【漢字】石にかじりついても 【読み】いしにかじりついても 【意味】どんな困難であろうと耐え抜く。 【例文1】石にかじりついても自営業を閉めるわけにはいかない。 【例文2】石にかじりついても営業を続ける。 【例文3】石にかじりついても夫についていく覚悟だ。 石にかじりついてもとはどんな困難があろうとも必死に耐えることです。 私は20歳で結婚して夫の両親と同居してかれこれもう20年。 気づけば3人の子どもたちは社会人になり家を離れて暮らしております。 義理父母の老後のお世話こそ今はまだないが、不満は山ほどあります。 ご飯は上げ膳据え膳のうえ毎食炊き立てでないと機嫌を損ないます。飲み会やパチンコに行くときは2万円渡します。(お小遣いは別途支給) お風呂のお湯温度は43度。子どもの躾や教育は全く無関心挙げればキリがありません。しかしお気楽に専業主婦をやってられるのも親から引き継いだド田舎ですが、大きな持ち家があったからこそ生活に余裕があるとわかっているから石にかじりついてもいろいろとガマンしております。 そんな生活の中で脅かされる出来事がありました。夫のお父さんが倒れて入院しました。脳梗塞です。隣県に住んでいる娘も心配で飛んで帰ってきました。一命は取り留めましたが、退院してもリハビリが必要です。毎日の送迎に疲れ果てていた私に夫がありがとうとたった一言私に言ってくれました。普段絶対ゆうような人ではありません。照れくさいんだなと思って夫と家族をこれからも支えたいと思った日でした。1年間のリハビリを経て夫のお父さんも今ではやっと普通の行動ができるまでになりました。 40歳という年齢にして、脱サラし、長年の悲願だった喫茶店経営を始めました。席数も10席くらいの小さなお店です。もちろん1人で回します。 脱サラ前から準備を開始して、わからないなりにもプランやスケジュール、その他もろもろを対処しオープンへこぎつけました。 しかし、この世界そんなに甘いものではなく、開店当初はまだよかったのですが、徐々に売り上げが落ち込み始めました。「3年でほぼすべての飲食はつぶれる」この言葉は業界では有名で、当店もそれに1歩1歩近づいているような感じでした。 経営だけでなく、実際の実店舗でも長い間やっていれば嫌なことが発生します。自信をもって出した品物が拒否・否定される、上から目線のお客様に理不尽な要求を突きつけられる、望んでいない招かれざる客の来店。 毎日が苦労の連発で、体が悲鳴を上げることもあります。でも、期待して来てくれる常連や新規のお客様を待たせるわけにはいきません。つらい体を押し殺しながらも、店についてしまえば気分が晴れます。やっぱりなんだかんだで、私はこれが好きなんです。 脱サラ前は一般的な事務員でした。1つの所に長い間勤めていたため、何も特別な資格を持っていません。年齢も40歳というところですので、世間的には再就職(正社員)は難しいといわれる年代です。もし、自営業を廃業したらどうなるのか。想像したくもありません。そんな想像よりも、石にかじりついても自営業を続けてやるという決意で日々過ごしています。
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