毒にも薬にもならない
【漢字】毒にも薬にもならない 【読み】どくにもくすりにもならない 【意味】あってもなくても変わらない。いてもいなくてもどうでもいい。 【例文1】引っ越しの手伝いをサボってばかりいる奴は、毒にも薬にもならない。 【例文2】練習をさぼる者は毒にも薬にもならない。 【例文3】毒にも薬にもならない奴は出ていけ! 役に立たないというよりも、役立てる方法が思いつかないというのが本当のように思えます。 そのままで役に立たないならば、物ならば加工、人ならば教育を施せばよいのです。 実際には費用対効果などの金銭問題が絡んできて一概に言えるものではありませんが、個人で出来ないならば社会や国家が取り扱うべき領分でしょう。 儲けている人間からは税金を搾り取り、金がない人間は放り出すでは、社会は穴の開いたバケツのように中身が零れ落ちてしまいます。 個人の努力が必要なのは勿論ですが、最初のキッカケ程度のサポートはあってもよいと思います。 全員が全員、成功することもないでしょうけれどそれでも必要なことではあります。 ただし毒にしかならないような存在がないわけではありません。 ありとあらゆる工夫や努力を台無しにして、そのことすら気にも留めないような人を見るとそのことを深く思い知らされます。 司法の手により裁ければ問題ないのですが、そういう輩に限って上手いこと逃げ回ります。 社会から毒だけ取り除く薬でも作れればよいのですが、そのような妄想は実現するはずもありません。 日頃生活をしていて「なぜこの人はあの人から大事にされているのだろう」や、反対に「なぜこの人はあの人から疎まれているのだろう」と疑問に感じる場面はありませんか。それはその人への見方が、人によって千差万別だからですね。誰かに好かれる分だけ、誰かに嫌われてしまうのは仕方ないでしょう。 しかし中には、誰にも嫌われたくないから敢えて誰にも干渉したくないと考える人もいるかもしれません。ですがこのような生き方をしていると、誰かから嫌われることはもちろん無くても、同時に誰かに好かれることも無く、誰かの役に立つことも無い人生を送ることになるでしょう。それは物寂しい人生になりませんか。 かといって誰にでも好かれるようになるのは無理と言えます。先にも述べたように、人は誰かに好かれる分だけ、誰かに嫌われてしまうからです。だから誰かに好かれたとしたら、別の誰かに嫌われてしまうのは致し方ないことなのです。 誰かに疎まれてしまうのはつらいことでしょう。しかし誰かから疎まれたとしても、誰かにとって役立つ人間になる方が、毒にも薬にもならないような人生を送るよりも有意義と言えます。人の役に立てると自尊心も芽生えて自信もつきますし、何より人から好かれてその人と仲良くなって、楽しいことができるチャンスが増えますから。
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