tedukurikotoba (2563)

良薬は口に苦し

【漢字】良薬は口に苦し 【読み】りょうやくはくちににがし 【意味】良い薬ほど苦いが効き目はある。忠告は聞きづらいが、聞いておいた方がいい。 【例文1】父は子どもに厳しいが、良薬は口に苦しだ。 【例文2】年長者の言う事は手間が掛かるが良薬は口に苦しだ。 【例文3】練習はきついが監督の言う事は良薬は口に苦しだ。 よく聞く「良薬は口に苦し」という言葉ですが、具体的にはどういう意味でしょうか。効果の高い薬は苦くて飲み辛いというストレートな意味もありますが、自分にとって大切な忠告は受け入れがたい、または素直に聞くのが難しい内容である事も意味します。耳が痛いような内容だけどごもっとも、と感じた事は一度はあるのではないでしょうか。「孔子家語」にて「良薬は口に苦けれども病に利あり。忠言は耳に逆らえども行いに利あり」と記されているのも有名です。 使い方としては「先生の言った事を無視している彼は良薬は口に苦しという事をまだわかっていないのです」「先輩の指導は言葉も内容も厳しかったけれど、良薬は口に苦しという事でここは堪えて言う通りにします」などです。因みに他の国でも似た言葉があります。モンゴルでは「良薬は口に苦いが病に効く。誠実な言葉は耳遠いが物事に効く」というものがあります。内容は全く同じですね。ヨーロッパでは「口に苦いが胃に甘い」などもあるそうです。 耳に痛い事を上司や両親、先輩から言われてしまった場合は、カッとしたりへそを曲げたりしないで「良薬は口に苦し」という言葉を思い出して受け入れる事で結果的には美味しい将来が待っているかもしれません。

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横を向く

【漢字】横を向く 【読み】よこをむく 【意味】嫌と言う時に首を横に振るように、無視したり、拒否する。 【例文1】しつこい人の誘いに横を向く。 【例文2】儲け話しには横を向く。 【例文3】残業を強いられ横を向く。 断ったり相手を無視したりする意味の「横を向く」ですが、横を向くことは正直な心にだけでなく実は体にもとても良いのです。 パソコン作業中に顔を上下に動かしたり横を向いたりするだけで簡単にリフレッシュできます。 実は最近自分の顎がたるんでいることに気づき、慌てて対策を調べたことがあるのです。 そもそも加齢に伴い顎の筋肉も落ちるらしいのですが、生活習慣によるものも多いらしく、パソコンやスマホを長時間使っている時の姿勢が一番良くないことを知りました。 とはいえその二つは生活に欠かせません。 対策を調べたところ、そのうちの一つが横を向くことだったのです。 体は固定したまま顔だけを横に向けると首筋に一際目立つ筋肉があります。胸鎖乳突筋です。 これを刺激することで周りにあるリンパ節を動かすことになりリンパの流れが良くなるというわけです。 顎のたるみ解消のためにはリンパの流れを良くすることも大切なのです。 「横を向く」が悪者になっている、というのは大げさですが、正直な心にも体にも良いことだと私は思うのです。

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指一本も差させない

【漢字】指一本も差させない 【読み】ゆびいっぽんもさせない 【意味】少しの非難もさせない。 【例文1】このアイディアには指一本も差させない。 【例文2】自分が信じた道に指一本も差させない。 【例文3】誰一人として指一本も差させない。 指一本も差させない、とは他人に少しの非難も干渉もさせない意。 言葉は主語や目的語によって意味を変えてきます。 例えば、私はあなたをあらゆることから指一本差させない、これはあなたに非難を受けさせない、要はあなたをあらゆることから守るの意味を持ちます。他にもこの作品には指一本差させない、これは完ぺきな作品ができあがったことを意味します。このように、言葉はたった一つの意味を持つだけではありません。その言葉の意味が持つ範囲は広いのです。 だからこそ、対話は難しいのだと思います。伝えたいことが伝わらないこともありますし、誤解を与えてしまうこともあります。そういった時は、相手の気持ちを汲んであげましょう。非難をするばかりではなく、歩み寄ってみてください。指一本差させないような論理を武装するばかりでなく、指一本差せてしまうような愛嬌を持ちましょう。こうすることで対話がよりいっそう面白味を帯びます。 指一本差させないという言葉は、完ぺきなや好きのないといった意味で使うばかりではなく、例文に挙げたように誰かを守るために使ってみたいものです。そんなことを思えるような人との出会いを私は求めています。なんて、少しクサいですかね。

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藪をつついて蛇を出す

【漢字】藪をつついて蛇を出す 【読み】やぶをつついてへびをだす 【意味】藪の中の草木を素通りすればいいものを、つついてしまい蛇にかまれるたとえから、余計な事をしてしまったために災難がふりかかる。藪蛇と使われることが多い。 【例文1】パチンコで勝ったと自慢したら、皆に奢らされた。とんだ藪をつついて蛇を出す。 【例文2】宝くじ当選を自慢して金の無心に遭い、藪をつついて蛇を出す。 【例文3】出来る事を自慢したら、作業が全部回ってきて藪をつついて蛇を出す。 藪をつついて蛇を出すとは、余計なことをして、反対に悪いことを引き起こしてしまうことを言います。 藪というのは、低い木や雑草が沢山生えている場所です。最近では余り見かけなくなりましたが、こういった場所はなんとなく気味の悪いところもあります。そんなところをいたずら半分に棒でつついたなら蛇が出て来てしまったという例えです。つまり余計な事をしてしまった訳です。 このことから、他人の欠点や悪いことなどを深く調べたために、かえって自分が良くない立場になってしまったという場合に使います。例えば、あの人何か不正をしているかもしれないと思いいろいろ調べたところ、なんと自分の上司が悪の根源であったというような場合です。まさにドラマのような話ですが、ニュースを見ていると良く目にする事案でもあります。特に政治の問題では結構多いのではないでしょうか。 そんな大きな事ではなくても、ご近所さんの噂をちょっと話したところ、なんと大きな話になり自分にまで波及してしまったということもあります。たった一言を言わなければ、自分のミスが公にならずに済んだのにということもあるでしょう。 何かを暴こうとしたときには、自分に害が及ばないことを確認してから行うのがベストです。 俗に言う、「やぶ蛇」と略したもとわざです。

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物は試し

【漢字】物は試し 【読み】ものはためし 【意味】何事もやってみないとわからないので、試してみた方がいい。 【例文1】長崎の夜景が綺麗だと聞いたので、物は試しに彼女と行ってみよう。 【例文2】評判のレストランに物は試しに行ってみよう。 【例文3】物は試しに買ってみる。 タバコをやめたいなと思っている人は多いと思います。 自分もそうでした。でも喫煙中は、タバコが美味しくなくなる、妊娠する等の何かキッカケがないと結局やめれないんだよね。と思い吸い続けていました。 そんな中で、体調を崩してしまいタバコの本数が以前より減り、このままタバコをやめれないかなと、考えました。 食後や仕事終わりなど本当に吸いたい時と、何となくいつも吸ってるタイミングや手持ちぶたさから習慣でタバコを吸う時があることに気づき、習慣で吸うタバコを止めればもっと本数が減ると思いました。 ただ習慣で吸うタバコの代わりになるものがいります。 口さみしいのならガムや飴、歯磨きをする等を思いつきましたが、物足りなくタバコの代わりになるものと検索したところ、電子タバコが見つかりました。 自分の周りに電子タバコを吸っている知人は居なくて味は、煙は、吸いごごちはどんなものだろうと全くわからなく、これで満足するのかと不安もありました。 しかし悩んでいるその間にもタバコは吸っていて、これではいつまでたっても変わらないと思い、物は試しで一度買ってみようと、ネットで口コミをみて良さそうなものを購入しました。 実際使って見ると、煙が出る事で多少満足する事が出来、習慣で吸っているタバコは電子タバコに変える事が出来ました。 ただ外出先や友達の前などでは何だか恥ずかしくカバンから出す事が出来なかったです。 それでも家で電子タバコを吸う事でタバコの本数が減り、本当に吸いたい時のタバコも少しづつ電子タバコに変えていく事でタバコをやめる事ができました。 物は試しと買ってみた電子タバコは自分には合っていたようでとても満足のいく買い物でした。 物は試しで日常生活をちょっと工夫してみるのにはまっています。本当に些細なことでも実際大きな変化を生むこともあり、物は試しにやってみないとわからないことは多いんだなとつくづくその度に思います。 例えばビジネス書でいろいろ出来る仕事術や早起きのすすめなどいろいろありますが、実際に全て試してみるのはとても大変です。小さな子どもならまだしも私たちが大人になるころにははっきり好き嫌いや行動パターンが出来ていて、なかなかそういった慣習を変えることは難しいと思います。しかし私は自己流に勝手に解釈してまず少しだけそういった他人の考えを実践してみます。 忙しいビジネスマンのために早起きして勉強してスキルアップしようといった感じのビジネス本があったとします。たとえ今目指すものがなくても、少しでもそのアイデアがおもしろそうならまず早起きから始めてみます。まず最初はただ眠いだけですが、落ち着いて新聞が読めたり、コーヒーがおかわりできたり、慣れてくるとちょっとこだわった朝食を作ってみよう、夕食のしたごしらえをしておこうなどと結構有効的な時間の使い方が出来るようになってきます。本当にどういった方向へ結果が進んでいくのがわからないといった感じがおもしろいのです。もちろん気に入らなければ止めます。それでいいと思います、本当に「物は試し」なんです。 口で言うのは簡単です。それを実際に行動に移すことは内容にもよりますがなかなか難しいことです。そんなとき私はものは試しと思うようにしています。そう思うことで重い腰をあげる手助けになり、何事にもチャレンジしようとする精神も向上します。彼氏と同棲することも最初はあまり気が進みませんでした。頭で考えているだけだとどうしてもネガティブなことが多く出てきてしまったからです。お金がかかる。毎日一緒にいることで飽きるのではないか。実家暮らしからの同棲だったので家事がちゃんとできるのか不安。生活スタイルは合うのか。などなど悪い思いや考えでなかなか行動に移すことができませんでした。しかし、ここで私はものは試しと思うようにしました。何事も実際やってみなければその善し悪しなんてわからないのです。そう自分を後押しして同棲をはじめることにしました。いざ同棲してみると、はじめこそ生活スタイルや慣れない家事でいっぱいいっぱいになって彼と喧嘩をしてしまったものの、彼の生活スタイルを知ったりして慣れてくると、彼と一緒にいることが居心地良く感じてきました。家事や料理もできるようになってとてもいい経験になりました。ものは試しと思い同棲をしなかったら彼との相性の良さをここまで実感することはできんかったと思います。また、実家を離れて生活することで全てを自分でやらなければならなくなり、家事や料理、世間体や社会のことを体感でき、自分自身成長できる素敵な機会になりました。ものは試しと実際に行なってみることが必ずしもいい結果になるとは限らないと思います。しかし実際行わなければ良いことにも気付くことができないのです。失敗したとしても行なったことで、自分を成長させてくれる経験になると思います。

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