tedukurikotoba (2563)

腕に覚えがある

【漢字】腕に覚えがある 【読み】うでにおぼえがある 【意味】自分の腕に自信を持っている。 【例文1】職人堅気の父は70歳になっても腕に覚えがある。 【例文2】記憶力だけは腕に覚えがある。 【例文3】誰にも負けないと腕に覚えがある。 自分に自信があること、これなら誰にも負けない!という事を一つは持っていたいといつも思っています。自分にとって腕に覚えがあることってなんだろう?とふと考えてみました。まず真っ先に浮かぶのは手先が器用なことですね。小さい頃から何か手を動かしていないと落ち着かない性格で、ぼーっとテレビを見るということが出来ませんでした。編み物をしてみたり何かしながらテレビをみていました。 多分これは母譲りの性格だと思います。そんな母は誰から譲られたかというと母の母、つまり私にとっては祖母です。 祖母はとにかく手先が器用で木彫りの先生をしていました。自分で読んだ俳句に自作の絵で木彫りの版画を作っていました。年をとって目が悪くなるまでは木彫りの先生をしていました。小さい頃に祖母の家に行くと木彫りの作品が所せましと並んでいたのを覚えています。今はボケも始まって木彫りの方はまったくやっていませんが、俳句はよく作っているそうです。俳句作りも祖母にとっては腕に覚えがあることの一つです。何か印象的な出来事があると紙とクレヨンを持ってきて俳句と絵を描いてくれます。 そんな祖母を見ていると自分が年をとってボケてしまった時にもこんな素敵なおばあちゃんでいたいなと心から思います。

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息を吹き返す

【漢字】息を吹き返す 【読み】いきをふきかえす 【意味】諦めていたものが復活する。 【例文1】祖母のミシンを修理に出して息を吹き返す。 【例文2】最新技術で息を吹き返す。 【例文3】部品を交換して息を吹き返す。 息を吹き返すとは諦めかけていたものが蘇ることです。 私は手先が器用で趣味は人形作りです。子どもが幼稚園に通っている間、趣味をを見つけようと手にした本が人形作りでした。初心者にしては上出来だと夫に褒められました。子どももすごく喜んでくれて次は独身の頃に私がきていたシャツをリメイクしてみようと思い立ちました。さっそく実家からミシンを取り出してよなよな子ども用に仕上げました。なつかしい生地が息を吹き返して子どもが着てくれているなんて本当に嬉しい。それでいて子どもはすぐにサイズアウトするし洋服代もかからないし経済的です。私はどんどんはまって余った生地で体操服入れやシューズ袋を作りました。夫の黄ばんだYシャツは細かく裁断して洗面所の汚れ取りにしています。これだけ使ってもらえれば捨てても本望でしょう。 太って入らなくなったジーンズはバッグにリメイクしました。お気に入りのものだったのでまた息を吹き返すことができてよかったと思います。なんだか趣味がこうじてフリマでも出そうかしらと手作りに没頭している毎日です。

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上げ膳据え膳

【漢字】上げ膳据え膳 【読み】あげぜんすえぜん 【意味】ご飯を用意してもらい後片づけから何から何まで人の世話になる。 【例文1】温泉旅行に来た母が、上げ膳据え膳で楽だわ~と言う。 【例文2】恥ずかしながら20歳まで上げ膳据え膳だった。 【例文3】旅館では上げ膳据え膳の待遇。 私と両親と姉で、家族旅行に行く事にしました。 旅行先は車で一時間ほどの場所にある温泉でしたが、久しぶりの家族旅行だったので、私は嬉しくて仕方ありませんでした。 宿に着いた私たちは、まず旅の疲れをいやす為に温泉に浸かる事にしたのです。 しばらくして夕方となり、楽しみにしていた豪華な夕食が登場しました。 私は普段食べ慣れない豪華な食事に舌鼓を打って、しばし幸せな時間を過ごしたのです。 夕食が済んでから、母がぽつりとこんな事を言いました。 「旅行中は上げ膳据え膳で良いわね」と言ったのです。 母は私たち家族の食事を、いつも一人で作ってくれています。 朝食、お昼のお弁当、夕食と、毎日毎日不平一つ言わずに作ってくれているのです。 また母は私たちが食べた食器の片づけも一人でしています。 私も父も姉も、母が片付をやってくれるので、いつもそれに甘えてしまっていました。 毎日毎日365日、料理を作って片付けると言うのは、大変骨が折れる作業です。 そんな思いをしている母のこの一言は、大変重みがありました。 それから私はいつも上げ膳据え膳で良い思いをさせてもらっていた事を母に謝罪して、出来るだけ料理を作るのを手伝ったり、食器を片付けたりするようになったのです。 旅が好きと言うほどではないですが、たまに地元から離れて宿に泊まるような旅行をします。 ひとりだったり友達とだったり(ひとりのほうが多い)、1泊くらいの小さい旅行が多いです。長い旅に出たいとはあまり思いません。そんなスケジュールは組めませんし。 旅の魅力のひとつが、行った先で食べる食事です。旅先ではなるべく普段しているような、コンビニで1食すますようなことはしないで、お店に立ち寄ったり宿で食事をします。ゴージャスな食事は頼まないのですが、いつもの食事よりだいぶ贅沢をしている気分になります。 宿では部屋まで食事を運んでくれたり食べ終わったタイミングを見計らってお皿や鍋を片付けてくれたり、お布団をしいてくれたりという至れり尽くせりなサービスをしてくれます。普段の生活では絶対にこういうことはされません。この”上げ膳据え膳”な状態が、旅の醍醐味かもしれないとこのごろ思います。 いつもだったらしなければならない食事の支度や布団干し、その他の家事や雑用から解放されたひとときを味わうのです。 でもこれは、ひとときだからこそ嬉しいのかもしれません。普段の日常があるからこそ楽しめるのが旅です。

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藁にもすがる

【漢字】藁にもすがる 【読み】わらにもすがる 【意味】溺れた時に藁にすがっても助かるはずないが、切羽詰まった時は役に立たない物にまで頼りにしたくなるものである。 【例文1】藁にもすがる思いで頼み事をする。 【例文2】よっぽど藁にもすがる思いだったに違いない。 【例文3】勘当された親に藁にもすがる。 それはわたしがまだ中学生の頃でした。 部活の関係でどうしても行きたい高校があったのですが、そこは倍率の高い人気校だったため受験について頭を悩ませていました。 わたしの目指していた高校は公立校で推薦入試と一般入試との2回チャンスがあったのですが、部活ばかりに熱心で勉強をおざなりにしていた中学生のわたしは通知表の内容が芳しくなく、推薦入試では落ちてしまいました。 一般入試では、国語・社会・英語・理科・数学といった5教科の得点数によって合否が決まるのですが、とにかく理科と数学があまりにも苦手だったのでかなり焦っていました。 それに、一般入試で落ちると、滑り止めで受験していた私立校へ進学せざるを得なくなり、家庭の負担にもなるということで、あとがない状況でした。 当時は塾にも行っていなかったし、行きたいとは思わなかったので、藁をもすがる思いで、母の紹介してくれた知人が数学の塾を家庭で開いているということで通うことになりました。 通うようになったのも、受験目前の中3の冬休みです。冬休みは毎日通い、必死で数学の勉強をしました。 それも1年生の基礎中の基礎から数学を教えてもらい、中学で習う数学を冬休み中に総ざらいしたような感じになりました。 いままで自分はいったい何してたんだ…と自分に対して腹も立ちましたが、藁をもすがる思いで勉強した結果、受験本番ではある程度の得点を獲得し、合格することができました。 数学を教えてくれた先生には、いまも感謝してもしきれません。

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理路整然

【漢字】理路整然 【読み】りろせいぜん 【意味】話の筋道が正しい。 【例文1】彼女が言っている事は理路整然である。 【例文2】体験談が理路整然で納得する。 【例文3】理路整然で話す。 このあいだ同窓会がありまして、参加してきました。 友達が幹事のひとりだったので、彼女への義理という気持ちが大きかったです。けれど恩師にも挨拶できたし、他の同級生達とも話ができたので行ってよかったです。 この同窓会の発起人は友達ではなく他のクラスの人です。友達はその人に誘われて幹事のひとりになったようです。 この同窓会ではネットが活用されました。まず専用サイトが作られて、そこに登録した同窓生達が書き込みをできるようになっています。 当日前の参加者集めに活用したのがSNS、正確にはフェイスブックです。 ネットで参加者を集める役割を担ったのが私の友達でした。どういうふうにしたかというと、最初はひたすら同窓生の名前で検索を続け、見つけたフェイスブックが同窓生本人だとわかったら、コメント欄やメッセージに同窓会のお知らせを書き込むそうです。 こういう作業は、親しかった人ならともかくそうでもない人にはしづらいと思うのですが、友達はそういうことは平気みたいで臆することなくお知らせを書き込んでいたそうです。〇人に連絡するのに〇日かかったとか、その他の幹事としてのめんどうな作業について冷静に話す彼女に”理路整然”という言葉が浮かびました。彼女は本業の仕事もできる人なのだろうなと思います。

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