽きれるのと同時に笑ってしまいました。「のっぴきならない」というこの言葉、周りの追及をうまく逃れる魔法の言葉なのかもしれませんね。 のっぴきならないとはどういう意味でしょうか。 普段生活していても全く効くことがありませんでした。 調べてみると、のっぴきならないののっぴきとは、退き引き(のきひき)から来ているようです。 退き引きならない、退くことも、引くことも出来ないどうしようもない状態を意味しています。 同じような意味をもつ言葉は、案外多くあります。「よんどころない」「やむを得ない」「致し方ない」「抜き差しならない」などは近い意味じゃないでしょうか。 使い方は会議で上司に発言したらのっぴきならない事態になった。 のっぴきならない重要な要件ですが、いい方法はありますか? 私はこのあとのっぴきならないことになると感じた。 のっぴきならない用事で出かけると言っていました。 などと使うようです。 具体的な事情を伝えたくないようなときには、便利な言葉です。のっぴきならない事情で始まると相手もそれ以上追及してはいけないような雰囲気になります。 会社でもこの言葉を使えば通用するでしょうか。月曜はのっっぴきならない事情で休みます。火曜はよんどころない事情で休みます。水曜は抜き差しならない事情で休みます。木曜は致し方ない事情で休みます。金曜にはやむを得ないが会社は辞めてもらうでクビですね。

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猫の首に鈴を付ける

【漢字】猫の首に鈴を付ける 【読み】ねこのくびにすずをつける 【意味】猫がネズミに近づいて来た時にすぐに逃げられるように猫に鈴を付けようとするが、誰が実行するのか決まらないというイソップ物語から、良い案だが、いざ実行となると決まらないこと。 【例文1】社長のカツラがズレたまま出かけようとしている...!誰が猫の首に鈴を付ける?! 【例文2】同窓会したいね。でも誰が猫の首に鈴を付けて幹事する? 【例文3】海外旅行行きたいね。しかし旅費が猫の首に鈴を付ける。 今回は猫の首に鈴を付けると言う言葉を解説したいと思います。意味は思いつきは良いが、実現の見通しが無いことです。語源を説明します。ネズミ達が頻繁に猫に捕まってしまうので、何か解決策はないかと会議を開きました。すると一匹が、猫の首に鈴を付けて鈴の音がしたら逃げれば良いのでは、と言いだしそれは良い案だと決まりました。では誰が肝心の鈴を付けるのか、ということになるとそんな危険な仕事を引き受ける勇気ある鼠は現れませんでした、という流れからです。 この鼠と猫のお話は寓話であり、そこからこの言葉と意味が生まれたようです。動物達の姿を借りて普遍的な人間の典型を描いた作品から言葉が生まれる事もあると実感させられます。猫の首に鈴というこの例えを実際に使ってみても、使われた側はピンとこないことが多いのではと思います。あまり認知されていないけれども、覚えておくと良いでしょう。こんな短い諺にストーリーが含まれており、意味を持たせるなんて日本語も中々奥が深いです。この言葉を知っていて、何か集団の内に自分がいる時に行動を迫られたなら、教訓を活かして思い切った選択が出来るかも知れません。折角学んだ言葉ですから、自分の糧にしたいものです。

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盗人猛々しい

【漢字】盗人猛々しい 【読み】ぬすっとたけだけしい 【意味】盗みや悪い事をしても平気な顔している態度。 【例文1】万引きをしても盗人猛々しく、全く反省していない。 【例文2】万引犯は盗人猛々しいので警察に通報する。 【例文3】盗人猛々しい態度がはなはだしい。 盗人猛々しいとは盗みや悪事を働いても平気な顔をしている様子を言います。 テレビで万引きをした者が反省もせず、開き直っている態度ですと警察に通報される、反省の色が見られれば初犯だということもあって見逃してもらえるパターンがあるのを目にします。どちらにせよこれは人としてやってはいけない事ですね。 中学校のクラスの同級生に頭は悪くはないんですが、両親教育者の家庭に育ったという男の子がいました。その子は試験中にカンニングをしたようだと噂されました。消しゴムに英単語を書いていたというのです。確認したわけではありません。その単語が出たかもわからないので。。まあそれからそうゆう小細工をちょくちょく目にしました。消しゴムに書くのも限度がありますよね。そこで悪知恵を働かせて今度は採点して返ってきた答案用紙の答えに正解なのに×になっていると主張して2~4点点数が上がったようです。さすがに二回続くと不審に思いますが、証拠はありません。しかし、ついに三回目の回答合わせで先生が最初の答案用紙をコピーしたから不正だねと暴きました。絶対に言い逃れはできません。堪忍したようでのちに保護者が呼ばれたのはいうまでもありません。

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肉を切らせて骨を断つ

【漢字】肉を切らせて骨を断つ 【読み】にくをきらせてほねをたつ 【意味】自分も痛手を受けるが、相手をそれ以上に叩きのめす。 【例文1】体格のいい相手と肉を切らせて骨を断つ覚悟で試合に挑む。 【例文2】事が公になったが、裁判で肉を切らせて骨を断つ。 【例文3】費用は掛ったが、慰謝料を勝ち取って肉を切らせて骨を断つ。 肉を切らせて骨を断つ、なんとも物騒な話です。 私は、お侍さんの時代に相手にあえて皮膚を切らせ血が出たところで油断をさせて、自分は骨まで達するようなとどめをさす。 何かを争うときは油断をしたほうが負け、油断をさせたほうが勝ち、油断をせずに戦えといった意味と解釈しました。 実際は自分も相当の痛手を受けるが、相手をそれ以上に痛めつける。捨て身で敵に勝つといった意味のようです。 油断は関係なかったようです。由来は中国であったり、薩摩藩であったりと色々な説があるようです。 剣道から来ているという説もありましたが、剣道は先にちょっとでも攻撃を受けてしまったら相手のポイントが入るから負けてしまう気がします。 普段の生活ではなかなか使えませんね。もし仮に相手から殴ってきたとしても正当防衛として適用されるのは相手と同程度のケガまでです。 自身以上に相手のケガが重症だった場合は過剰防衛とみなされてしまいます。骨を切った方が悪、場合によっては犯罪者にされてしまします。 では、どのような戦法がいいのでしょうか。冷静な判断能力をもって痛手を負うことなく勝利するといった意味で、肉は切られず頭が切れるなどはどうでしょうか。

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