tedukurikotoba (2563)

河豚は食いたし命は惜しし

【漢字】河豚は食いたし命は惜しし 【読み】ふぐはくいたしいのちはおしし 【意味】おいしいフグは食べたいが、毒に当たるのが恐ろしく、いい話ではあるが、危険を考えるとなかなか実行できない。 【例文1】そんなおいしい儲け話は、河豚は食いたし命は惜ししで怖いよ。 【例文2】ダイビングをしてみたいが、溺れるのも怖いし河豚は食いたし命は惜ししだ。 【例文3】持ち金を全部賭けたいが、河豚は食いたし命は惜しし。 河豚は食いたし命は惜ししとは、美味しい河豚は食べたいが、毒に当たって死ぬ恐れがあるので、命が惜しいということから、危険を伴う物事の実行をためらうことのたとえです。 人間が生きていく上では、このようなことは沢山あることでしょう。高い山に登ってみたいけれど、遭難するのは怖いとか、海に潜ってみたいけれど、流されてしまうのは怖いとか、自然相手の場合は特に考えてしまいます。また、仕事をしていく上においても、この契約を取れば自分の評価は上がるが、契約後の相手とのつきあいを考えると、辞めた方が良さそうだという事もあります。 さらに、とても素敵な男性を見かけて、恋に落ちたとします。ところが、その人には奥さんも子どももいました。 そこで、近寄るのはまずいかと諦めてしまいます。そのような場合も、河豚が素敵な男性で、命は自分の周囲全てのこととなります。 危険な所へは近づかないということなのです。そんな事を言っていては、何もできないと思う人もいることでしょう。もちろん行動全てに当てはめる必要はありませんが、心の片隅に、この言葉を置いていても良いのではないでしょうか。

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額を集める

【漢字】額を集める 【読み】ひたいをあつめる 【意味】寄り集まって相談する。 【例文1】仲間と額を集めて解決する。 【例文2】ママ友同士で悩みの額を集める。 【例文3】チームで額を集めて作戦を立てる。 私はインターネットは世界中どこでも人々をつなげることができる近年の発明の中でもとても大きなものだと思っています。 最初は思っていた不特定多数との接触というものも時代が進むにつれてそれに慣れていき、今や不特定多数の人との接触のほうが気が許せるという人も多いのではないでしょうか。 2ちゃんねるというサイトやtwitterといったサイトが有名になり、多く使われているのもそういった不特定多数へ逆に信頼というか安心が生まれているためだと思っています。 近しい人だからこそ相談できないという状況が多くあるのです。 私自身親や友人に相談するよりもネットで相談するほうが気が楽な面があります。 やはり少しでも自分を知っている人に相談すると自分をその情報によって色眼鏡で見られるということを恐れているためかと思います。 そうやってネットで額を集めている人々のおかげで新しい経済を回すものが生まれたりしています。 2チャンネルでの発祥の「電車男」などはその最たるものではないでしょうか。 不特定多数による相談とそれを実行に移した男性による物語なのですが、これが社会現象になり小説にも漫画にもドラマにも映画にもなっていったのです。 このようにインターネットは予期せぬ副産物も生む怪物です。 その怪物を操れるかどうか、自分たちの猛獣使いのスキルを上げてうまく付き合っていきたいですね。

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箔が付く

【漢字】箔が付く 【読み】はくがつく 【意味】箔が非常に高価であったことから、値打ちが高い。貫禄がある。 【例文1】彼は入社1年目からすでに箔が付いている。 【例文2】次の作品も箔が付くだろう。 【例文3】遺作として箔が付く。 「箔が付く」は、評価や価値が上がること、貫録が付くという意味を持ちます。使い方として「あの名作を作った映画監督は名前に箔が付いた」など、物事や事柄の評価が不動のものになる場合に付け足される言葉でもあります。 名前に箔が付くと「あの監督の作品だから名作に違いない」と思われるので、想像以上のプレッシャーを生んでしまうことや、良いイメージを連想させる言葉なので、より大きな期待が掛けられることがあると感じます。 もちろんそのような悪いイメージだけでなく、作品が最大に評価された敬称という意味で解釈できますし、これから先の人生で箔が付いたことにより、仕事がスムーズに行える地位が確立されたとみて良いでしょう。それだけ名前に重みや尊厳が生まれたとも言えます。世界的に活躍する「巨匠」と呼ばれる映画監督たちも、作品が高く評価されたから名前に箔が付いたと思います。 普段私たちが生活する場面では滅多に使用されない言葉で、誰かが生み出した物が大変素晴らしいと評価される時に、その作品の後世の影響力を考えて採用される言葉ではないでしょうか。そういった意味合いから考えても、何だか高貴で日頃から簡単に使用できるような言葉ではないようです。 「箔がつく」とは値打ちが高くなる、貫禄がつくという意味です。 私がその言葉を初めて聞いたのは学生時代です。 資格を取得する度に「これで履歴書に箔がつくな」と言う先生がいました。 商業高校だったので卒業後就職する同級生が多い中、 しばらく遊びたかった私はフリーターになってしまいました。 いつかは正社員で働こうと思っていたので、フリーターやっている間でも色んな資格取得にチャレンジしました。 資格は持っていれば持っているほど就職に有利になる。という言葉を覚えていたからかもしれません。 PC関係、英語、簿記や医療事務等の事務関係…自分にできそうな資格は手当たり次第勉強して取得しました。 その結果、履歴書の欄では足りないほどの資格の武装ができました。 実際に面接でも「すごいたくさん資格持ってるね」と褒められ、採用されました。 しかし、いざ働いてみて実感したのはテキストと実務経験は違うということ。 昔取得した資格の知識なんて記憶が風化してしまっていました。 資格で箔をつけたはずでしたが、金箔ではなくメッキだったためすぐにはがれてしまいましたとさ。 知識を自分のものにするにはメッキではなく、本物の金箔(努力)をつけなければと痛感しました。

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暖簾に腕押し

【漢字】暖簾に腕押し 【読み】のれんにうでおし 【意味】垂れている暖簾に腕を押し付けても張り合いがないことから、手応えがない時に使う言葉。 【例文1】彼は頑固でいくら注意しても暖簾に腕押しだ。 【例文2】暖簾に腕押しの付き合いでつまらない。 【例文3】憧れの彼女に告白したが、暖簾に腕押しだ。 いろいろな人がいる中、中には暖簾に腕押しのような人もいます。 反応がいま一つで、なんとなく吸い込まれていくような感覚さえ覚えることがあります。 以前の私は打てば響くような反応をしてもらわないと、なんとなく気分がスッキリしませんでした。 股、のれんに腕押しのような人は何を考えているのかがわからないので、いま一つパッとしないようななんだかモヤモヤした気分になってしまいます。 私は反応が薄い人というイメージが定着してしまっているので、突然の反撃に驚いてしまうことがあります。 暖簾に腕押しのような人のタイプもさまざまですが、場合によっては相手が出てくるまで待つ姿勢が大事なのかもしれません。 私は親に似たのか性格が短気なところがありました。 そのため、のれんに腕押しのようなタイプとは反りがありませんでした。 しかし、年齢を重ねるとともに短期の性格が災いすることも多くなり、半強制的に直さざるを得なくなりました。 今では待つことも覚え、以前よりはイライラすることもなくなったような気がします。 時を待つことで見えてくる事があるように思います。

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寝覚めが悪い

【漢字】寝覚めが悪い 【読み】めざめがわるい 【意味】目覚めた時に気分がスッキリしない、体がだるい。 【例文1】昨夜、友人と飲みすぎて目覚めが悪い。 【例文2】心配事があり、どうも目覚めが悪い。 【例文3】怖い夢を見て寝覚めが悪い。 友人と趣味の話で合わない事があり、口げんかになってしまった事があります。 私は自分に非があるとは思っていなかったので、謝るような事はしませんでした。 また友人の方も自分は間違っていないと言い、双方謝る事はありませんでした。 それから私と友人は、会わなくなってしまったのです。 自分は悪くないのだから、友人が謝ってくるまで、自分から謝るような事はしないと心に決めました。 そうしてお互いに謝ることなく、どんどん時が過ぎて行ったのです。 友人と口喧嘩をしてしばらく経って来た頃から、私は寝覚めが悪いと思えるようになって来てしまいました。 ケンカをしてしばらくの間は、頭に血が上っていて冷静な判断が出来ず、自分に非は全くないと思い込んでいました。 しかし時間が経つと、冷静にあの時の事が考えられるようになり、自分に非があると思えるようになったのです。 それで良心がとがめて、寝覚めが悪い状況になってしまったのです。 それから何日も寝覚めが悪い日が続き、私はやっと決心をして、友人に謝る事にしました。 「あの時はゴメン。なかなか自分の非を認める事が出来ず、謝るのが遅くなってしまった」と友人に謝りました。 そしたら友人も私に謝りたかったようで、「こっちこそ謝るのが遅れてゴメン」と言ってくれたのです。 こうして私たちは仲直りをして、また仲の良い友人関係を築き始めたのです。

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